イベントが予定されていた日曜日は、全員の都合がつかなかったため、急遽月曜日に「もりマナスイッチつくり」を行ないました。
ピタゴラスイッチ好きの4名が集まってくれて、“おかさん”が温めていた部品をうまく組み合わせてくれました。
これがスタート台です。
コルクボードに横に設置された角材の一番下の段に静かにビー玉をおきます。
すると、ビー玉の動きが次々と上の段のビー玉に伝わり、最終的に右となりにある丸い筒の中に飛び込みます。
勢いよく落ちたビー玉は下方でクルクルループで一回転して写真の手前側に向かって出てきます。
出てきたビー玉(中玉)はその勢いで、レールに横たわっている「菜箸」を蹴飛ばします。
すると、菜箸を噛んでいた「洗濯ばさみ」から菜箸がはずれます。
そのとき、「洗濯ばさみ」のばねが大きな力で「洗濯ばさみ」の上に置いてあったビー玉を跳ね上げます。
上の写真を違う方向から撮ったものです。
「洗濯ばさみ」に跳ね上げられたビー玉は坂道を勢いよく駆け上り、工作用紙で作ったコースに乗ります。
いくつかくねくね曲がりながら比較的ゆっくりと落ちてきます。
そして最後にビー玉は、「角材で出来たビー玉コースター」のスタートスイッチを押します。
「角材ビー玉コースター」から転がり出たビー玉が、このあと「竹鉄砲」の発射スイッチを押します。
というコースです。(写真にはまだ、「竹鉄砲発射装置」の部分が接続されていません。)
朝10時半からはじめ、2時間後までにできたのは、今回の写真の一番上のコースのみでした。
ちょっとした装置ですがうまく作動するようにするにはものすごい工夫の数々が必要です。
それをまざまざと実感しました。
午後再開し、一つ一つコースを継ぎ足していきました。
それぞれの部分部分ごとにテストを行い、うまくいくことが確認されたら、つなぎのテストです。
しかし、部分部分ではうまく作動した装置も、バトンを渡す段階で失敗を繰り返します。
そしてそのたびに、それぞれの部品を一部手直しして連続動作の確認をします。
これを繰り返し、全部で70回くらいのつなぎテストを行ないました。
そして、タイムリミットの夕方6時になりました。
お陰さまで、かなりうまく連動するようになりました。
しかし、あと一歩でした。
「角材で作ったビー玉コースター」と最後の「竹鉄砲」との連携がうまく行きませんでした。
この2つの部分ごとの連携はうまく行くことが多くなった(100%ではありません。)のですが、コース最初からの連動では、ここがネックとなってしまいました。
次回何とかここもクリアーしていきたいと思います。