温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2013今週の審判(9月第1週)No2

2013-09-05 22:14:14 | 野球審判活動

今日は、何とも残念なテレビの光景を見てしまった。
久しぶりに早めに家に帰って、早めの晩酌。
今日はちょうど女房が娘のアパートに行ったので、そのうちあまり見ないテレビをつけ、地デジ、BSをカチャカチャ(いまでは無音のプッシュだが)していると、U18の日本選手団が、韓国と試合をしていた場面が出てきて、そこに落ちつき見始める。
初回から日本の力ある攻撃で、得点を重ね、すでに2回を終わって、日本の優位な展開の試合。
U18は、1か月前に甲子園を沸かせていた高校球児の選抜日本チーム。
そんな、まだ熱い甲子園のほとぼりが冷めないままの気合十分な球児たちが、思いっきり試合をすれば、おそらく今の時期、このチームに勝てるところはない。
そんな、一方的な展開の3回くらいの時に、ようやく韓国選手が、ヒットで1塁に。
ノーアウト1塁は、すでに劣勢の韓国にすれば、反撃のチャンス。
韓国はこの後どんな攻めで来るのか、日本はいかにチーム力で、この場をしのぐかと思っていたら、その矢先、日本チームピッチャーが1塁に牽制。
1塁ランナーは、ピッチャーの投球モーションを見ながら、2塁方向に進もうとしたが、ピッチャーの鋭い牽制で1塁を追い出され、結局1、2塁間に挟まれタッチアウト。
この後韓国チームの監督が審判主審に対し、おそらくこの牽制の腰の入れ方、足の出し方はボークであると詰め寄った。
この時の日本ピッチャーの1塁けん制は、いくらJAPANひいきの私でも、ボークと思った。
けん制は、けん制する際まずベースに向かって足を出すのだが、この時のピッチャーの前足は、1塁に速やかに出すのではなく、しっかりと投球動作と同じように、さもホームに投げるほどまずは足を挙げ、そのあと1塁に向かってではなく、ホームと1塁とのちょうど半分の45度の位置に足を下して1塁にボールを投げた。
これでは、1塁走者も、惑わされ2塁に向かってしまう。
こんなけん制でいいのか?
おそらく甲子園では、厳格にボークを取られるのではないか。
こんな光景を日本全国の高校球児ファン、あるいは高校球児、また、中学生や学童が見たら、こんな程度ならボークにならず、むしろあれでアウトをとれるのかと、誤解してしまわないだろうか・・・?
久しぶりに見たテレビから、少し心配事ができてしまった。

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