温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2020 外出自粛という大事な行動

2020-04-21 07:03:14 | 気になるニュース
ニュースでは、東京都や神奈川県内の普段ごった返す交差点などで、80%近くの人の減少が見られたという。
しかし一方、大きな感染拡大が見られない、九州を始め、減少数が少ない地域もあるようだ。
この芳しい数字を残さない地域は、この結果どうなるかを、改めて考えるべきだ。

全国では、無念ながら外出を受け入れないように閉店、閉館を決断する個人商店や飲食業などがある。
その切羽詰まった状況を知っていて、外出の自粛を考えないで不要不急の行動をしているのか。

今、千葉県のサーフィンメッカに東京、神奈川からのナンバーの車が押し寄せている。
そして、なぜ来たかの問いに、外出自粛は聞いているが、サーファインをしたいための欲望にかられ来たと、平気な顔でのうのうと答えているサーファーがいた。
なんとも聞きたくない報道インタービューを聞いてしまった。

そして、その状況は、われわれ牧之原市の静波海岸でも同じ。
こちらは、車が止められないように、駐車場を閉鎖した。
私が観光課長の時、静波海岸の砂浜を駐車場に、県の補助を受け整備した。
日本全国、砂浜に駐車場があり、駐車した車からサーフボードを抱え、あるいは水着のまま海に入ることができる浜辺はそうもない。

そんな絶好の環境なので、全国から若者が来てくれる。
しかし、今のこの時は、さすがに首都圏、中京、大阪地域からの車が押し寄せることは、地元の不安が高まる。
だから、夏場の海水浴場管理以外は閉鎖しない静波の駐車場だが、ここは閉鎖して、他地域からのサーファーの流入を防ぐ。

しかし、これは地元サーファーの不都合になることでもあるが・・・。

ただ、こんなところは、地元サーファーは気にしない。
車の乗り入れができなければ、歩いて、自転車でボードを運び、波に乗るだけ。

自分自身の欲望で、サーフィンをしたいために自粛要請を無視して来る若者。
おそらくこんな若者は、本物のサーファーではない。

私が知る静波海岸で出合うサーファーは、だれもが海を愛し、そして、人とのコミュニケーションを大事にするいい連中だ。

そんなサーファー達は、こんなコロナウイルス自粛のときに、あえて、いつものホーム、あるいはサーフィンのメッカなどにはいかないと思う。
そこで感染が出たら、サーフィンどころではなくなる。

本物のサーファーは、自分の常連波乗り海岸を愛するがゆえ、そこに万一のことがあることを警戒し、あえてリスクを持っていかないだろう。

都会の人間すべてが、保菌者だとは思わない。保菌者ということを前提に述べているわけでもない。
ただ、だれもが日本全国このウイルス禍から一日でも早く脱出したいと思っている。

だから、ここは、各自自分の欲望をすてて、行動範囲を極力狭めるべきだと思うが・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう!


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