明日はいよいよ選抜大会審判。
島田球場で久しぶりの球審。
島田球場で過去には中学、社会人など何回か球審を経験しているが、私の記録では、平成20年の夏の高校野球選手権大会1回戦が最終。
それ以来の6年ぶりである。
今でも忘れない、夏の選手権大会初球審がその時。
その時のメモには、「選手権初球審。ダートサークル内機敏に。」と記している。
今でも覚えているが、YAGI榛南支部審判長が審判控室にいて、私のジャッジを心配そうに(!?)見ていてくれた。
試合終了後の反省会で、YAGI審判長から、ボールデッド中も常に駆け足で動いているが、唯一本塁回りになると歩いているとのご指摘をいただいた。
あの時からもう6年たっているのか・・・。
だからといって、あすの球審を今から特別の思いで緊張しているということはない。
先週は全日本少年軟式野球大会支部予選の球審を今季初審判ではあるが、こなしてきた。
このぐらいの歳の老審判員となると、緊張感よりは中学生のはつらつとしたプレーを楽しみにすることのほうが大きい。
球審だろうと、塁審だろうと審判を楽しむことは同じ。
各選手も、思いっきり日頃の力を出し切り、野球を楽しんでほしいものだ。
そういえば、ソチ冬季オリンピックも終盤。
特に印象に残るのは、女子フィギアスケートの浅田真央さんだが、最初の演技のショートプログラムでは不本意な結果だったが、最終の演技は彼女本来の滑りを見せた。
このたった1日の違いで、演技が修正されるのか、こうも人が変われるのかと驚きである。
おそらく、最初の演技のミスでいろいろ考え、最終的に吹っ切れて、無心の演技につながっていたのだろう。
とにかく終わり良ければ総て良しであるが、実はこれを中学選抜大会に置き換えた場合、大会はトーナメント式の一発勝負。
一度の失敗で負け勝負となった場合は、もうそこまでである。
別にフィギアスケートのプログラムに文句を言うものではない。
重要なのは、大舞台を幾度となく経験している浅田真央さんでさえ、無心の演技にはその前の大きな失敗が、必要であるということ。
ということは、野球でも野球審判でも同じだが、本番前にいくつもの大きな失敗を積み重ねておけということ。
本番中に大きな失敗をしたら、いくらその後無心に返っても、勝敗に取り返しのつかない事態ではもう遅い。
それより、日ごろの練習試合などで、思う存分(!?)失敗を経験しておいたほうがいいということである。
審判もそう、しがない印刷屋審判員のように、講習会で散々失態を見せ、その都度指導員からありがたい(!?)ご指導を受けていれば、いざ本番ではもう割り切って無心の状態となるだろう。
わたしはそういう経験がないのでよくわからないが・・・。
そういえば、来月8日指導員講習会、9日1級審判員講習会があったっけ。
私も、その後の審判で無心のジャッジをするために、少しは失敗をしておいた方がいいか・・・!!??
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温故さん今日はSBS大会どうだったでしょうか?あの大会は独特の雰囲気があって緊張感も持ちますよね。
今年の審判講習会はたくさんの改正がありますが、頑張っていきたいと思います。