温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2018 台風13号No2

2018-08-09 06:48:55 | 日記・エッセイ・コラム
人間というものは身勝手なもので、台風が迫っていれば、来てほしくない。
しかし、台風が遠ざかればこの日照り続き、とにかく水分がほしいと、台風のはしくれの雨雲のちょうどよい降雨を期待するが、世の中そうはうまくいかない。

それにしても、雨が降らなければ、ずっと降らず日照り。
雨が降れば、それは集中豪雨で河川氾濫、土砂崩れ、程度が軽くても交通機関等の影響を及ぼす。

ちっと差が激しすぎる。
そんな極端な豪雨の心配を、過去2、30年前に果たしてしていただろうか・・・!?。

台風は、もちろんそれなりの覚悟をしていた。
しかし、集中豪雨などの気象現象は、きっと今ほどではなかったと思う。
それだけ、今の気象現象の異常さを痛感せざるを得ない。

おそらく、水害を経験した地域は、国からの助成で、二度と起こらないようなハード対策が進められる。
しかし、今まで水害などの経験をしたことがない地域は、回りの河川の護岸対策、土砂災害に対する対策はきっと後回しになっている。

悲しいことではあるが、何も起きない地域には、国の助成などはまったくつかない。
そして何かあった時に、手厚い助成を受けられる。

しかしよくよく考えると、何かあってからの対策では、こと遅かりし。
ことが起こる前に、整備を進めておくべきだ。

まだ起きていない災害に対し、仮想の上で対応策を多額の費用をかけ実施するということは、予算編成上困難なこと。

今何も起きない地域の中では、有事の際に耐え切れそうもないと判断されている河川の土手とか、ため池、治水施設などがあるにもかかわらず、財政的支援を受けていないところが多くあるだろう。

きっと、国の予算は、そんなハード整備より、介護や医療給付などの社会保障面の、人を相手とする予算付けに、充実しなければならない現実がある。

わからないでもないが、命あっての保障、昔から比べ建設事業予算の大幅な削減を見るにつけ、人を守る国土の建設は、さすがに最優先されるべきと、最近の自然災害を見ながら思わざるを得ないのだが・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう!

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