温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2019 年号の切り替わりNo4

2019-05-02 06:47:26 | 日記・エッセイ・コラム
なんだかんだ平成から令和にかけての移り変わりの所感を掲載したが、とどのつまり、昭和から平成へと、平成から令和へとの決定的違いを、ひしひしと感じる。

昭和から平成は、要は昭和天皇が崩御されての必然的な年号の移り変わり。
それに対して、平成から令和は、現天皇がご存命の中での退位と即位。

そうなると、昭和から平成の時は、昭和天皇がなくなられ国民が悲しむ自粛の中での改元。
当然にお祭りモードではない。

ところが、平成から令和は、天皇が象徴天皇としての責務を果たせなくなるご高齢を勘案しての退位。そしてその退位は、国民もそれを願い認めたもの。

当然である。普通、一家でも、親父お袋が高齢になり、地域の会合に出たり役員になることがわずわらしく(!?)なれば、その息子たちに任されるようになり、親父お袋は御隠居である。

世間一般ではいともたやすく世代交代ができるが、そこはやはり天皇家、簡単には御隠居などは難しいと思うが、それでも足元おぼつかない、寿命を削ってまでの公務を国民は望まない。

人間引き際が大事だが、自分で判断するその場すらも与えられていなかった天皇は、大変なご心労であっただろう。
それを思えば、国民もご退位できて一安心である。
今回の平成から令和への切り替えは、お祭りムードでOK、国民がこれを望んでいた。

これをきっかけに、社会経済など日本が明るく、将来を望めるステップアップになればと切に希望いたします・・・!?


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