温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

H18審判回顧録No3

2006-12-30 10:08:58 | 野球審判活動

今年印象に残った審判No3

「静岡県還暦軟式野球リーグ開幕日」

日時:平成18年4月15日(土)

場所:島田第2球場

対戦(点):静岡シティクラブ(7)対熱海クラブ(0)

天気:晴れ

試合時間:1時間40分

担当塁:球審

特記事項:選手交替のときのスムーズさ。

野球は、60歳を超えてもできるスポーツ。むしろ過去の俊敏なプレーはできないが、気合と元気さは若いとき以上のような気がする。

4月15日この日は、県下還暦チームの今年度リーグ戦の開幕。朝8時から島田球場で全チームが参加の開会式が行われた。

しかも、夏の高校野球選手権大会にも劣らぬ堂々の入場行進から始まった。これから10月まで、真夏の炎天下の中でも元気を出して対戦する。

この還暦の試合を審判すると、こちらがパワーをいただいている感じである。

この日は、静岡と熱海のチームの対戦。実力は静岡シティクラブが一枚上手であった。

特に、ピッチャーがよく、高校球児のとき甲子園のマウンドに立ったとのこと。それでなくても還暦野球は、ピッチャーとホームの間は一般より2mほど短い。それを、今も立派に現役で通用できるほどのかつての名投手が力投すれば、なかなか打てるものではない。

熱海のピッチャーも普段投げなれているようであったが、いかんせんバックのエラーが多く、序盤に大量点を与え、結局7対0の静岡大勝であった。

この日の審判は3人制。私は球審を務めたが、この時の3塁はN金氏であった。

N金氏は、審判の仲間では知る人ぞ知る技術、気力、審判への取り組み姿勢の全てにわたり、県下トップクラス。高校選手権大会では、常に準決・決勝などを多く手がける。

日頃チームを組むときには、いろいろアドバイスをいただく尊敬する審判員である。

そんなN金氏からの今回のアドバイスは、特に球審のジャッジ技術に対するものはなかったが、選手交替時のスムーズな本部へ、相手チームへの伝達を指摘された。

よく学童、中学などの練習試合などは、終盤、選手の交替が頻繁に行われる。

また還暦も同様、なるべく多くの選手を試合に出すよう、各チーム選手を交替させる。

そのような中、今回も、終盤、劣勢の熱海チームは、一度に数人守備を替えて来た。

このとき、監督の交代の告げ方が要を得ず、こちらも確認しながらやり取りしていたので、少し本部前で時間がかかっていた。

選手たちは、すでに投球練習を終え、パッターもボックスに入り試合を始めるばかりの状態であった。

したがって、この様子を、試合終了後の反省のときに指摘されたのである。

もっともなことで、たくさんの選手交替の場合は、臨機応変に行えば良い。特に、このような大会は、事前に選手登録とメンバー票のチェックを行っているため、間違った選手の起用はない。

したがって、たとえば、監督が直接本部(本部が無いときはチーム)に直接告げさせるなどを行えばいい。

N金氏あるいは他の先輩審判員と組んだときは、特に向こうから言われなくても、こちらから今日のジャッジに何かありましたかと聞くようにしている。

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1 コメント

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N金氏は甲子園へ派遣経験のある方ですね。 (静岡)
2006-12-30 18:51:41
N金氏は甲子園へ派遣経験のある方ですね。

高野連新人審判研修会にも講師で来ておられ熱心に指導されていました。
試合後に先輩審判員や技術が素晴らしい審判員にアドバイスをもらうことはいいことですよね。

管理人さんの審判に対する熱心さが伝わってきました!!

選抜甲子園大会に西部地区H支部所属のM嶋氏が派遣されると副地区長から聞きました。近くの支部の方なので、親近感があるので選抜を見る楽しみが増えました。がんばってもらいたいと思っています。
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