温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2023 米中首脳会談No2・・・

2023-11-17 07:05:39 | 気になるニュース
結構和気あいあいと二人だけの散策を楽しむバイデン大統領と習主席。
その笑顔には、お互いのギリギリの妥協点を探り合ってのいい結実になったことを表しているようだ。

今や世界のトップ二人が世界に向けて笑顔を表せば、ウクライナやガザ地区の大きな課題を外せば、世界で起きている齟齬軋轢は、だいぶ解消される。

共同声明までは至らなかったが、ある1点を除けば、別々の記者会見での両者の発表内容は、ほぼ同じ・・・、やれやれと思うが、肝心の台湾問題については、だいぶ意見の差があるようだ。

もともと中国は、なぜ台湾をそんなに中国国家の一部としたいのか、中国が台湾にこだわる理由が私にはよく理解できない。

と言うか、過去の歴史において中華人民共和国の毛沢東に敗れた中華民国の蒋介石が台湾に逃れ、そこで中華民国を始めた・・・。

台湾は元々毛沢東の思想を踏襲する中華人民共和国の一部だったかもしれないが、蒋介石が台湾に移った時点で、蒋介石の中華民国を排除しなかった中華人民共和国、そこで袂を分かち合った今は、それぞれの歴史が歩み続けているのではないか・・・。

今、統一にこだわる中国は、台湾の地政学的な重要地点であることに気づき始めた・・・。

中國が民主主義国家なら、台湾の独立を手を叩いて歓迎するだろう、しかし、共産主義の一人の独裁者による国家統制。

それゆえに、台湾も中国の一部とごり押しをする習主席・・・。

ただ、アメリカよりもその問題個所が日本の直近と言うことが、日本にとって厄介・・・。

万一の中国蜂起の場合、アメリカとともに日本も同盟国として対応しなければならないが、今の段階でその備え、国民が自国を守ろうとする心構えにおいては、おそらく今の日本人は皆無の状況・・・。

そうなると、バイデン大統領と習主席が仲良く台湾問題を語っていただかないと、日本は窮地に陥る・・・。

今回は台湾問題は決裂の状況の陽だったが、少なくとも両氏が話し合える場ができ始めたということで、まずは胸をなでおろす・・・。



コメント
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