いやはや、いつもアメリカについては、不可解なことが多すぎる・・・。
前回の大統領選挙の時の暴動扇動にとどまらず、脱税、スキャンダラスなどに対する訴訟が起こされているにもかかわらず、トランプ氏を支持するアメリカ人が時にはバイデン氏以上だという。
訴訟の被告人と言うことは、場合によっては犯罪者にもなりうる。
トランプ氏の罪状の中には結構灰色以上の有罪性を持つものもあるという。
こんな方が次期大統領選挙に再出馬できるアメリカと言う土壌に、結局今世界の混乱を誘発している元凶があると感じる・・・。
アメリカは政府、国民ともに一枚岩でなければならない。
そのアメリカの意思、世論は、過去、世界で起こる地域紛争にくさびを打つ役割を持っていた・・・。
しかし今やアメリカ国家自体が左右に揺れる不安定さ。
これでは、世界に冠たるアメリカ艦隊をも記憶のかなたに追いやられてしまう。
どうしてこんな心細いアメリカになってしまったのか・・・!?
ウクライナ侵攻のプーチン氏は、ウクライナが相手ではなく裏に存在するアメリカが標的と言う。
また、ガザ地区攻撃に対して、イランその他のパレスチナ支援国すらも、非難するのは残虐なイスラエルではなく、その裏のアメリカに矛先を向ける・・・。
いつからアメリカが国際的支配権を失っていったのか・・・!?
トランプ氏の自国主義尊重から、歯車がきしみ始めたような気がする。
トランプ氏以前の大統領は、アメリカがいかに世界の警察としての役割を維持するかに腐心してきた。
しかしトランプ氏は、視点を世界に向けるのではなく国内に向け始めた・・・。
ここから、中国が、ロシアが、そして北朝鮮が出さなくてもいい鎌首を持ち上げ始めた・・・。
世界の歯車がきしむ今、やはり強靭なアメリカ、いや世界を束ねるほどの強い民主主義の復興が狂った秩序をもとに戻すことになると思うが・・・。