温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2019 消費税アップ騒動!?

2019-10-02 06:50:59 | 気になるニュース
消費税アップ前の9月30日、となり町のスーパーでは、普段よりも多い買い物客でにぎわった(!?)ようだ。
カートの中には、というか中に収めきれないほどの品物の量。

私は見なかったが、特にトイレットペーパーやティッシュなどを山のように積んだ(!?)カートが・・・。
ただ・・・、疑問に思うのは、最も安い消耗品のトイレットペーパーやティッシュ。

これが、金の延べ棒や高級腕時計なら、8%から10%の差額は結構な額になるが、言っては何だが、必需品とはいっても、元々バーゲンセールを行う消耗品を買いだめすることは、理にかなった増税対策なのか、さすがに疑問を感じる。

ここで考えるに、おそらく、トイレットペーパーなどを買いだめする方々は、その9月30日と10月1日の支払いの差は、十分分かっているだろう。
でもなぜ購買の行動に移るのか・・・。

おそらく、なにもしないでもいいのだが、一部の冷静を欠いた消費者が、買い急ぐ、買いだめる行動に出ることで、きっと普段冷静に消費行動を取る庶民を、不安にさせ、衝動買いに走らせるのだろう。

残念ながら、消費税増税を一般庶民は冷静に考えられていない。


しかし、正確な情報、必要最低の情報を受けていれば、一般庶民は、冷静に自己判断で、今回の税率アップを受け止め、必要最小限の対応をするだろう。

しかし・・・、しかしである、軽減税率とやらの複雑な制度、また報道の必要以上の消費税アップ報道で、庶民の冷静な感覚がマヒしている。
国は、そんな微妙な消費者の感染行動を、むしろ事前に想定していたのか・・・。

まあ今のところ過去の5%から8%への上昇の時ほどの混乱はない、というのは庶民だが、一方、業者側の軽減税率の複雑さに翻弄される膨大な労苦は、しばらくは引きずるだろう、しかも大手よりは中堅どころ以下の事業主に負担がかかる。

それにしても、こんな様相を見て、こんな軽減税率やポイント還元などと考えた政治家、お役人は、さぞ満足しているのか・・・!?
少なくとも、自分自身が、税率アップ前のスーパーのレジに立ち、あるいは販売現場においての議論を重ねたのか・・・。

私は消費税増税そのものは、反対しない。
今の社会保障に要する膨大な赤字財政を少しでも改善するためには、やむを得ないと思っている。

今の私は、消費税アップとはいっても、平常心(!?)の消費行動の一般国民だが、国民の判断をマヒさせるメディアの過剰な消費税アップ報道と、政治家、国のお役人の庶民からかけ離れた机上の政策にうんざりして、吐き気をもよおす・・・。

さあ今日も頑張っていくしかない!
コメント
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