温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2019 巨人の終焉

2019-03-22 06:31:25 | 気になるニュース
いくら天才、あるいは実績を伴った鉄人であろうと、やはりその終了がある。
要は、その終わり方。

昨日のイチローの各打席を見ていたが、一頃と違う打席の雰囲気を感じた。
昔なら、ファーストストライク、あるいは甘い球は自然に体が反応して、バットがスムーズにボールを叩いていた。
しかし昨日は、甘い球をそのまま見逃す、追い込まれ難しい球を打たされるといった感じだ。

バットコントロールの天才といわれても、それは、円熟した心技体が伴ってのこと。
いくらマシンのイチローでも、心技体をいつまでも保ち続けることはできない。
いやよくここまで保持してこれたか、そこのところが人並み以上の称賛されるところ。

最後1本出て終わりたかったと思うのは私だけではないだろう。
しかし、ヒットのなかったゲームではあったが、試合はマリナーズが延長で勝利。

もうすでに試合の初めには、イチローの引退表明があると報道されたその試合が、チーム一丸となった勝利で終了したことの意義は大きいような気がする。

日本でのプレーで最期を迎えたイチローのそのお膳立ては監督、同僚の最高の心遣いだ。
それほどまでに大事にされたイチローは、日本人の誇りだ。

自分の今の力をしっかりと受け止め、きっぱりと引退。
終焉の仕方をイチローから教えられた。

さあ今日も頑張っていきましょう!
コメント
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