温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2017 伯母の三回忌

2017-07-22 06:54:27 | 日記・エッセイ・コラム
今日は伯母の三回忌。
このとても暑い中、仕事も趣味も敬遠したくなるが、なぜかこの時期の法事は似合う(!?)。

不謹慎かもしれないが、ご先祖の供養と夏の暑さはつきもの。
盆供養などと重なっているのかもしれないが、座っていても汗がにじむこの時期の法事は、なんとなく耐えられる。

親父のお姉さんである4姉妹の三女。
親父が今の場所でプラスチック成型の仕事を立ち上げた当初、弟の仕事ぶりが心配で、ここから10Kmほど離れた牧之原台地から50CCのバイクで毎日手伝いに来てくれた。

そんな親父の、お袋の兄弟姉妹の協力、支援で、親父お袋は70歳を超えるまで、家業を続けられた。
私はそのころ榛原町役場職員として中堅どころでそれなりの忙しさで公務員生活にいた。

親父は、自分の仕事は将来続くかわからないと、私に引き継いでほしいことは一切口に出さなかった。
しかし今思えば、心の片隅で一念発起すれば零細企業がもしかすれば大化けするかもと、その時期の結構好景気の様子を見て私に期待していたかもしれない。

しかし、元来経営とか収支経理などに才能がないと自覚していた私は、まったく親父の事業を受け継ぐことは考えなかった。

今定年退職を迎え、無事に(!?)公務員生活を終えたこの時期に、あらためて私が途中親父の仕事を受け継いだなら・・・・と考えることがあるが、それも考えるだけであって、その良し悪しの結論は、もちろん出るものではない。

今日の伯母の三回忌で、親族(とはいってももう従兄連中だけになったが)との話の中で、昔懐かしい思い出で話が弾むだろう。
その昔の親族の思い出話を語るのは、やはりこの暑い今の時期が似合う・・・。
コメント
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