温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2017 地球温暖化

2017-07-25 06:50:19 | 気になるニュース
単なるゲリラ豪雨とは違う最近の九州、東北の豪雨。
ゲリラ豪雨なら、一時的に膨大な雨量を落とし、その地区に被害をもたらすが、最近は次から次への波状攻撃の豪雨、いわゆる「線状降水帯」という聞きなれない気象用語が使われる。

一昔前はそんな気象用語は聞かなかった。
それが、単に局地的豪雨ならいざ知らず、そこに豪雨が滞ることが厄介。

そんな気象現象があるのか、いや過去にそんな気象があったのか・・・。

私も一応60年生きてきて、少なからずとも毎日のお天気には付き合っていた(!?)。

時には運動会、あるいは野球審判会場で、土砂降りの雨でグラウンド一面水のプール状態の時は過去に何度となくあったが、それもひと時。
数時間もすれば、雨雲は消え、むしろ晴れ間が見えていた。

あるいは過去死者が出た牧之原市内の豪雨災害も、時間63mmの降雨が、脆弱な河川整備と避難システムがなかった時のことで被害が出た。
今は河川も整備され、河川の水位計も設置、また避難システムも確立されているので、あの時の降り方なら、よっぽどのことがない限り被害は起きない。

しかし今の豪雨の降り方では心配、尋常ではない。

これが単に地球温暖化と結論づけるには、短絡すぎるかもしれないが、最近の異常気象をみれば、地球規模で何か変化していると思わざるを得ない。
各国政府、様々な研究機関などでそれぞれの立場から明快意思統一はできていないが、少なくとも、アメリカのトランプ氏のような地球温暖化不協調の立場を主張するものはいない。

ここで、トランプ氏を恨むも、疑問視することも必要ないが、少なくともトランプ氏がパリ協定を離脱したことの日本への影響を今一度認識してもいいかも。
このまま地球温暖化が進めば、今回の線状降水帯が常に日本のどこかで発生し、その都度甚大な被害に見舞われる。

たとえば、不謹慎な考えかもしれないが、アメリカ自身が地球温暖化による自然災害に見舞われていないのか!?
アメリカ国内で発生する異常気象と自国の経済成長を見比べ、温暖化が進むことへの危機感を高めていただきたいものだ。安全安心の生活があっての、経済成長だ。

線状降水帯とトランプ大統領の自国主義を結びつけることは少し無理があるかもしれないが、視点を変えれば、こんな疑念も抱いてしまう最近の異常気象である。

さあ今日も頑張っていきましょう!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする