2017 牧之原市内のゆったりお茶カフェ

牧之原市内に、毎週日曜日しか開かない、またカフェでありながら出される飲み物はお茶、という珍しいカフェがある。
しかも、毎月第3日曜日は、ライブを開き、入場自由。
そこでのお茶が無料になり、茶受けに出される手作りのスイーツが100円となる。
時には、自家製の窯でピザやパンを焼き上げ来客にふるまう。

なんでこんな奇特なカフェがあるかというと、そこのご主人は茶農家。
このご主人が、最近の、特に若者のお茶離れを憂い、自宅に離れを建て、そこを日曜限定のカフェに開放しているのだ。
2階建てだがカフェは1階部分。10人も入れば満員となるこじんまりとしたスペース。

とにかく、お茶のことを語り始めれば、いつまでも語りが尽きないご主人。
最近の若者は、決してお茶が嫌いではない。
お茶そのものは飲むのだが、簡単なペットボトルが中心。

しかし、やはりお茶は急須で飲むのが一番いい味。
ただし、立派な急須や湯飲みは必要ない。
また、最高級のお茶を出しても値段ばかり高くつき、味の違いは若者は実際には分からない。
もっと簡単にお茶を淹れなければ、消費の底辺は広がらないとの持論を述べるご主人。

だから、並みよりは上のレベルぐらいのお茶を、簡単な急須で淹れ、それをお茶の鮮やかな色が直接見えるガラスのコップで出して若者に飲ませる。

こんなことを地道に続けている。

結構こんなユニークなカフェにリピーターが多くいるという。
若者のお茶に親しむ行動につながればと、ご主人は言う。

名前は「三橋カフェ」。
先週ライブを聴いてきた。

アットホームなカフェ、ネットなどでお探しください。