2016 墓参り

昨日は私の家の墓参り。
墓とはいっても菩提寺の敷地内の納骨堂にロッカーがあり、その中に遺骨が納まる。

私の親父は分家の初代なので、遺骨も親父が初代。
ただし、親父の亡くなる前に嬰児で亡くなった私の弟と私の長男がすでに納まっていたので、親父は３番目。
それに昨年亡くなったＲｉｃｋも加わり、今ロッカーの中は３人と１匹の遺骨が眠る。

親父は、早くから墓とか宗教行事などを合理的に考え、墓石は作らなく、また行事や儀式が比較的簡易な日蓮宗に本家の宗教から宗旨替えをした。（ただし、本当の宗旨替えの理由を私は聞いていないが。）

お蔭で、墓の維持や儀式の手間などがあまりかからず、楽をさせていただいている。
ただし、そうなるとお寺やお墓参りがおろそかになりがちとなるが、その代り日蓮宗は、毎日のお題目の唱えがある。また、２、３か月に一度は檀家によるお題目会が回ってくる。

お題目は、仏壇に向かい「南無妙法蓮華経」と口にすることだが、これにより常に仏の心と向き合う自分の勤行となる。

ただし、南無妙法蓮華経だけの唱えなら私でもできるが、その前後２種類の方便があり、これは覚えていない。

だから、毎日の勤行は、お袋がやってくれて（！？）いる。
これじゃあ自分の勤行にならず、ご先祖様の供養にならないか・・・！？

今日は、女房のほうの墓参り。
こちらはしっかりと墓石があり、回りを清掃して線香をあげる。

１１日から続いた私の盆休暇は今日で終わるが、充実したものであり、ボチボチ今年度で迎える定年のその後の自分の日常に思いを巡らせるものであった。

さあ明日からリフレッシュした心身で、仕事に打ち込むが、まだ残る今日一日の休暇をまずは充実しよう。