温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2013今週の審判No2

2013-07-28 21:01:03 | 野球審判活動

昨日は還暦野球。
牧之原市ぐりんぱるで3試合行うこととなっていた。
なっていたということは、予定通りにいかなかった。
第1試合は、順調。
また、試合も予定どおり(!?)、榛原クラブがコールド負けで、時間も30分ほど早まった。
それにしても、榛原クラブは、この還暦リーグで毎年ほぼ最下位の成績。
一昔前は、強い時期があったが、近年顔ぶれも変わり、選手層も若返っているようにみえるが、どうも力不足。
というか、とにかくエラーが多いチーム。
守備では、得点に絡むシーンでタイムリー(!?)にでてしまう。攻撃でも、バッターとランナーがちぐはぐなことをする。
いつになったら、往年の強さが戻るのか…。
ところで、第1試合が終わり30分時間を取った後第2試合を開始。
私が球審、1塁BABAさん、3塁SUGI山氏と3人制で始まった。
対戦は名門静岡シティクラブと伊豆フェニックス。
試合開始の日差しが強い。
暑くなるなと思いながら10時40分にプレイ。
初回裏伊豆が相手ッチャーの立ち上がりを猛打で攻め、1回裏4点を取る。
そんな時、どうも北のほうで雷の音。
川根か島田あたりで積乱雲が高く見える。
そのうちなんだか音が近づいているように聞こえ始めた。
しかし、頭の上の空は、太陽が強い日差しで、いわゆるかんかん照り。
こんな天候では、まさか雲はこちらに来ないだろうと思って試合を続けていた。
でも、稲妻が見えた雷は、結構近かった。
これはどうしようかと思いながら3回の球審を進めていたが、伊豆の攻撃の時雨がぽつりと降りだす。
よくよく頭の上を見れば、黒い雲が押し寄せていた。
ここで急きょ試合をストップして、両チームをベンチに。
審判や使役も本部に入りしばらくしたら、ピカっと一発本部席から一番遠いグリンパルの隅の照明塔の避雷針に雷が落ち、稲妻が柱を伝って地面に向かうのを目の当たりにした。その距離約400メートル。
この時選手を早めにベンチに戻したことは正解だった。
雷で試合途中の試合停止はさすがに過去1、2回あるか!?
ここにきて、しがない印刷屋審判員の雷雨の時の切り上げ時のむずかしさがようやくわかった。
そして猛烈な雨。
本部にいた関係者によると、テレビで牧之原市にゲリラ豪雨警報がテロップでながっれたとのこと。時間雨量80ミリが予測されているようだ。
時間雨量80ミリといえば、4月にあった床上浸水の時の64ミリを上回るじゃあないか・・・。
心配になり、家に電話すると、電話が通じない、というかうんともすんとも言わない。
変わって携帯にかけなおすと、停電だという。
おいおい、審判どころではないぞ!
80ミリは大げさじゃあないかと思っていたら、本当に滝のような雨が降り、グラウンドは一瞬のうちにプール(!?)のようになってしまった。
ただ、天気予報を見ると、1時間ほどで雨雲は過ぎ去るようだ。
実際、遠く西の空には、晴れ間が見えている。
そんなことで、本部席では、仕方ないので弁当が配られ、それを食べ始める方も出てきた。
これは持久戦か?
そうはいっても私は弁当を食べる気がしない。
とそのうち、ぴかっと光った瞬間バリバリと地響き。
なんとこんどは本部席脇の照明灯に落ちたようだ。
家の停電と雷で、弁当どころではない。
でもこんな状況の中で、うまそうに弁当を食べている猛者が結構大勢いた。
さすが人生12支を5回も回ってきた連中である。
ただ、そういう私も、試合前にボチボチ還暦に入るころだろ!?と声をかけられたのだが・・・。

つづく・・・。

コメント
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