昨日は、AGCテクノグラスのグラウンドで栃木県の国体強化チームを迎えてのオープン戦。
チーム名は、関西ペイント。
関西ペイントはおそらく本社は関西だろうが、その関東の事業所のチームだろう。
前日の土曜日からバスで来て午後に静岡ガスと試合をすることとなっていた。
その試合が、午後1時ごろからの予定がバスが首都高から東名からの渋滞に巻き込まれ、ついたのが2時半。
それからアップして3時半からの試合となったようだ。
結果は、静岡ガスが2対1であったようだ。
その関西ペイントの遠征二日目が、グラウンドの主AGCテクノグラス。
試合は、結果として序盤から中盤にかけ点を重ねていった関西ペイントが結局9対1で勝利。
随所に適時打があったが、どうも私の目から見れば、AGCテクノグラスの守備ミス、投手陣の力不足というところか。
どうも試合前からAGCは相手が格上と気後れしているようなところがあり、委縮しているような試合展開であった。
どんなチームにも真っ向から挑む気合いを、前面に出してほしいと思った。
ところで、昨日の審判は、オープン戦とはいえ、県連からの各支部への派遣要請で集まった。
球審島田支部IKE田氏、1塁焼津支部MURA松和氏、川根支部MATU田氏、3塁温故という組み合わせ。
各支部から重鎮(!?)がそろいもそろったものだ。
IKE田氏は、このところ中体連から天皇杯から球審だらけ。
MURA松和氏は、言わずと知れた焼津支部の派遣専門(!?)要員。
MATU田氏は、川根支部の親方、ということで、こんな連中と一緒にオープン戦をやるということは、こんなに気が楽で楽しい審判はない。
そんなベテラン審判の連中だから、試合前の会話は、多彩な内容で、もう試合前から盛り上がり。
中体連の組み合わせ、審判員のメンバー構成、大学審判の話から、その納会の会場の狭いことの話、各自膝が当たるくらい狭い中に詰め込まれての慰労会のようだ。
また、OKU川元審判長のご健在の話から、今後の審判役員の情勢などなど、話は尽きない。
でも、一番盛り上がったのは、審判ジャッジに関すること。
これほどのベテランだから、各自ジャッジに対するこだわりは持っている。
早くからインサイドプロテクターを取り入れていたIKE田氏が、最初のころストライクスリーのジャッジをプロ審判並みに横を向いて指さしコールをしたら、即その当時のOZAWA指導員から忠告を受けたとのこと。
また、これまたプロ並みのパンチアウトを生きがい(!?)とするMURA松和氏が、片足を前にしてもボールと野手、ランナーを正面に見据えれば、正対しているとの持論を話す。
そんな二人の話にそこはいい、そこはまずいを、経験豊富なMATU田氏がフォローする。
私は、3人の立て板に水のごとくの会話をぼーぜんと(?)聞いていただけであった。
いつの間にか試合時間となり、いざ始めるときに、どうせ社会人は3時間ゲームだな、とIKE田氏が言ったら、お前たちは1ゲームだが、俺は2試合だから早く済ませろよ、とMURA松和氏。
だが、残念ながら試合は案の定2時間46分。
でも、私としては、社会人トップクラスのプレーと、信頼ある(!?)クルーの中で、長いと感じなかった試合であった。