今日は、伝統の榛南3高校野球定期戦。
そして、念願の吉田高校の球審を担当することができた。
吉田高校は、ここ数年グラウンドがなく、練習は学校グラウンド。しかも実力あるサッカー部との共用で、外野を配置しての練習などは出来ず、もっぱら内野守備練習と狭い範囲での打撃練習。
そして、練習試合は、遠征へと、地元審判の出幕はない。
したがって、吉田高校の練習試合を地元でできるときは、唯一、この榛南3高校定期戦、
しかも、いままでは、吉田高校のPTA関係者ということで、塁審の割り当てはあったが、さすがに球審は任されたことがなかった。
特に球審になったからといって、吉田高校に肩入れすることはない。
しかし、今日は、その吉田高校と相良高校の球審を務めることができた。
秋の絶好の野球日和。そして、父母会などの応援団も多数集まった「ぐりんぱる」。
この上ない条件での審判ができ、最高、といいたかったが、試合内容、審判内容は、イマイチ。
試合は荒れ、初回から点の取り合い。
ピッチャーがどうも締まらない。
榛南3高校定期戦は、地元同士の三つ巴。
過去にも書いたが、お互い知っているもの同士であるが故、気合が一段と入る。
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20070422
しかし、今日の両先発、後発ピッチャーは、気合が入りすぎているのか、いつもの出来ではない。
一方、打撃は両チーム良く振れて、したがって、試合結果は、14対6の相良高校勝利。
途中、2塁手と1塁審判の交錯がある珍しいケースをきっかけ(!?)に、審判員の集中も途絶え気味。
3塁手が、ひざ部分をスパイクされ、5針縫う接触のときがピークであった。
途中給水時に試合が荒れているけど審判だけは冷静に、集中しよう、といった矢先。
今度は、投球がキャッチャーの構えた反対に投げられ、私の右足のふくらはぎにまともに当たる。
今朝の時点でも、まだ腫れが引かない。骨には心配ないが、それにしても、私自身こんなことは初めて・・・。
ともに3塁審判をやっていた、しがない印刷屋審判員の、我慢しながらも、背中を震わせ笑っている姿を、今度はお前がぶち当たれ!と痛みを我慢しながら、心の底から思っていた。