印象に残った審判No11
「高校選手権県大会1回戦」
平成18年7月17日(日)
球場:焼津球場
対戦(得点):A高校(12)対B高校(5)
その1
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20070205
その2
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20070207
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その3
3つ目のミスは、私ばかりでなく、審判員4人全員であった。
つまり4人の協議において、このケースを守備妨害とはせず、オブストラクションで4人とも了解してしまったということである。
しかし、なぜそのような協議結果となったかというと、これが、あまり大きな声(文字?)ではっきりといえるものではないが、4人の中のある審判員が、実は、この年の春先の巨人戦で、このようなケースがあり、その時の審判団が、オブストラクションをとったとのことであった。
私はその場面を見ていなかったが、守備側の原監督は、守備妨害ではないかとの抗議をしたが、受け入れられなかったようだ。
したがって、そのケースを見ていた一人が、今回のケースを説明し、みんな納得してしまった(!)のであった。
オブストラクションか守備妨害かの判定は、審判員の裁量であるが、できれば、ベンチ、観客のより多くが納得できる判定としたい。
4人の協議のあと、球審からB高校の監督に説明し納得してもらい、ノーアウト、ランナー1、2塁で再開することとなった。
もしこれが、守備妨害なら、ランナー1塁1アウト(場合によっては、打者走者もアウトでランナーなし2アウト。)である。大きな違いである。
2塁審判員と、1塁審判員のジャッジがたまたま同じであったため、ベンチ、観客に対しては、おかしなジャッジとは見られない分、監督も必要以上に抗議が長引かなかったと、今思えばホッとする。
また、そのケースで、得点に関わるランナーが3塁ないし2塁にいなかっただけ幸いであった。そして、これも幸いに、その後のプレーで、得点が絡まなかったのも、不幸中の幸い(?)であった。
試合直後のクルーと球場主任による反省会では、もちろん長い反省となった。
しかも、焼津球場が鬼門の理由が、もう一つある。
それは、大変熱心に(?)指導いただいているO塚氏がここの球場主任であることも、大きな(?)要因であると考える。
つづく・・・