今盛岡から帰省している妹家族の甥っ子。一人息子だが、彼が、今年から野球チームに入ったということで、静岡の私とキャッチボ-ルをしたいとわざわざ盛岡からグラブを持ってきていた。
彼は今年小学3年生。まだ始めたばかりの野球であるが、楽しくてしょうがないようだ。
伯父さん(もちろん私)は、静岡で野球の審判をしているということで、野球好きの伯父さんと見られているようだ。
したがって、今朝朝起きて間もなく、私のところに来て、キャッチボールをしようと言ってきた。
では、ボールは?ということになったのだが、ボールは持ってこなく、おじさんのボールでいいといった。
大人のボールと子供のボールは、ゴムボールとはいえ、大きさ、重さはやはり違う。
どうしたものかと考えた。やはり、彼には今の基本が大事だし、もしここで、大人のボールでキャッチボールをしたために、将来の名プレーヤー(?)の肩又は肘に故障でも与えたらと慎重に考え(?)、少し待ってボールを買いに行くことにし、それまで待つようにした。
よく、夏の時期、量販店などは時間を早めて開店をするのだが、すぐ近くのカインズホームに行こうとしたら、通常の午前10時からということであった。
しかたなく、少し離れたジャンボエンチョウを思い出し、2、3日前の広告をひきずり出して開店時間を見たら、9時からということで、早速店に行ったのだが、あいにく、スポーツ用品は売っていないということで、当初の予定通り10時まで待って、カインズホームに行き、ようやく、小学生用の軟式ボールC球を買うことができた。
ところが、そのカインズホームで、甥っ子の静岡での親友と偶然にも出会い、もう、彼はキャッチボールなどそっちのけ。
妹家族は、実は数年前までこの地に住んでいて、それから夫のふるさとの盛岡に行った。したがって、甥っ子はここの幼稚園卒園のため、ここでの友達も大勢いる。
ということで、伯父さんとのキャッチボールも、彼の頭からまったく消え、旧友との再会と、今日のこれからの遊びに思考が180度展開した。
もともと、今日の予定には、彼と遊ぶことが組み込まれていたようだが、偶然の出会いに、その時間がたまたま早くなったようだ。
伯父さんは、そのまま彼と別れ、買ったばかりのビニール袋に入った2個のボールを持ち帰り、彼の盛岡からわざわざ持ってきたグラブの中に入れた。ビニールから出し持てば、軟式特有の白い粉が正に手につく新品のボールである。(写真:手持ち無沙汰な様子のもも)
彼は、明日帰るようだ。私は、明日はカレンダーどおり仕事。だたし、朝、大阪から帰省する娘の静岡駅までの迎えがあるため、午前中休暇をいただくこととするが、甥っ子とのキャッチボールをしないまま盛岡に帰ることとなると、なんとなく、悔やむような気がするので、是非何球かでも彼の速球(?)を受けたいので、もしかしたら、一日休暇をいただくことになるかもしれない。予定より少しはやめの夏期休暇ということになる。