龍の王国を舞台に少女の戦いと成長を描くディズニーの長編アニメーション。聖なる龍たちに守られた王国。人びとが平和に暮らすその王国を邪悪な悪魔が襲った。龍たちは自らを犠牲に王国を守ったが、残された人びとは信じる心を失っていった。500年の時が経ち、王国をふたたび魔物が襲う。聖なる龍の力が宿るという「龍の石」の守護者一族の娘ラーヤは、王国に平和を取り戻すため、姿を消した最後の龍の力をよみがえらせる旅に出る。監督はアカデミー長編アニメーション賞を受賞したディズニーアニメ「ベイマックス」のドン・ホールと、実写映画「ブラインドスポッティング」のカルロス・ロペス・エストラーダ。2021年3月5日から劇場公開と同時にDisney+でも配信(追加料金が必要なプレミアアクセスで公開)。劇場では短編「あの頃をもう一度」が同時上映される。(映画.comより)
<2021年4月4日鑑賞>
評判が良かったので、ちょっと期待してました。でも、話としてはよくある感じかなぁ、と思いました。田舎は吹き替えしか上映されてないのですが、主人公のラーヤが、先だっての「ルパン三世」の広瀬○ず並みに素人喋りだった。もはや吉川愛さんを知らないけれど、どんな女優さんなのでしょうか。
この映画の主題は「人を信じること」です。どんなに裏切られようと、最後は人を信じることが前進につながる、ってことですね。コロナ禍で全世界が鬱屈と落ち込む中、”信じる”ことはより大切です。実をいうと、私自身も「性善説」の持ち主です。どんなに極悪人でも、赤ちゃんが落ちかかっていたら思わず手を差し伸べる。それをためらう人はない、というのが持論です。
この映画では、龍がいっぱい出てくるのですが、わりと小柄で細身、数もいっぱいいるんです。しかもラーヤと行動を共にするシスーが、龍なのにおしゃべりで軽~い感じなのです。キャラの顔とか、喋り方も似せてあるから、少し映画を見る人なら「オークワフィナ」だな、ってわかります(笑)。我々はアジア人なので、この軽~くて細身のおしゃべり龍に面食らうと思うのですが、龍は常に荘厳だというのもひょっとしたら勝手な思い込みなのかもしれませんね。
話は目新しいものではありませんが、画はとても美しい。龍のシスーも鮮やかなパステルカラー。春らしい映画でした。
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