田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

マッドマックス フュリオサ(Furiosa: A Mad Max Saga)

2024年07月13日 18時20分20秒 | 日記

Furiosa: A Mad Max Saga Cast: Every Actor and Character

Furiosa: A Mad Max Saga' Gets a Bloody Rating for Violence

Furiosa: A Mad Max Saga' Is An Absolute Masterpiece

 2015年に公開され、日本でも熱狂的なファンを生んだジョージ・ミラー監督のノンストップカーアクション「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。同作に登場した女戦士フュリオサの若き日の物語を描く。

世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」ではシャーリーズ・セロンが演じ、強烈な存在感とカリスマ性で人気を博した女戦士フュリオサを、今作では「クイーンズ・ギャンビット」「ラストナイト・イン・ソーホー」などで人気のアニヤ・テイラー=ジョイが新たに演じた。ディメンタス将軍役で「アベンジャーズ」「タイラー・レイク」シリーズのクリス・ヘムズワースが共演。1979年公開の第1作「マッドマックス」から「マッドマックス 怒りのデス・ロード」まで一貫してメガホンをとっている、シリーズの生みの親であるジョージ・ミラーが、今作でも監督・脚本を務めた。(映画.comより)

 

 

<2024年6月1日 劇場鑑賞>

 楽しかったですねぇ。前作のシャーリーズ・セロンも超カッコよかったけれど、今回のアニヤ・テイラー・ジョイも予想を超えるカッコよさでした。少し痩せすぎかとも思ったけれど、まぁあの環境だから痩せててもいいのかもしれません。冒頭から幼いフュリオサとその母親が登場します。イモータン・ジョーや乱暴な男たちが闊歩する世界で、隠れるようにして存在する小さな集落。そこには男性もいるんだろうけれど、優秀でものすごく強い女性たちが前面に立っていて、フュリオサの母親もそうです。おそらくリーダーだったのではないかと思われます。フュリオサも、幼いながらも英才教育を受けていたようで、たぐいまれなるサバイバル能力を持っています。しかし、母親がディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)に捕えられたときは子供に戻ってしまいました。母親でも見捨てて集落に逃げ帰るよう教育されていたはずなのに、そして母親はそうやって娘を逃したはずなのに、戻ってきてしまったのです。そして「お母さん!」と叫んで将軍に簡単に捕まってしまいます。目の前で母親を殺され、その後は大切にされたとはいえ、ずっと将軍のそばに置かれてしまったフュリオサ。他の女は邪険にされていたのに、彼女だけは大切にされてました。何か、違ったのでしょうね。でも、彼女の憎しみは消えません。復讐するその日のために、日夜いろんな研鑽を積んでいきます。また、彼女は賢かったので、天文学の博士など知識のある先生も、好んで彼女に知識を与えました。そうやって時期を見計らいます。

 片やディメンタス将軍も、本当に強いし部下も大勢いるのですが、イモータン・ジョーとはうまくやれずに争ってしまいます。何が何かわからないほど争いばかり。毎日ニュースでも見かけるし、うんざりですね。でも、この映画はフィクションとわかっているし、クリス・ヘムズワースもヘラヘラしているので、楽しんで見れます。

 喋らないフュリオサですが、その強さ・賢さに気付き、目をかけてくれる男性も現れました。もちろん、彼もプロですから、彼女のために仕事をゆがめたりはしないし、フュリオサも、簡単に彼に頼るようなことはないわけですが。でも、見ているほうは少し安心できました。

 しかし、この世界観でここまで映画を作ってしまう、そして寡黙すぎる・強すぎるフュリオサの映画をここまで作ってしまう監督の手腕に脱帽です。女性が強い部落が登場するあたりは、最近見た「猿の惑星 キングダム」に似通っていたな、と思ったのですが、しかしこの文章を書きながら「そんなこと言ったら”ワンダーウーマン”だってそうだよな」と気が付きました。話は全然違いますが。

 まだ続くのかな。でもきっと見ます。

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