田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ロスト・バケーション(The Shallows)

2017年07月30日 10時05分07秒 | 日記

blake lively, the shallows

The Shallows

ya テレビシリーズ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーが人食いサメと対峙するサーファーを演じるサバイバルアクション。監督は「フライト・ゲーム 」「ラン・オールナイト」のジャウム・コレット=セラ。サーファーで医者のナンシーは、休暇で秘境のビーチにやって来た。時を忘れ、日が暮れるまでサーフィンを楽しんだナンシーは、海中で突然何かにアタックされ、足を負傷してしまう。なんとか近くの岩場にたどり着いたナンシーは、岩の周囲を旋回するどう猛で危険な存在が自分を狙っていることに気がつく。岩場から海岸までの距離はわずか200メートルだが、時間とともに潮が満ち、海面が上昇。足下の岩場が沈むまでの時間は、わずか100分しか残っていなかった。(映画.comより)

 

 

 

 録画鑑賞。ちょっとづつ追いついてきました。ブレイク・ライブリーについては、私「ゴシップガール」は見たことなくて、「アデライン、100年目の恋」も予告を見ただけなのですが、ライアン・レイノルズの妻なのと、一度見れば印象に残る美貌で、わりと知ってるように錯覚していました。で、「え~あのブレイク・ライブリーが、今更美女とサメの映画に?聞くだけでB級チックなのに」と思っていました。実はうちには9歳のアホガキ(男)がいて、DVDでしかあり得ないような超B級ゲテモノ映画をよく借りてくるのです。夏休み中は、wowowでもそんな作品を特集してたりして、先日も「シン・ジョーズ」(放射線?核?で汚染されてしまったサメ)「ゴーストシャーク」や「ジェラシックシャーク」なんかを軒並み姉に録画して貰って制覇してました。そうそう、「ビーチシャーク」(原題サンドシャーク。なんと砂浜に潜り込んで移動できる!砂からヒレだけ出して)なんてのもありました。「シン・アリゲーター」(こちらは人間がやがてワニに変身する)や「ジョーズ in ツナミ」なんてのも。もはやどれがレンタルしたもので、どれがwowowなのかも忘れましたけど、どれも愛着の湧く耐えられないB級感(笑)。

ともかく少し驚いたけれど、あのブレイク・ライブリーだから、きっと見応えのある映画に仕上がってるに違いないと思い、挑戦しました。結論から言うと、おもしろかった!B級映画はそれでそれでおもしろいのですが、こちらはわりと本格派。美人でスタイル抜群のブレイクが、最初から惜しげもなくビキニになり、美しい!彼女は今は医学生なのですが、母を救えなかったことで医学の限界を感じ、進路を迷っています。この度の休暇で、母のオススメだったプライベートビーチを訪れ、「考えをまとめよう」とか考えています。一緒に来るはずだった友人は予定通り来ず、一人で海に漕ぎ出すことになります。

さすがに知る人ぞ知るプライベートビーチ。人は少ないし、海は美しい。ブレイクも颯爽と繰り出します。若い男性二人組がサーフィンしてましたが、しばらくしてから「俺たちはもう行くけど、一緒に行かないか」と言われて「私はもう少ししてから」と一人になったが運の尽き。そこにはサメが!

私は後から気づいたのですが、この映画で出てくるサメはたったの1匹なのですね。この1匹に執拗に追い回されることになるのです。岸はすぐそこ。見えてるんです。でも、不意に襲われて足に傷を負ってるし、襲われてひっくり返って死んでるクジラがいたりします。最初はとっさにそのクジラの上に逃げたブレイク。でもつるっとすべったりするし、クジラから血も出てるし、そのうち小さな岩場に移動します。でも、満潮の時になるとその岩場も沈んじゃうから、それまでになんとかしないといけません。また、明るいうちは日差しもきついし、暗くなると寒さが襲ってきて、体力の限界も感じます。この映画、他のサメ映画と何が違うかというと、ブレイクがとても冷静だということ。医学の知識を生かして、自分の丸いピアスとかけていたネックレスで足の傷をとりあえず縫合したり(もちろんとても痛そうだけど)足の付け根をきつく縛って止血したり。あと、腕時計のストップウォッチ機能を使ってサメの動く早さを計算し、それに応じて自分が移動できる距離をだいたい予測したり。

ついには、岩場が沈むのでブイまで必死に移動。しかしサメのブイに体当たりする勢いときたら!憎たらしいほどです。ブレイクがんばれ!主人公は絶対死なないとわかっていても、手に汗握ります。最初に一緒だった若い男性がビデオカメラ付きのヘルメット(?)をかぶっていて、それが後に活躍することになるのですが、あんなの、結構かぶってるものなのかしら。まぁ自分の勇姿を撮っておきたい、って思うのかもしれませんね。

たった一人でがんばるブレイクは、最後は頭脳戦。びっくりするような方法でサメを退治します。私、あんなことできないですねぇ。まぁ自分が泳げないってこともあるのですが(なんだそれは!)

映画自体の尺も短いし、ブレイク・ライブリーは本当にきれい。おすすめです。

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