田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

オペレーション・フォーチュン(Operation Fortune: Ruse de guerre)

2023年11月02日 16時32分33秒 | 日記

Operation Fortune: Ruse de Guerre (2023) - IMDb

ガイ・リッチー監督、ジェイソン・ステイサム主演のスパイ・アクション『Operation Fortune』2023年秋、日本公開決定 | THE  RIVER

Opération fortune: ruse de guerre»: pour Hugh Grant - Le Soir

 「キャッシュトラック」「リボルバー」などで組んできたガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムの5度目のタッグ作となるスパイアクション。

英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは、100億ドルで闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる危険な兵器をを追跡・回収するミッションを遂行することに。MI6のコーディネーターであるネイサン、毒舌の天才ハッカーのサラ、新米スナイパーのJJとチームを組んで行動をスタートさせたフォーチュンは、能天気なハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに接近する。しかし、次第に闇取引の裏に隠された巨大な陰謀が明らかになっていく。

主人公フォーチュン役をステイサムが演じ、サラ役をオーブリー・プラザ、JJ役を「ジェントルメン」にも出演したバグジー・マローン、フランチェスコ役をジョシュ・ハートネットがそれぞれ担当。武器商人グレッグ役は「ジェントルマン」「コードネーム U.N.C.L.E.」などのガイ・リッチー作品に出演してきたヒュー・グラント。(映画.comより)

 

 

<2023年10月14日 劇場鑑賞>

 結論から言います。期待したほどではなかったです。私の中では、ガイ・リッチーのピークは「ロックストック & トゥースモーキングバレルズ」ではなかったかと思っています。ピークと言うには初期すぎますが、あの作品は本当におもしろかった。でもそれから後の作品はあんまり印象に残ってないです。「キャッシュトラック」は「ジェイスン、ボスって呼ばれてるなぁ」と妙な感動(?)を覚えつつ、わりと楽しめましたけれど。あとガイ・リッチー作品では「シャーロック・ホームズ」は好きかな。

 今回も、常連のジェイスンが主演です。彼の演技は素直でいいですね。性格の良さがにじみ出てると言うか。ハリウッドの人気スター役でジョシュ・ハートネット!彼を久しぶりに見ました。若い頃は日本にもよく映画が来ていたように思うのですが。で、ジェイスンは敏腕エージェントで、なんなのか得体が知れないけれど、なにか重要なものを奪還するよう命じられるわけです。最近、こういう設定が多いですね。とりあえず「重要なもの」と知らされるだけで、具体性のないものの奪還を命じられると言うパターン。で、それがわりと古典的なものだったりする印象です。

 今回は話全体がゆるい感じがしました。ヒュー・グラント演じる”影の大物”も、なんか変なやつで、普通のハリウッドスター、ジョシュ・ハートネットに執着してるかと思いきや、他人の彼女(もちろん女性)に手を出すのが趣味だったり、しかもそれが露骨で、女性の予定を聞いた途端に自分の予定を変えたり。彼がそばにいるのに。なんかよくわからん奴でした。

 ジェイスンがスカウトした黒人さんのメンバーが、寡黙だけどやり手でカッコよかったです。ちょっと「ジョン・ウィック」最新作で、最後までジョンと一緒だったスナイパーを想起させるような。パグジー・マローンって言うんですね、覚えておかないとです。ハッカーの女性が、もっと目の覚めるような美人だったらよりおもしろかったかも。個人的には、エディ・マーサンと「ソウ」のケイリー・エルウィスが出てたのが、うれしかったです。

 ガイ・リッチーの次回作に期待します。

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