写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

返金

2019年04月02日 | 生活・ニュース

 先日、ネット通販のAmazonを通して、2000円のBluetoothのワイヤレス イヤホンを発注した。早くも2日後には封筒に入った品物がポストに入っていた。早速スマホとペアリングして、ワイヤレスのイヤホンの軽快さに満足していたところ、その日の夕方、再びペアリングしようとするも、思うように機能してくれない。

 翌朝、気を取り直して再びペアリングしようとしてもイヤホンから音が聞こえてこない。スマホを買った店に持って行き、色々やってもらった結果「イヤホンが壊れていて反応しませんね」と言われた。

 仕方なくその店で売っているワイヤレスイヤホンを買って帰り、1回使っただけで壊れたワイヤレスイヤホンをごみ箱に放り込んだが、納得がいかない。そうこうしているとき、Amazonから「お買い求めの品はいかがですか? 満足していただけましたか?」というメールが入ってきた。

 満足どころか、すぐに壊れるような品物に腹が立ったが「made in china」と書いてある商品だったのであきらめた。その一方でamazonへ、ことの顛末を書いて返信しておいた。

 ところが翌日、取扱店より「申し訳ありません。返金手続を行いました、ご安心してください。これからアマゾン 様よりお客様へ返金詳細案内メールを送信しますので、詳しい返金情報はアマゾン 様からのメールにご確認ください」とのメールが届いた。

壊れた現品は捨てたので手元にはもうない。返品などできないにも拘らず、丁重なメールが届いたことで、これからもamazonで買ってもいいなと思うような出来事であった。それにしてもmade in chinaにはこんなことが時にあるようで、気を付けたいものである。(写真は、買い替えた他社製品のワイヤレスイヤホン)