投稿した短いエッセイが、先日新聞に掲載された。久しぶりの中学校の同窓会に遠くの友が帰ってきたことを書いたものである。
それから数日経った日のこと、一通のメールが入ってきた。卒業以来、一度も会ったこともなく、同窓会にも顔を出したことのない同級生の男からであった。
「50年のご無沙汰、突然のメールお許しください。○○新聞掲載のエッセイを読んで、これはわれわれの同窓会のことではないかと思い、作者を確認して便りをした次第です。
同期の者でも、クラスが違っていたら思い出すこともできないようになっているわが頭にいささか失望していますが、エッセイを読み、忘却のかなたから少し記憶が戻ってきたような気がします。」
と書いてある。
早速、一緒に遊んだ頃の顔を思い出しつつ「今度帰省の折には、是非駅前の焼き鳥屋で一杯飲ろう」と書いて返信をした。
卒業して半世紀、友はどんなになっているのだろうか。今回の投稿エッセイをきっかけに、旧いふるい友との糸が再び繋がった。
新聞への投稿は、思いもかけない人からの便りを誘ってくる。前回は、勤めていた会社の後輩や、しばらく会っていない従妹から連絡があった。
しかし、せっかく投稿しても、新聞社に駄文だと言われれば、トウコウして一目散に逃げ帰るしかない、立場の弱い私である。
(写真は、私御用達の「新聞読者投稿欄」)
それから数日経った日のこと、一通のメールが入ってきた。卒業以来、一度も会ったこともなく、同窓会にも顔を出したことのない同級生の男からであった。
「50年のご無沙汰、突然のメールお許しください。○○新聞掲載のエッセイを読んで、これはわれわれの同窓会のことではないかと思い、作者を確認して便りをした次第です。
同期の者でも、クラスが違っていたら思い出すこともできないようになっているわが頭にいささか失望していますが、エッセイを読み、忘却のかなたから少し記憶が戻ってきたような気がします。」
と書いてある。
早速、一緒に遊んだ頃の顔を思い出しつつ「今度帰省の折には、是非駅前の焼き鳥屋で一杯飲ろう」と書いて返信をした。
卒業して半世紀、友はどんなになっているのだろうか。今回の投稿エッセイをきっかけに、旧いふるい友との糸が再び繋がった。
新聞への投稿は、思いもかけない人からの便りを誘ってくる。前回は、勤めていた会社の後輩や、しばらく会っていない従妹から連絡があった。
しかし、せっかく投稿しても、新聞社に駄文だと言われれば、トウコウして一目散に逃げ帰るしかない、立場の弱い私である。
(写真は、私御用達の「新聞読者投稿欄」)