12月に入った。毎日遊んでいる身にとっても、気忙しく感じる。11月の後半から年の瀬にかけての、街の喧騒が私は好きだ。
商店街は精一杯の華やかさを、音と光で競いあっている。歩いてみると、毎年新しい演出が加わっていることが良く分かる。
我が家でも、毎年クリスマスイルミネーションを、小さな出窓に飾る。しかし十年一日の、気持ちばかりの質素なものだ。
この、ささやかな光の点滅を外から見ていると、「マッチ売りの少女」のことを、ふと思い出した。家の壁際に、凍える少女はいない。
(写真は、小さなツリー)
商店街は精一杯の華やかさを、音と光で競いあっている。歩いてみると、毎年新しい演出が加わっていることが良く分かる。
我が家でも、毎年クリスマスイルミネーションを、小さな出窓に飾る。しかし十年一日の、気持ちばかりの質素なものだ。
この、ささやかな光の点滅を外から見ていると、「マッチ売りの少女」のことを、ふと思い出した。家の壁際に、凍える少女はいない。
(写真は、小さなツリー)