明日11日にも関東などの東日本に近づく見通しとか・・・
梅雨前線が刺激され、台風から遠く離れた北陸・信越・東北地方が大雨となり
南木曽町では痛ましい土石流災害も起こったようですね。
被害地の皆様には心からお見舞いを申し上げます。
7月3日(木)「塩沢宿」へ
一週間前、中学時代の仲間と梅雨の晴れ間の「当間高原」で、爽やかな空気を満喫した私たち
正午前に「越後湯沢駅」に戻ってきました。
ここから12時18分発の上越線「長岡行」の普通電車に乗り込みました

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越後湯沢駅から15分で「塩沢駅」に到着です。
ホームや階段は私たちが若い頃のローカル駅の感じが残っていましたが、駅舎は新しくて綺麗

親切な駅員さんに見所を教えてもらいました。
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駅前の通りを歩いて5分で旧三国街道の交差点に出ます。
その左手が江戸時代を模した町並みが400mほど続く「牧之(ぼくし)通り」です。
詳しい地図などは

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何年か前に行った軽井沢の先の「海野宿」に似た感じですが、あそこより規模が大きいようです。
午後1時前ですが、人が少なくて淋しい感じがしたので、仲間に観光客風に立ってもらいました。
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塩沢町の中心街は旧三国街道(日本海側と江戸を結ぶ輸送路)沿いの宿場町として栄えていました。
それから300年、その歴史と文化を復興させようと1998年より地元住民が
「塩沢らしさ」とは何かを長い時間をかけ、議論し考えました。
結論、それは「雪国の歴史と文化の街」ということに集約されました。
そして県の事業認可を経て2003年より市、県、国が一体となって街づくりを進め、
2009年に三国街道塩沢宿「牧之通り」として完成しました(公式ホームページより)
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この「牧之通り」は、江戸時代の雪の書「北越雪譜」を書いた鈴木牧之(ぼくし)にちなんで名付けられました。
この本は我が家にもあったはず・・・
昔主人が読んで感動し、「苗場山」に行きたいとか申しておりましたが、私だけが友人と登りました。
牧之の生家の酒店はこの日シャッターが下りていました。
「高田屋」
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通りの家々は普通のお店も信金も医院も、すべて江戸時代の建物風でした



実は私が今回の旅行で「塩沢宿」に行きたいと提案したら
地元新潟の二人が「塩沢といえば織物で有名だけど、観るところなど何もないはず」
との返事だったのです

確かに、馬篭・妻籠のように古い宿場町が残っているのではなく
あくまでも新しく昔風に再生された街並みです。
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私がこの宿を知ったのはブログ友のラッシーママさんが気に入り
3回も行って記事にUPしていたからです。
今回行く旨お知らせしたら、「高田屋」さんには是非寄るようにと勧められました。
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高田屋は江戸時代には塩沢宿の脇本陣を勤めた家だそうです。
屋敷の中が公開されているので、中に入りました。
神棚や欄間、襖などは江戸時代のものが使われているとのこと・・・
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中庭には古木がそびえ、奥に見えている山は「巻機山」だそうです。
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お婿さんと90代のご当主が親切に説明してくれました。
「TVの”何でも鑑定団”に出したら凄い値がつきそう」と、仲間が思わずつぶやきます

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静かだった通りが賑わってきました。
観光地のどこに行ってもお目にかかる(私も時々撮影で利用する)クラブ〇〇〇のご一行様でした。
二人連れに「どこを廻るツァーなの?」と聞いたら
「埼玉出発のミステリーツァー」とのこと

今夜はこの近くのリゾートホテル泊りで、明日はロープウェーに乗るらしい・・・
団体さんが来れば町も少しは潤うかしら

この日は蒸し暑くてノドが渇きました。
地ビールを飲もうということになりお蕎麦やさんに行きましたがお休みで
結局「拉麺家・さかいや」さんで冷やし中華の昼食としました。
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朝食はホテルでたくさん頂きましたので、お腹もそんなに空きません、
冷やし中華2皿をつまみ代わりにするつもりで小皿を三枚頼みましたが、汁だけ入ったもう一皿が運ばれました。
サービス抜群のお店ですね

暑い時はさっぱりとした酢の味が美味しい・・・
「こうして日本の温泉や観光地を巡るのも楽しいけど、たまには外国にも行ってみない?」
と2人を誘うと、まだ自ら先頭に立って事業に携わっているS子さんが
「三泊が限界、それ以上だと会社が危なくなる」と答えましたわ

織の文化館「塩沢つむぎ記念館」
ラッシーママさんお勧めの着物のリサイクル店を覗いてから
駅近くの「つむぎ記念館」に行きました。
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着物に疎い私でも「塩沢織物」のことは知っています。
昔好きだったデュークエイセスの、京都が舞台の「女一人」という歌でも
♪塩沢絣に名古屋帯、耳を澄ませば滝の音・・・♪と唄われていますね。
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ただし、一口に「塩沢紬」と言っても4種類あり、それぞれが全く別物ということは知りませんでした。
最高級の越後上布は麻の織物だそうです。
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どれも30万円以上、越後上布は100万円以上のお値段です。
着物大好きなS子さんは熱心に見ていました。
セレブの彼女なら、360万円の値が付いていた越後上布も買えるでしょう・・・
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200円払い2階に上がると、詳しい説明を受け機織り体験もできます。
詳しいことは

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麻と綿の混紡のストールが2,380円は安かったです。
色白のS子さんは薄紫のテッセン


そして私は大好きなヒメサユリのイメージのピンクのユリ

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丁度3時間の塩沢宿漫歩に満足しました。
3時35分の電車で新幹線の乗換駅の「越後湯沢駅」に戻ります。
塩沢の町から良く見える百名山の「巻機山」が見送ってくれました。
この辺りになると被害も出ないですみそうですね。
素敵なすストール見つかりましたね。
着物も凄い値段のがあって私達には高嶺の花です・楽しい旅をされましね
歴史と文化を復興させようと2009年からの街作りなので
地元のお友達も知らなかったのでしょうね。
私が言った時は其々お客さんもいて、寂しいなどと感じる事はなかったです。
「高田屋さん」の90歳過ぎのご当主ですが、お客さんに説明するのが一番嬉しいと
言ってましたから歓迎してくれたでしょ。
私も牧之の生家を覗きましたが、何も無く通り過ぎただけです。
私達は「塩沢つむぎ記念館」には行かなかったです。
おみやさんはお姉さまを亡くされてさぞかし気落ちなさっていられることとでしょう・・・
お悔やみ申し上げます。
真夏でも冷房の効きすぎの所があり、ストールがあると便利ですね。
お蔭で楽しい観光ができました。
ワッフル屋さんでノドを潤す予定でしたが、みな揃って辛党なのでビールと冷やし中華になりました。
高田屋さんは一見の価値がありますね。
最初は横浜に住んでいるというお婿さんが対応してくれました。
お嬢さんお二人とも嫁いで、高田屋さんを継ぐ人がいないようですね。
車ではなかったのでお寺などには行かず、駅近くの「つむぎ記念館」に行きました。
塩沢紬の詳しいことが良くわかりましたが、とても手が出るお値段ではないことも知りました。
皆さん成熟されている熟女と言う感じがします(笑)
私は未だにふらふらで子供じみっているなぁ~と
ちょっと反省しました。
塩沢宿、のんびり見て回るには丁度良い処の様ですね。
多人数で行くよりも少人数の方が、楽しめる感が有りますね。
台風の被害は、無かったですか?
高台に住んでますと、風通しがかなり強かったんでは無いでしょうか?
ガラス面を良く見ますと、潮の後が多分有りますよ。
お友達との旅でいつも利用するのもうなずけます
いつか私も泊まってみたいなと思いながら拝見しました
塩沢宿は私もラッシーママさんのブログで印象深かったです
新潟にはあまりでかけたことがありません
私も年に1度?2度?の友との旅はこちら方面を提案してみようと思いました
普段あまり会えない友との旅は絆を強めてくれる旅でもありますね
台風の影響もなく静かに過ぎ去ったようですね。
こちらの学校は休校になって、小5の孫が娘と遊びに来ました。でも長野 山形などは被害があったようですね。
お友達と訪れた塩沢宿の牧之通りはどっしりとした
落ち着いた通りですね。
宿場町として栄えたのでしょうか・
塩沢つむぎ記念館内は素晴らしい織物 着物などの展示品など見ごたえがありますね。
ほとんど高級品でしょうが女性としてその場にふれたい感じもいたします。
若いころは洋裁学校で、和裁を専攻してたので訪問着
喪服まで縫ったんですが、今は縫う元気がなくなりました。
お友達お揃いでストールをお買い上げ・・・いいですね。nao ♪さんのは淡い色ですてきですね。
こうしてお会い出来るお友達がいることは、宝ですね。
お年を召しても変わらぬ友達でいたいですね。
故郷長野県では大変な被害となりました
これから梅雨が明け益々台風の数も増える事でしょう心配です
塩沢宿、きれいに整備された街並みですね
海野宿は昔のままの素朴な町並みです
越後上布は大変な高級品といつかTVで拝見しました
織ての方も少ないようですね
転校生だった賜物でしょうか
沢山のお友達が彼方此方に・・
身体を労わりつつ旅を続けてください
バカなことを言って笑い転げていますよ。
私ともう一人の首都圏組はサラリーマンと結婚しましたが、新潟の二人は夫婦で事業を手広くやっているので
ヤリ手の面もあるのでしょうが・・・
3人とも、アルコールはいける口なので、大人の女に見えるのかもしれませんね。
台風は首都圏はさほどの被害もなく去りましたが、「暑さ」を残していきましたね。
庭木も畑の被害もなく大丈夫でしたが、友人がいる山形は洪水被害が出ているようで心配です。
1時間に一本のローカル電車に乗って行った塩沢宿はのんびり歩いて観光を楽しみました。
大金を費やして街造りを行ったのでしょうから、もっともっと観光客が来て欲しい所です。
バスツァーの方々の姿を見て、むしろほっとしましたよ。
それまでも2~3年に一回は一緒に旅行していましたが・・・
東京組と新潟組ですから、越後国境が便利です。
最近はもっぱらこの当間高原リゾートでお喋りと温泉&カラオケ、そしてパターゴルフや卓球などで楽しみましたが
今回はラッシーママさんの記事に触発され、越後湯沢から塩沢が近いことに気が付き出かけました。
午後からのんびり見て回り、4時過ぎの新幹線で帰れば夜の7時前には我が家に帰宅できます。
新幹線ができて、新潟も本当に近くなりました。
昨日今日と真夏の暑さ到来です
そして今日の早朝の地震です。
そちらは震源地にも近くて大変だったと思います。
何だか次々にやってくる自然の猛威に唖然とさせられますね。
孫たち世代の時代の日本はどうなっていくのかと心配になります。
温暖化が進み、今の東京は40年前の宮崎と同じ気温だそうで、気候が変わる原因となっているとの説明がTVでされていました。
塩沢のこの一帯は300年前の風景をよみがえらせたのでしょう。
新しく町おこしとして建設されたようです。
紬記念館は着物にあまり詳しくない私にとっても見応えがありました。
値段を見てビックリでしたが、それだけ手のかかる織物なのでしょう。
一ヶ月で数センチしか織れないと聞きました。
伝統工芸品として残しておきたい技術だと思いました。
「塩沢」は車でも電車でもいつも素通りしていて街を散策した事がありませんでした。
塩沢宿牧之通りは国・県・市と住民が協力して造られたと聞きます、電線もないそうですね。
建物などは新しいものが多そうですが雁木が再現されているなど散策には良い所かも知れません。
台風8号は「猛暑」という置き土産を残していきましたね。
日々変わる激しい天候の中、私の周りの方々の突然死去のお話が2件続きバタバタしています。
健康な人間でも身体がついていかない感じですものね。
塩沢宿は通産省主導の新しい「町づくり」をしたようです。
雁木ができ、豪雪地帯の生活が甦りました。
地元新潟の友人でさえ知らずにいたようで、その変貌にビックリしていました。
そう・・・
小桃さんの故郷の「海野宿」は昔からの姿が残っていましたね。
越後上布のお値段にはビックリでしたが、塩沢織の伝統文化は残しておきたいものです。
折しも、富岡製糸工場が世界遺産に認定されましたのものね。
今日は又梅雨空が広がっていますね。
秘境「秋山郷」は苗場山登山の下りで寄りました。
紅葉のドライブ旅行で清津峡~秋山郷~奥志賀と回ったこともありました。
今回泊った「当間高原」は苗場山のふもとにあるのですね。
雁木などの設置のための道路拡張でどの家も一間ほど下がったそうです。
多大なお金もかかっていますから、是非観光客がたくさん来て欲しいと願っています。
地元新潟の友人が知らなかったなんて、やはりPR不足を感じましたよ。
「塩沢織の記念館」は一見の価値がありました。
伝統文化は守るべきですね。
貴女のおかげで、違った切り口の塩沢訪問が出来ました。
私だと、さしずめ「ミステリーツアー」の一団に参加かなぁ^?
しっかり、漏らさず、人の懐(高田屋さん)にもとびこんで、よく冷えたビールも^^♪
楽しい、お友達との旅行になりましたね。大きなカメラを肩にかけ~♪
をした街ですね。歴史を蘇らせ、後世に伝えていく、
素晴らしいことですね。クラツーのミステリーツアの
コースにもなって、企画は当たったということでしょうね。
越後上布は相当高価なものなんですね。
こういう伝統を守ってくのも塩沢プロジェクトの役目
なんでしょうね。
『北越雪譜』は読みましたが、その雪深さに驚いたものでした。鈴木牧之の生家がここにあるのですか。
塩沢織物が4種類がよくわかりました。
私の目の保養になりそうな素敵な織物なのですね。
冷やし中華のお店の心遣い、本当に日本的で嬉しくなります。
どこに泊まるの?と聞いても「ミステリーだから分からないのよ。とにかくリゾートホテルらしい」とか・・・
料金は15000円だそうです。
個性的な旅行記をUPしていらっしゃるmarriさんと違い、行った順序をそのまま紹介している私の旅行記は
あまり芸もなくオーソドックスです。
写真だけ載せても変わらないと思いますが、長い文章をお付き合いいただきありがとうございます。
ホテルも一流どころだそうで「もしかしたら我々が泊った所かしら?」「それで全部込みで15000円は安いわ」
などと話しました。
この塩沢宿が、団体様が来てくれる観光地となったようでちょっとホッとしました。
”歴史を蘇らせ、後世に伝えていく”・・・
塩沢宿はまさにその典型で、越後上布などの伝統工芸も、すたれることなく伝えて行って欲しいですね。
つむぎ記念館ではお蚕さんから糸を紡ぎ、機を織る手順までを実現させて見せていただきました。
越後上布などは雪で晒すのですね。お値段が高い意味が良くわかりました。
折しも「富岡製糸工場」が世界遺産に登録され、日本の織物の良さがクローズアップされればと願います。
自分たちも参加して作られた街です。
どのお店も、おもてなしの心にあふれていましたね。
沢山いらっしゃいますね。
3人でおそろいのストールを買い、次回会う楽しみ倍増ですね。
当間高原リゾート、初めて知りました。
花が咲き乱れ、素敵なホテル♪
塩沢宿も、行ってみたくなりました。
「塩沢紬記念館」興味深く読みました。
全国の織物に触れたい、着たい一心で 越後上布持っています。
古いものですが、驚くような安いお値段で手に入れました。
麻なのにしなやかで着心地よく、洗ってもアイロンいらず、
繊細な織で着ているだけでハッピーな気持ちになります。
普通のおばさんが、そんな手間暇かけた布を身に着けているなんて、
誰も思わないところがまた気に入っています。
越語上布のお着物をすでに持っていらっしゃるとは素晴らしいです。
この高級品をさりげなく普段に着るのが「粋」というものです
鈴木牧之の著した「北越雪譜」の中に、雪国の生活と共に越後上布の生産のありさまが詳細に記載されているようです。
現在では原料である苧麻の生産量も極めて少なく又、後継者も老齢化してきており近い将来には「幻の布」
となりそうですね。
新しい町造りでこうした記念館もでき、細々ながらもこの伝統工芸が伝えられて行くことは大事なことだと思います。
父が転勤族だったので、私も各地に転校しましたが、それぞれ違う文化に触れる機会が持てた事は
良かったと思っています。
新潟県人は心を許すまでには時間がかかりますが、一度親しくなると「一生!」続く情の深さがありますね。
当間高原は高原リゾート地としてはサイコーで、アクティブな遊びを楽しむ施設は何でもそろっています。
ここから写真を趣味とする人にとっては憧れの「棚田」や「ブナ林」も近いようです。
いろんな歴史が残っているようです。
塩沢には「雲天(うんてん)」という田舎風の宿が
あります。
巻機山に登る基地になっていて、何度か泊まりましたが
なかなかよい宿でした。
「巻機山」は未踏なのです。
頂上に山小屋はなく、往復9時間のコースはもう無理と諦めています。
この塩沢は古さと再生で、江戸時代の宿場町の風景が甦りました。
街中に登山者の姿も見えました。
この日はこの町の宿に泊まり、翌日登山する感じの中高年のご夫婦でした。
私も夫が山登りを続けていたら、まだまだあちこち登っていたかと思いますが・・・
今では一緒に山登りをする仲間もいなくなりつつありますわ
山はしょっちゅう行かないと、筋力が落ちて登れなくなりますね。