「オルセー美術館展2010」を堪能してから、私たちは地下鉄で日比谷に出て映画を観ました。
前作が面白かった「セックス・アンド・ザ・シティー2」です。
アメリカのケーブル局HBOで、1998年から2004年にかけて放送された全6シーズンの連続テレビドラマ、
エミー賞を7回、ゴールデングローブ賞も8回受賞し、2年前に映画化されました。
《大人の女性の本音に迫ったセリフの数々、最先端のファッションなど
都会暮らしの喜怒哀楽や、女性同士の友情を盛り込んでいる》
その劇場版第一作目の私の感想はこちらです。
あのお洒落でゴージャスな4人の女性がスクリーンに戻ってきましたよ。
4人がそれぞれのハッピーエンドを迎えた前作から2年。
ベストセラー・ライターのキャリー(サラ・ジェシカ・パーカ)は幸せながらも
甘いロマンスの失われた結婚生活に疑問を抱き始めます。
女の幸せを綴るライターのキャリーは、夫が靴を脱いでソファーに足を投げ出す姿にも幻滅を覚えます。
お食事はいつも外食かテイクアウト食品・・・
女が常に第一線で活躍し、綺麗で輝き続けるには家事も最小限にとどめ、
「夫」にはいつまでも騎士(ナイト)のようにいて欲しいと願うのでしょうね。
凡人の主婦の意見としては「これではくつろげる家庭は築けません」と言いたいです。
でもこの夫婦が最後に出した「週休2日制」の結論には頷けました。
私も同じ様に思ったことがありますわ。
昇進に性差別があることを痛感する家庭持ちの弁護士ミランダ(右)と
(美人のベビーシッターに子供がなついてしまい)子育てに自信を失う専業主婦のシャーロット(左)
そして4人の中では唯一独身で、大胆な恋愛を楽しむ実業家のサマンサも、事業が上手く行かない上に
更年期症状が現れて、薬なしでは過ごせない
それぞれが40代50代となり、女性が通過しなければならない悩みが生じます。
もっとも親の介護でバタバタし、家事に追われている私から見ればナント贅沢な悩み
としか思えませんが・・・
それはそれ、この映画はお洒落なファッションと本音のトークが売りなのですから目をつぶりましょう。
そんな折、サマンサの多彩な人脈がもたらす贅沢なアブダビ旅行が実現し
4人は現実逃避の旅に出かけます。
アラブ首長国連邦の映画プロデューサーが4人のために用意したのは、
コンパートメント風ファーストクラスでの快適なフライト
1人1台のリムジンサービス、ワンフロアぶち抜きのロイヤルスイートの部屋・・・
そしてジープに乗ったイケメンも登場する、砂漠でのシャンパンブレイク・・・
スクリーンの中の彼女達だけではなく、
観ている我々も夢のようなひと時で、日頃の憂さ晴らしが出来たような気がします。
私たちもエジプトの砂漠でラクダに乗ったけど、
あてがわれたズルズルの「ガラベーヤ」を着ていましたわ。
もっと自分にあった色とサイズを選ばせて欲しかった
だいたい、イスラムの国でこれだけ肌を露出したファッションは許されないはず・・・
題名からして、アブダビでのロケの許可が下りなかったそうで、この現地ロケはモロッコだそうです。
突っ込みどころは満載ですが、
私たちもエジプトでお買い物をしたスーク(市場)も登場して楽しめました。
キャリーはナント、ここで昔の恋人と再会するのです
物語としての面白味は前作の方があったように思えますが
土曜日の午後3時過ぎの映画館は、30代前後の女性達でいっぱいで、私たちも離れ離れの席となりました。
映画がはねてから、銀座でお食事をしました。
いつものように「何を食べようか?」とウロウロと歩き回りましたが、結局はイタリアンです。
この日は蒸し暑い日だったのでビールが美味しかったこと
朝から美術館見学と映画のダブルヘッダーをこなし、最後はお食事とお喋りのお愉しみです。
お嬢さんの結婚話が出て、エジプト旅行をキャンセルしたN子さんに「おめでとう」と言うと
何やら浮かぬ顔・・・
「相手は一人っ子なのよ。彼の実家の近くに住んでいずれあちらの親を看るんですって」
とタメイキついていました。
”あの~、私も一人っ子の親なのですが~”
そうか~、一人っ子は結婚相手としては三文安なのか~
「今どきの親は、特に娘がいないシニア世代はちゃんと老後の覚悟は出来ているわよ」と反論し
「でも〇○子ちゃん、結婚する時から相手の親を看ようなんて、心優しいお嬢さんに育ったわね」と褒めつつ
一人っ子の我が息子と結婚し、我が家近くに家を求めた息子のお嫁ちゃんに、私は感謝しましたよ。
この日はサッカーのワールドカップ、日本対オランダ戦が行われていました。
夜の銀座のパブは青い服を着たサポーターたちの、TV観戦をしながらの熱い応援で賑わっていました。
私たちも有楽町駅前の大画面で勝敗を見届けてから(0対1での負け)家路に着きました。
>ひとりっこも面倒なことがなく、悪い条件ばかりではありません。
こう言っていただくと嬉しいですね。
そうですよ!
アーデモナイ、コーデモナイと異論を唱える外野はいませんから、気は楽かもしれませんね。
そして嫁の立場としては、介護問題はズシリと重いかもしれませんが・・・
嫁同士比べられないのが気が楽かもです。
今回観たこの映画、題名からしてちょっと躊躇してしまいそうですが、
気楽に楽しめて、しばし現実の厳しさを忘れさせてくれました。
映画の中の4人組のようにゴージャスではありませんが、40~50代は体力・気力が充実し、山登りや旅行と楽しんでいましたが・・・
親のことでバタバタしている内に、自分たち自身の老いが感じられるようになり、これまた愕然とすることが多くなりました。
「悔いがないように」と今を精一杯走り回っていますが、流石にヘロヘロ状態で・・・
先の事など考えられなくなっています
両親を見ていてつくづく思います。
そうしている内に、自分達夫婦も若い頃の溌剌とした元気はなくなっているのに気づき、
愕然としますね。
諦めなくてはならない「あの山、この山」が続出してきました。
我が家の老後は後にも先にも息子一家しか頼れませんから、いつまでも甘える事無く自立していなくてはと思うばかりですが・・・
どうなりますかしら
ご無沙汰していてすみません
暑いさなか、入院中の母を介護する病院通いが続いています。
山登りには行っていないのにもう真っ黒です。
今年は外に出るだけで火傷しそうな暑さですね。
お互い元気で夏を乗り切りましょう
コメントのお返事が遅れてすみません。
今日は母の主治医とお世話になっている施設側、そして我々家族が集まり母の状況を聞き、今後を話し合います。
母の様子は日々波があり、私たち家族も一喜一憂している毎日ですが・・・
果たして父のいる施設に戻れるかどうか?というところです
心労が続きどっと疲れる毎日ですが、誰でもが経験する道ですもの
弱音は吐けませんね。
いつも励ましを戴き、ありがとうございます。
昨年の「剱岳」を最後に映画を全く観ていませんが、
たまにはこういうはちゃめちゃな映画もおもしろそうですね。
そう言えば私の夫もひとりっこ!そして娘もひとりっこにお嫁に行きました。
母子揃って一人っ子の夫とは、不思議なめぐり合わせです。
でもひとりっこも面倒なことがなく、悪い条件ばかりではありません。
あっさりしていてこれはこれでまた良しです!
素敵な4人の女性の物語、なかなか面白そうですね!
美術鑑賞に映画鑑賞、そして友人との夕食、
なんだかnoaママさんと映画の女性がだぶって見えるようです~!
私の周りでは嫁いだ娘が子供を連れて戻ってくといったような子供たちの離婚もよくありますよ。
高齢化もドンドン進みますし、どうなることでしょう。
先のことを考えると気持ちも萎えますから、今を感謝しながらと思っているのですが。
こんな記事を見るとホッとします。
自分達の老後、絶対子供達には迷惑をかけたくないと思っても、何時どうなるか解らない状態に不安になることがあります。息子の方はお嫁さんの母親も見なければなりません。母一人
子一人の家族です。
私のところは主人の足が悪いのでこれまた大変で、先日娘のところに泊りに行った時も、そんな話になってなんだか自信が無くなってしまいました。
何時も爺のブログにお越し頂、有り難う御座います。
暑さが続きますが、お互い暑さにめげず仕事やブログ投稿に頑張り乗り切りましょう!
映画観賞にお食事会と素敵な時間を過ごされていますね。
それではまた明日!・・・来訪・コメント!お待ちしておりま~す!
その後お母さまは如何ですか?
きっと余談を許さない状態なのでしょうね。
娘として母の最後を傍にいて送ることができるのは幸せと思わないといけませんね。何よりお母さまが一番嬉しいことと思います。
娘が母を思う気持ちは、母が娘を思う気持ちの半分にも満たないと私は実感しました。
どうぞ心残りのないよう寄り添ってあげてくださいね。
ゴージャスな彼女達を観ていると、こちらもしばしの間現実逃避が出来る感じです。
映画鑑賞後はお食事をしながらの、今度は我々の本音トークでした。
紅さんもクラスメートとのお食事会で、本音トークが聞けましたね。
中高年になると、誰しもが「老後問題」切実に感じるものですね。
親の往く道はやがて自分が往く道・・・
人間最後は病気で死ぬのでしょうが、その前の「ボケ」と「足腰の衰え」が怖いと痛感しています。
ですから皆が「ピンピンころり」に憧れるのでしょう。
紅さんの叔母さまは90歳まで介護認定も受けずに、お一人でお元気で生活してこられたのですね。
凄いです
人間子供に甘える事無く、たとえ少々不自由でも一人で生きていく「ガッツ」のある方の方が、どなたもお元気で若々しく見えますよ。
母は先日急激な血圧低下があり、主治医から「この2日間が峠」といわれ、私は伊豆旅行をキャンセルして戻りました。
その後持ち直し、今は毎日私が昼食を、弟夫婦が夕食を食べさせに通っています。
酷暑の中、山も行かないのにもう真っ黒です
naoママさんのこんな更新は嬉しいですね。ホッと致します。
日常生活から離れて、たまにはこんな非現実的なゴージャスさも楽しいですね。
映画には縁の無い私でもこれは観たくなります~^0^/
映画の後のお食事会はいいですね。
みなさん、関心事は親の事、自分の老後のこと、同じですね。
私も今週は横浜で2回の昼食会に出向きましたが(快気祝いをして頂いて)
皆さん抱えている問題は同じ、
最近2人のクラスメイトが奥様に先立たれ、同居を始めたお嫁さんとの折り合いが悪いとか、
離れているお嫁さんが良く面倒見て下さるとか、そんな話題ばかりでしたよ。
あらためて子供の居ない自分の身の振り方を考えさせられました。
その後お母様のご様子は如何ですか?
田舎の90歳で一人暮らしの叔母に、いよいよ手を差し伸べなくてはならなくなりました。
明日介護申請の認定を受ける事になり、出かけて来ます。
自分ではとても実現できないあのゴージャスさが眩しいです。
彼女たちも寄る年波には勝てず・・・
というのが今回のテーマですが、やはり何処に行っても弾けている4人組でした。
夢のようなアブダビ旅行は観ているだけでも楽しかったですよ。
ツァーで行った私たちのエジプト旅行との違いには愕然とさせられましたが・・・
私も自分の親の現状を見るにつけ、最後まで元気でピンピンころりを願います。
息子夫婦にも迷惑かけたくないし・・・
でも子供にとっては、親のことで動くことはさして苦労とは思えないものです。
でも娘さんを持つ親御さんは相手方の親の事はさぞかし気になるでしょうね。
近年は「結婚問題」や「孫の誕生」でオロオロしている感じです。
特に女の子の親の方が大変みたいですね。
お嬢さんが一人っ子と結婚した友人も、きっと淋しいのでしょうね。
子供達が独立する前の、家族水入らずの時間は貴重です。
地理佐渡さんご夫婦も大事に過ごされてくださいね。
私もご近所仲間の一人に教えてもらい知りました。
大人の女の友情物語として楽しみましたが、きわどい台詞にはぶっ飛びますね。
そしてこの弾けっぷりは見習わなくては・・・
「デスパレートな主婦達」と言うのは知りませんでした。
BSの「グランドサミット」は第一回から観ています。
タメイキ物ですね♪
アメリカの人気TVドラマの映画化で、前作は日本でもヒットしましたよ。
ファッションを見ているだけでも楽しいです。
今回は異国情緒満載で、私が行って来たエジプトを彷彿させる場面がたくさんあって楽しめました。
ゴージャスな彼女達の生活はとても真似できませんが、あのパワーは学ばねばと思いました。
marriさんなら充分勝負できますよ。
私は明るく楽しいロマンチック・コメディーが大好きです。
昔、ヘップバーンが出ていた「ローマの休日」とか「昼下がりの情事」とかのような・・・
この映画は前作が面白かったし、芸術絵画鑑賞の後には軽くて丁度好いのでは?と映画通の仲間の発案で決まりました。
今日は息子一家やお嫁ちゃんの両親も一緒の「伊豆に全員集合」の日でしたが、弟から母の急変のTELがあり戻ってきました
母は一時的に血圧の低下がみられ、主治医からこの「一両日が峠」と言われたそうです。
私が駆けつけると母は案外元気でした。
このような騒ぎを今後も何度か繰り返すのでしょうね。
親の面倒は誰が看るという問題ではなく、子供として最後を見届けさせていただく幸せというのもありだと思っています。
そして今日は遠見尾根を登って五竜小屋ですね。
お天気は良いほうに向っていますからきっと大丈夫だと思っていますよ。
何にしろ山小屋さんは「晴れ男」ですもの。
私は昨日は大雨の「箱根」を体験してきました。
今日は息子一家と合流し、「孫と一緒の伊豆」の予定でしたが、弟から母の急変の連絡が入り、急遽戻ってきました。
母は、持ち直しましたが、今後もこんなドタバタを覚悟しましたよ。
息子はこの現状を見ていますから、きっとお嫁ちゃんの親と合わせて4人の最後を看取る覚悟が出来ていると思います。
私たちもできるだけ迷惑はかけないつもりですが・・・
すべて順繰りですよね。
田舎のおばちゃんには美人で仕事も恋もと何拍子も揃った4人には
憧れと言うより別世界の人との思いが強かった記憶が・・・
そんな彼女たちの悩みが今回のテーマですか
超豪華なアブダビ旅行で現実逃避ができるお話は
やっぱり夢の世界のようです。
老後は子供に面倒をかけたくないと思う親は多くなりましたが
子が親の将来を心配することはごく自然な事であるべきなのかもしれません。
そんな親はぴんぴんころりを理想としますが
そううまく行くことは少ないのでしょうね
もう何年かしますと同様の話を
するのかもしれません(笑)。
というか、そうなってもらいた
いものです。今は就職先がどう
なったとか言っているだけなん
ですが..。
行かず後家の!次女のお気に入り番組♪
TVシリーズで放送してるので、おかげで母まで深入りして見ました。
天真爛漫というか、それぞれのキャラクターがユニーク極まりないですね!
恋の行方が気になりながら、そこまで剥き出しなの!と呆れたり・・・
昔の年代では、考えられない自由な生き方ですよね。
今は「デスパレートな妻たち」を見ています。
BSの「グレート・サミッツ」が楽しいですね♪
なんて、夢の様な生活ですね。若い頃の主婦はみんな憬れるかな!
あの頃は時間が有ったが、お金が無かった。そして今は・・・?
いつの時代も、無い物ねだりで、人様ばかりが羨ましいなぁ~!
この映画、私見てたら、自分はどのタイプかなって、入り込んでみるかな。
それにしてもスタイルよくって別嬪さん揃いね。羨ましい!
なかなか、見落とした映画も一杯良いのがあるのね。横文字に弱い私です^^;;
写真とともに見せて頂いて感心しています。
私はそのあとのお食事会がいいな~~~
イタリアンは最近本当に美味しくなりましたね。一人っ子同士の結婚の話も興味深く、少子化が進む日本ではこれからの悩みでしょうね。
親の面倒を誰が見るか・・・ということそのものがおかしいのですよね。
縁あって一緒になったのであれば先立つ人を看るのはごく自然のこととしなければと思います。が・・・難しいことですかね。
おしゃべりですか?
女性の最高の贅沢ですね。
一人っ子も二人っ子も関係ないようです。
今の若者はそんな先のことまで考えていません。
また、親も子供に頼ろうと考えたのは昔のことです。
誰にも迷惑をかけない人生を送りたいと思っています。
そのためには元気なうちにやりたいことをするのが
一番よいと思っています。
今晩から北アルプスです。
天気が心配ですが、無理はしません。
どこかで暑気払いしたいですね。