ギラギラとした太陽が今日も朝から照っています

梅雨入りが遅かった今年は、本格的な夏の訪れも遅くなるに違いないと思い込んでいましたので
私はまだ心の準備が出来ていませんでした

7月17日(土)
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夕方の6時半過ぎ、西の空が赤く染まっているのが見えたので2Fのベランダに出てみると
「富士山」のシルエットがクッキリと浮かび上がっていました



久しぶりに見る「富士山」です。梅雨明けを実感しましたね。
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カメラのレンズを慌てて200mmに切り替えましたが、300mmにすれば良かったと悔いています

7時を過ぎる頃には空がいっそう赤く染まり、珍しい雲の姿にも魅せられて
私は夕げの準備も忘れてベランダに立ち尽くしていました。
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晩秋の頃には富士山の左側に沈んでいた太陽も、今の季節はそれよりずっと北側の
「富士山」の右側に沈んでいったようです。
手前は夜のとばりの黒い空が広がっていますが、富士山の周りだけが太陽の残照に空が赤く染まっていました。
明日のお天気を約束するように・・・
7月18日(日)
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翌日も真夏の太陽が朝から照り付けていました。
朝8時、「富士山」もバッチリと見えています。もう雪もほとんどありませんね。
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9時を過ぎる頃には「夏雲」も湧きだしていました。
いよいよ「盛夏」、真夏の到来です。
母の入院騒ぎで、我が家の夏の準備が進んでいませんでした。
午前中は汗だくになって、リビングの絨毯をはがし、籐の敷物に替えました。
午後から両親のところに行ったら、母は久しぶりに笑顔を見せてくれました。
まだまだボンヤリすることが多いけど、少しづつ表情も豊かになってきています。
今の一番の心配は誤飲性肺炎ですが、タンの絡む咳も少なくなって、
どうにかお食事も時間をかければ出来るようです。
お天気に恵まれたこの3連休、多くの方々は海や山へと飛び出したことでしょう。
私も焦りますが、何だかどっと疲れが出て、戸外に遊びに出かける気力がまだ湧きません。
1994年のアルバムより・・・
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遥かなる「黒部五郎岳」
古いアルバムをとり出して、アルプスの雄大な風景と爽やかな風を懐かしんでいます。
こちらの紙焼き写真は、北アルプスの薬師岳から
黒部五郎~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高と3泊4日でダイヤモンドコースを縦走した時のものです。
一面に広がるお花畑の向うに目ざす「黒部五郎岳」
夏雲の左手には「雲の平」が見えていました。
40代のあの頃は行けない山はないと思っていましたから、「雲の平」も当然歩くつもりで居ましたね。
実は今月初めに山仲間のYさんと夜行日帰りで百名山の「皇海山」に行く予定でした。
彼女は8月中旬にお嬢さんが第二子の出産を控えていて、
「夏山は無理なので早めにどこかに行こう」となったのです。
ところがYさん自身の体の不調が続いて検査が決まり、私は母の入院で登山どころではなくなった

この5~6年は親の介護、孫の誕生などで皆忙しくなり、山に行けない夏が続いていますが

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北アルプス・後立山連峰「爺岳」頂上からの眺め
同じ年の9月に、立山黒部アルペンルートの基地「扇沢」から柏原新道を歩いて登り
爺岳~鹿島槍ヶ岳と2泊3日で縦走しました。
朝の「爺ヶ岳」頂上からの眺めは最高でした


この写真の右手には針ノ木岳・蓮華岳の向こうに「野口五郎岳」などの裏銀座コースが望め
その奥には薬師岳から立山までのダイヤモンドコースが・・・
そして更に右手に目をやると「釼岳」がドカン

北アルプスの名だたる山々が全部見渡せて感激しました。
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目ざす双耳峰の「鹿島槍ヶ岳」
山は季節やお天気などに左右され、どこが一番良かったかというのはその人々で違うと思いますが
初秋でお花は少なかったけど、展望に恵まれたこのコースは思い出深いものがあります。
一昨年、お花の綺麗な時期に主人と登るつもりで大町温泉に泊まりましたが、雨で断念したこのコース・・・
辛うじてまだ登れそうです。
「母が落ち着いたら行きたいな~」と思っていたら、もう一人の山仲間のKさんからメールが届きました。
「腰を痛めて、足まで動かなくなった


親の事でバタバタしている内に、私を含めて同年代の仲間たちも健康面で危うくなってきています。
「山」どころの話ではありませんね。ガックリ

今日は弟が両親のところに行くようですから、私はまずは美容院に行って、髪をバッサリ切ってこよう・・・
そしてその後はデパートに足を伸ばして「夏物バーゲン」を見て廻る積りです。
真っ赤な半袖のジャケットが欲しい心境ですわ。