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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
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いっぱいの主婦の日記です

ドライブ旅行2000km・アルバニー③

2007年03月21日 | パース滞在記

今回アルバニーで泊まったB&B(ベッド&ブレックファースト付き小型ホテル)は、「ノーマン・ハウス」という19世紀に建てられた古い建物の宿でした。

日常生活はブロークン英語でもどうにかなりますが、交渉ごとはイマイチ自信が無い我ら夫婦・・・
大家のMさんに頼んで来る前に予約してもらいました。

何軒かの候補の中から、この「ノーマンハウス」を薦めてくれたのは、夕食に招待してくれたお隣のLご夫妻。
「オーストラリア人は、古さとか自然とかがお好みなんですよ」とはMさんの説明でした。

私たちが車で着いた時、玄関前のベンチに座っていた宿のご主人がすぐに笑顔で飛んできました。
凄くフレンドリー
玄関を入ると宿帳が置いてあり、2階に通じるらせん状の階段が現れます。
部屋数はたぶん8室、イギリスの民家をそのまま宿にしたような造りです。




2階の応接ルームに案内されて、お手製のケーキとお茶の接待を受けました
オージーにしては華奢な感じのご主人は、こちらのお願いどおりユックリとした英語で施設の説明などをしてくれました。
そして「今日はとても暑い」と言いながら窓を広く開けて、目の前に咲いている大きな白いお花を示し「マグノリア」と教えてくれました。
一目でタイザンボクと分かります


実は今回のコースを決めた時、大家さんからもL夫妻からも「南は寒いから、必ず上着は持って行くように」と言われていたのですが・・・
寒いどころか、この日は暑くて34度になったとか。
でも、この宿には冷房がな~い


宿の2階の部屋から見た風景です。
陽が少し傾いて、涼しい風が入ってきました。

宿のご主人が夕食のレストランを紹介してくれたので、お任せして予約をしてもらいました。
見せてもらったパンフレットに「BYO」と書かれていたので、お隣のリカーショップでワインを買って持って行きました。

宿から歩いて5~6分の所にレストランはありました。
酒類販売許可の厳しいオーストラリアには、持ち込み自由のレストランが多く、それが「BYO]と表示されているのです。
私たちは過去に何回か、せっかく美味しいお料理を頼んだのに、アルコールにありつけなかった事がありました




外国でレストランに入ると、まずメニューを決めるのが一苦労です。
一体どんなものが出てくるか?分からない事が多い!
今回は簡単にすぐ分かる「ステーキ」にしました。
最初に出てきたガーリックトーストが青ねぎ付きで美味




主人はカンガルーのステーキを頼みました
ひと切れ食べてみましたが、とても柔らかくてクセもなく美味しかったけど・・・
最初はちょっと勇気が要りました。
周りの人々もほとんどがボリュームのある肉類のグリル料理を食べていましたね。
このレストランにも冷房は入っていませんでした。




オーストラリアに来て、まだ一度も外でビーフステーキを食べていなかったので、私はビーフを頼みました。
焼き方はミディアムで、味付けはソルト&ペッパーと答えたのに、このタレはなぁに?(通じなかったのかな~)
日本で食べるオージービーフより、断然美味しいです
持ち込んだ赤ワインにピッタリでした。



持ち込み料が4A$ほどかかりましたが、グラスも貸してくれるし、ワインも冷やしてくれます。
満足!満足!


夜の7時半過ぎ、坂を下って宿に戻ります。
正面が海、郵便局の風見鶏の塔も見えています。
濃い黄色の建物はバックパッカー用の宿。
この街には大きなホテルはありませんが、海の見える通りには可愛いホテルがたくさん建ち並んでいます。
ワインに酔って良い気持ち・・・爽やかな風に吹かれながら宿に戻りました。
コメント (12)
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