宿の管理棟でチェックインをした時、マダムに「Please speak slowly」とお願いしてからエスペランスの見どころを聞きました。
ラテン系の感じのオバちゃまは「まかして!私はちゃんと話せるから大丈夫よ!」(どういう意味だ?)とニッコリ笑って、地図にマーカーを引いて渡してくれました。
私たちは車から荷物を取り出すのを後回しにして、宿の名前の入った立派な地図を握りしめすぐに出発しました
オーストラリアの中で、最も海が美しいと言われているエスペランスのビーチは、街の西側を通るドライブルート「グレート・オーシャン・ドライブ」沿いに点在しています。
宿から車で15分、港を抜けて、丘の上の公園を左手に通り過ぎると突然青い海が見えてきました。
ラッキー・ベイです
一番最初に現れたのが「ウエスト・ビーチ」・・・
これを見ただけでもうノック・アウトです
2人とも「ウゥワ~~」と言ったきり言葉もありません。
トップの写真で見えている手前の階段を下りて、サザーンオーシャンの海に足を付け、白い浜辺を走り回りました。
ここでツイストを踊れば「パウダー状の白い砂がキュッキュッと鳴る」とか「アサリが採れる」と、お隣のLさんに言われていたのですが、あまりにも綺麗な海を目の前に興奮していて、すっかり忘れていました
海の水は冷たいものの、この日はとても暑い日だったので、泳いでいる人々の姿も結構見えました。
(他の写真にも写っていますが、ゴマ粒のような人の姿からこの風景の大きさを感じ取って下さい)
私も水着は持ってきましたが、この時着ていなかったことがちょっと悔やまれました。
更に「ブルー・ヘブン・ビーチ」「トワイライト・ビーチ」と、素晴らしい景色が続きます。
「来て良かったな~」と、主人が呟きました。
友人のマルさんの希望もあり、見やすいようにとただただ写真を並べてUPしていますが・・・
私たちが大感激したこの海の色を、少しでも感じていただければ嬉しいのですが・・・
私のコンデジでは、あの大きさと輝きがイマイチ出ていないのがちょっと残念です
ターコイズブルー、トルコブルー、インディゴブルー、サファイアブルー・・・
どう表現したら良いでしょう
どこまでも続くシーサイドライン・・・
ホテルはモチロン、お店などは一軒もありません。
アルバニーの海も綺麗でしたが、規模が違いましたね。
はるばる来たかいがありました。
海辺のブッシュの中で、可愛いお花を見つけました
ゴミ一つ落ちていない白い浜辺と、最小限の施設に、オージーたちの自然に対する心意気を知ることができました。
車を更に進めて行くと、海につき出た小さな小さな岬の上に登れるようになっていました。
ここでの360度の眺望を、non_nonさんのタグをお借りしてまとめました。
(non_nonさん、いつもありがとうございます)
雄大なサザーン・オーシャンの神秘的な色を感じてもらえれば嬉しいのですが・・・
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岬に立っていた石碑は、19世紀におきたフランス船遭難の碑でした。
大家のMさんの話によると、エスペランスに最初に上陸したのは「フランス人」だったそうです。
フランスはこの地を不毛の地だと解釈し、西オーストラリアに大々的に移民を送る事はしなかったそうです。
結局はイギリスが進出するのですが、気候的にはぶとうの栽培が適し、後々鉄鉱石やニッケルなどの鉱脈も見つかった西オーストラリアです。
私たちはこの後、珊瑚礁が続く「テンマイル・ラグーン」を見てから、ピンクレイクに向かいました。