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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

新緑の「鎌倉・円覚寺」と、私の災難

2012年05月01日 | 鎌倉散策
ゴールデンウィーク前半の三連休はお天気に恵まれましたね

我が家の夫はサラリーマンを辞めたときから
「何も混雑している中、外出する必要はない」という主義なので、
GWは孫の端午のお節句祝い以外は出かける計画はありません。

私は晴れたら鎌倉で撮影を兼ねた散策、曇ったら家庭菜園の夏野菜の植え付け
雨だったら冬物整理と決めました。

そして6日には山仲間と「滝子山登山」が決まり、楽しみでした。

4月29日「北鎌倉・円覚寺」

好天に恵まれた29日、カメラを片手に一人で北鎌倉の「円覚寺」に出向きました。

最初に「総門」をくぐって、受付で拝観料300円を支払います。
流石に連休で若い二人連れが多く、並んでいました。


こちらは「山門」です。

「円覚寺」のことはこのブログで何度も紹介していますので詳しい事は省きますが
鎌倉五山第二位のお寺で、鎌倉幕府の八代執権・北条時宗が弘安五年(1282)に創建した
臨済宗・円覚寺派総本山です。


こちらは反対側から見た「山門」
今回は新緑の美しい中を散策しながら撮影するのが目的です


山門の奥が「仏殿」
ここのご本尊様の冠をかぶっておられる「宝冠釈迦如来様」をお参りしました。

そして天井には前田青邨画伯とそのお弟子さんが描かれた「白龍の図」が見事です。


「仏殿」横の「居士林」(在家修行者の為の専門道場)は、まさに輝く新緑の中にありました。
ここは「絵」になりますね。

私のもう一つの目的は手前にある「松領院」の山野草を見ること・・・
花の咲く春と秋のみ境内を公開してくれるのです。


この日は「ボタン祭り」をやっていました。
日中の気温が25度を超え夏日になったこの日のボタンは、グッタリとしていて
少々可哀想でした。

女盛りを過ぎた華やかな美女のなれの果てを見せられるようで心が痛みます

この艶やかさに叶うお花は他にはないような?我が家の庭にはそぐわない派手なお花です。



ボタンのお隣に咲いていた珍しい春咲きの「雲南萩」


そして楽しみにしていた「ユキモチソウ」
2年前にここで初めて出合ったお花です。

私の興味はボタンよりも山野草の方に向きますね。

新緑の山々を歩くと出会う「ツクバネソウ」こちらは「アマドコロ」

松領院は山野草を大切に育てているお寺で、花の咲く春と秋のみ境内を公開してくれます。
散策路を登りつめた墓地には、田中絹代さんや、開高健さんのお墓があり
あの、坂本弁護士ご一家もここに眠っておられます

オウム真理教の凶暴の犠牲となった坂本堤さんのお住まいは、私の実家のすぐそばにありました。


ご存知、教科書にも出てくる国宝の「舎利殿」
5月3日から6日まで、一般公開されますよ~


一番奥の山懐にある「黄梅院」まで行きました。
門前に名前に相応しい見事な「雲南黄梅」が咲いていました。
(写真を撮りそこない、この画像はネットよりお借りしました)

私の三つ目の目的は、ここの「セッコク」を見ること・・・


「黄梅院」の階段を登ると、その先は萌黄色の光が降り注いでいました


ここは北条時宗の夫人・覚山尼が時宗の菩提を弔うために建立した華厳院の場所に
足利氏が文和三年(1354)に創建した夢想疎石の塔所(高僧の墓所)です。

GWの鎌倉、混雑覚悟で午前中にやってきましたが、若い人が目立つくらいで
特にひどくはありませんでした。

鎌倉はウィークデーも中高年のグループで溢れていますからね。


やっぱり咲いていましたよ。
6年ぶりに見ることが出来た「黄梅院」のセッコクです。

「セッコク」とは岩や樹木に根を張り付かせて自生する着生ランで、
水分は空気中からとるそうです。
日本、朝鮮半島、中国などに分布するランで、洋ランの「デンドロビウム」と呼ばれているものの一種とか・・・

バリ島でも見ましたが、東京周辺では「高尾山」が有名ですね。


私は鎌倉のお寺で、咲き出してまもない新鮮な「セッコク」を見ることができて満足でした

次は「東慶寺」に足を伸ばしましたが、イワガラミもイワタバコもまだまだ咲いていなくて
ジュウニヒトエのオンパレードでした。

夜には連合自治会の「夏祭り実行委員会」の第一回目の会合があるので
早めに家路につきましたが・・・
途中買い物に寄ったスーパーで、アクシデントが起きました

エレベーターがきていたので走って飛び乗ろうとしたら、
泥落とし用の敷物に足をとられ、スッコロビました

一瞬右手は肩からぶら下げていたカメラバックを抱え、
利き腕の(私はサウスポー)左手の薬指と小指の2本で50kgちょっとの身体を支え、
顔面強打を食い止めましたが・・・

2本の指がズキズキ痛みすぐにシップ薬を買って冷やしました。

包丁が持てないようなので出来合いのおかずを買い、
急いでご飯を炊きお風呂に入って会議に出席・・・

その夜から腫れあがり内出血も見られ、
翌日慌てて休日診療をやっている整形外科を探して看て貰ったら
小指に通じる手の甲の骨が折れていました


「しばらく車の運転とアルコールは禁止、今夜はお風呂も駄目よ」と・・・
私怪我してすぐに入浴し、会議のあとの懇親会でビールもコップ2杯飲んでいる

台所仕事はモチロン、家庭菜園も冬物整理もな~~んにもできない
PCは辛うじて片手でポツンポツンとやっていますが・・・

楽しみにしていた「6日の山登り」も諦めざるを得なくなり、
悶々と過ごすGWになりました

今日、改めて近くの整形外科で診察を受けたら
「全治一ヵ月の立派な大怪我ですよ」
「一ヶ月間ギブスをはめて、それがとれたらリハビリ」
「絶対に濡らさない事、荷物を持たない事
と注意を受けました。
嗚呼~~





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鎌倉花情報・「浄妙寺」の早春の花

2012年03月14日 | 鎌倉散策
風はまだ少々冷たいけど、今週に入ってようやく春の陽光が照りましたね

3月12日、父の施設を訪ねる前に、車を朝比奈から鎌倉へと進ませ
「浄妙寺」に行ってきました。


ブログ仲間のコスモスさんが、このお寺の境内に咲く「ユキワリイチゲ」
「セツブンソウ」を紹介しているのを拝見し、私も是非この目で見たくなったのです。

鎌倉五山の第5位に数えられる古刹は、この季節「梅」が咲き誇っていました


こちらがキンポウゲ科の「ユキワリイチゲ」です。
丁度見頃でした。

早春の山々を歩くと「キクザキイチゲ」や「アズマイチゲ」、
そして夏のアルプスでは「ハクサンイチゲ」をよく目にしますが
このお花は初めてでした。


ユキワリイチゲは本州西部から九州に分布する多年草(西日本のお花のようです)

3月に花を開いて初夏には地上部が枯れる。
花弁のように見えるのは顎片とのことです。


今回是非見たかったお花のもう一つが「セツブンソウ」

10年以上前に山仲間のYさんと、バスツァーに参加して
はるばる秩父の両神村まで見に行ったお花です。

ユキワリイチゲは「浄妙寺」本堂の周りのそこここに咲いていましたが、
セツブンソウは中々見つかりません

受け付けのオバサンに聞いて探して、ようやくお茶室そばの木の陰にみつけました。

でも、遠くて横向きのお花が少々のみ・・・
そろそろ終わりのようで、200mmの望遠レンズで撮った証拠写真です。

こちらもキンポウゲ科の多年草で、花びらに見える部分は顎。
正面から見ると、紫と黄色の小さなビーズのようなシベがとても可愛いのですが・・・


今、このお寺の境内で一番の見頃は「福寿草」です。
こちらもキンポウゲ科の多年草。

新年を祝う花として喜ばれ別名はガンジツソウとも言われます。


お花の写真は難しい・・・
白や黄色のお花は特に難しい・・・
私の写すお花の写真は「記録写真のようで、風情に欠ける」と感じています

この春からの写真のお勉強は、「お花の写真を重点的に」と痛感しました。


本堂の前から門を振り返って見ました。
三々五々人の姿は見えますが、静かな静かなお寺です。

門の近くには「ミツマタ」「サンシユ」の木が花を咲かせていました。


他にも「ロウバイ」が残っていましたが、もうアップには耐えられません。
終わりのようでした。


アセビは赤と白がありましたが、白はボケました

馬などの草食動物が食べると、有毒で酔ったようになることに因んで
漢字で書くと馬酔木・・・

我が家にも白いアセビがありましたが、数年前に枯れました。


専用駐車場は1時間500円(拝観料は100円)、そろそろ帰ろうと門の外に出てみると
「熱海梅園」で咲いていた緑の梅「青軸」が目に入りました。


受け付けのおばさんに確認するとピンポーン
「青軸」は若枝、花軸とも緑色の珍しい品種。木全体が薄い黄緑色がかった感じがします。

梅の種類が分ったなんて、私も成長したものですね


このお寺の詳しい説明です
これから咲き出す山野草もたくさんありました。

次回は写真教室で親しくなったSさんを誘ってみようと思いました。
一人も良いけど、仲間と一緒の撮影も楽しいはず・・・

尚、この浄妙寺の境内には珍しく、
洋館の「石窯ガーデンテラス」というイタリアンのお店がありますが、毎週月曜日が定休日
この日はやっていませんでした。

2008年の晩秋に、紅葉を楽しみながらご近所仲間とお食事した時の記事はこちらです。

お花とお食事の両方が楽しめる「浄妙寺」、お薦めです。



 
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「長谷寺」の紫陽花と花菖蒲♪

2011年06月30日 | 鎌倉散策

今日で6月も終わりです。
トップ画像はこの月の最後に相応しい「長谷寺の姫紫陽花」としました。

連日の30度を越える暑さに、鎌倉の紫陽花の見頃も今週で終わりのようです。

6月24日に行った、鎌倉三大アジサイ寺の一つと言われる「長谷寺」のご紹介で
私の鎌倉紫陽花物語は終了させて戴きます。


前回も記しましたが、この日は三日続きの晴天で、朝から気温もグングン上がり、
私は「ハナショウブ」がしおれる前に撮影したいと、慌てて家を飛び出し鎌倉に向いました。

鎌倉駅の江ノ電のホームは人で溢れていましたが、その中に撮影隊の姿が・・・
あの女性は田中律子さん?、もう一人は誰でしょう?

今週はどのTV局のローカル番組でも「鎌倉の紫陽花」が紹介されていましたから
もうどこかのチャンネルで放送されたかも知れませんね。

丁度2年前の今頃、私は「鎌倉文学館」でNHKのインタビューを受け、
それがお昼のニュースのローカル版で流れたようです(私は見損ないましたが・・・)
そんな事を思い出すほど、この時期の鎌倉はTV局のロケ隊があちこちで見られます。

私は鎌倉から三つ目の「長谷駅」で江ノ電を降りましたが、
取材クルーの姿はありませんでした
一つ先の「極楽寺」まで行き、「成就院」経由で、最後に「長谷寺」ロケでしょうか・・・?


「長谷寺」の、そこそこ混み合う窓口で拝観料(300円)を払って山門の中に入ると
妙智池と放生池の2つの池が配され、周囲を散策できる回遊式庭園になっていました。

この池の中で管理されている花菖蒲生き生きしていて、とても優雅でした

この池の周りでジックリ「花菖蒲」を撮影してから、「上境内」へと 階段を登ります。

その途中には「ホタルブクロ」と1本だけ残っていた「ササユリ」の姿がありました。



上の境内には「長谷観音」と呼ばれる本尊の十一面観音があり、
その高さは9.18mと、木造の仏像では日本最大級だそうです。

観音さまを拝んでから、「あじさいのこみち」として整備されている裏山を登りました。

この日は整理券も配られず、わりとスンナリと進めましたよ

根元に名札があり「ファミリー愛」と・・・清楚な印象の「浜辺の歌」

こちらは「エーゲ海」?そして透き通るような青の「ブルースカイ」



ここには40種類以上約2500株のアジサイが群生しており、炎天下の続く中、
日本紫陽花は見頃が過ぎた感じですが、西洋紫陽花はまだわりと元気でした


散策路を登りきると、湘南の海が見えてきます。
「成就院」で紫陽花越に見たのと同じ「由比ガ浜」です。


白いアナベルがずいぶん増えましたね。


山の斜面に沿いながら、一方通行でひと回りしますから、お花を目の前で見ながら歩く事になります。

去年に引き続き、今年も堪能できました


長谷寺は、徳道上人(とくどうしょうにん)が736年に開いたといわれ、
後に藤原鎌足の孫にあたる藤原房前が現在のようなお寺を開設したと伝えられています。

このお寺のご紹介は何度もしていますので、詳しくは書きませんが、
興味のある方はこちらをご覧下さい。


時計を見ると1時を廻っていました。
もう一度下境内のお花を眺めて、シモツケの写真を撮り、「長谷寺」を後にしました。

後で知ったことですが、広島に住むブログ仲間のmarriさんご一行が、
丁度この時間に、観光バスで「長谷寺」へやってきたようです。





まだ梅雨明け前の6月だというのに、先週に引き続き、今週もカンカン照りの猛暑日が続きました。
クーラを使うのが「罪悪」のように思えて、じっと我慢の子でしたが
昨日出かけて帰ってきたら部屋の中は35度以上

流石に熱中症が怖くて、28度の設定で今年初めてクーラーを入れました。
そして6月最後の今日は午後4時過ぎからカミナリが鳴りだし一転スコールのような豪雨
温帯地域だったはずの日本は、いつのまにか「熱帯地域」になってしまったのでしょうか

久しぶりの雨で、デッキのサラダ菜は少し元気になりました。夏野菜も順調に育ち、トマトが2個初収穫です

畑に4株植えたキュウリは、「父の日」の前後は毎日5~6本採れていたけど
この所2本が定番。

連日糠漬けやピクルス、お味噌をつけてのビールのおつまみと楽しませてもらいましたが
そろそろ終わりでしょうか・・・

いよいよ7月がスタート、真夏が目の前です。
電力不足問題がいっそう心配となりますね。




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江ノ電に乗って紫陽花巡り(その2)

2011年06月24日 | 鎌倉散策
梅雨の中休みと言うのでしょうか・・・
突然30度を越える真夏日が続き、体がビックリしています。

そんなカンカン照りの中、写真教室の撮影会が「よこすか菖蒲園」でありました。
今回は先生に、カメラの「測光モード」の使い方について教えてもらいましたが・・・

あまりの暑さに、私の頭もお花もヨレヨレ状態
まともな写真が無いので、花菖蒲のある鎌倉の「長谷寺」に行って撮り直してきました。

蒸し暑い中、一週間に3回もお花を追いかけて出かけたことになりますが、
腰は落ち着いていて、体の方は快調な一週間でした。

この「よこすか菖蒲園」と鎌倉の「長谷寺」のご紹介は次回にいたしますが
まずは前回の続きの、鎌倉アジサイ巡りパート2のUPを致します。

「御霊神社」

6月20日(月)、私はアジサイ寺で有名な「成就院」を見学してから、
歩いて7~8分の所にある「御霊神社」に向いました。

江ノ電の踏切を渡ると、目の前が「御霊神社」の鳥居です。
(この画像は昨日再度訪れた時に写したものです。24日の方が人の姿が断然少なかったですね)

(6月20日撮影)
神社の鳥居の向かって左横には紫陽花の小道が続いています。

(6月20日日撮影)
たくさんの種類の紫陽花が咲いていました。

「江ノ電」が目の前を通過していきます。ここは「江ノ電&紫陽花」の画像が撮れるスポット

20日は多くのカメラマンがカメラを向けていて、場所取りが大変でした。
「そこは私の場所だ。ドケと怒鳴られたりで
気の弱い私はとても「撮り鉄」にはなれないと思いました

(6月24日撮影)
ところが昨日はこのスポットに殆んど人が居なくて、一回で楽々撮れました


鳥居をくぐると正面が「本殿」です。
この厳かな雰囲気が良いですね。

(6月20日撮影)
本殿裏にある「石神神社」の小さなお社の周りに、楚々とした紫陽花が見られました
こちらは「八丈千鳥」という名前が記されていました。

名前の通り千鳥が空を飛んでいるような・・・そんな感じの、私好みの紫陽花です。

(6月20日撮影)
そして最近特に有名になりつつあるヤマアジサイの「紅」
このお花は、長野県・伊那地方の山地に咲いていたヤマアジサイだそうです。

(6月24日撮影)
このお社の前にはヤマアジサイ、そして奥には「紫陽花の小径」が短いながらあって・・・
情緒ある落ち着いた雰囲気にひたれました。

(6月20日撮影)
西欧紫陽花が何百本も咲く豪華な紫陽花の風景も良いですが(長谷寺は圧巻でした)・・・

(6月24日撮影)
このような小さな神社の境内に咲くガクアジサイやヤマアジサイも風情があって大好きです。

(6月24日撮影)
今週はまさに見頃の「紫陽花」をタップリと堪能しました。
鎌倉の各お寺の「紫陽花」は今月いっぱい楽しめるかと思います。


この神社の詳しい説明は、こちらをご覧下さい

「紫陽花&江ノ電」の撮影スポットとして有名な所ですが
境内も静かで落ち着いた雰囲気で気に入りました。

               

今週は花菖蒲と紫陽花三昧の一週間でしたが、先週は梅に振り回された一週間でした。


我が家の夫が仕事先からもらってきたが、三回に分けて合計13kg
中には南高梅の良い梅もあったりしましたが、流石に最後はご近所仲間に配りました。

息子の所にも持って行こうかと思いましたが、先日逢った新潟の友人の言葉が耳に染み付いて・・・
私が十日町のお土産に「お蕎麦」を買うのを見て
「うちの娘なら、そんな手間のかかる物をもらっても喜ばないわ」
「お母さん、茹でたお蕎麦を持ってきて・・・と言うわね」
「畑の野菜だって、泥や虫が付いていたりしたものは一切いらないと・・・」

今の若い方々の本音はそうかもと思い
私は息子宅の分も一緒に、梅酒4kg分、梅ジュース2kg分、梅味噌ドレッシングを3kg分を作りましたよ。

この2倍の量を作り、床下収納庫が満杯畑の玉ねぎも150個収穫しました。

息子宅には取り合えず、玉ねぎを綺麗に洗って外皮をむき、
すぐに使えるようにして2kgを持って行きました。

残りはざっと泥だけ落として乾かし、我が家の駐車場の天井に吊るしてあります。

時々娘さんを持っている友人と話すと、とても驚かされたり勉強になったりします。

泥や虫をさして恐れぬアウトドァー派の我が夫婦、もっと繊細にならなければいけませんね


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江ノ電に乗って紫陽花巡り(その1)

2011年06月21日 | 鎌倉散策

鬱陶しい梅雨空が続いて、あまり外に出なかったのですっかり運動不足になっています。

無性に歩きたくなり、近くの「鎌倉」に行ってきました。
私が一人で気軽に散策できるのは家の近所の「舞岡公園」か「横浜の街」
そして「鎌倉」くらいしかありませんものね

おりしも「鎌倉」はアジサイの見頃の季節
6月20日の月曜日、時々雨が落ちるお天気なら人出も大したことがなかろうと・・・


江ノ電に乗り、「極楽寺駅」から「長谷駅」までを歩きましたが、
特にアジサイで有名な「成就院」での人混みは驚かされました。


「鎌倉」~「藤沢」間の全長10kmを、30分ちょっとで走る江ノ電は明治35年に開業。
山あり河あり、海あり、トンネルと路面あり…
100年以上を古都鎌倉と湘南藤沢・江の島の、古き時代と新しいモノが混在する街の中を
コトコトと走り続けています。

このレトロな雰囲気にフアンが多いのも頷けますね。

家々の軒先をスレスレに走ります全線単線で、駅でのすれ違いが楽しいですね。

鎌倉から四つ目の駅「極楽寺」で下車・・・駅前ではもうアジサイが花盛りです。


駅のすぐ裏に「極楽寺」がありますが、この境内はすべて写真撮影禁止です。

鎌倉のお寺の殆んどが、三脚使用禁止ですが・・・
撮影マナーを守らないと、このお寺のように全面撮影禁止になりかねません。

皆さん、気をつけましょうね。

アジサイ寺「成就院」

5分歩けば最初の目的地、アジサイで有名な「成就院」ですが・・・
着いたのは丁度12時頃、
小さなお寺ですから、人が多くて進まない

成就院には煩悩の数と同じ108の石段と、
その脇に般若心経の文字数と同じ262株のアジサイが咲き誇っています。


ようやく山門まで登ると大勢の人だかりです。
ここからアジサイ越しに見る由比ガ浜と材木座海岸の風景が一押しなのですが、
この大勢の人々の姿にはちょっと興醒めですね。

その上、海をクッキリさせるとアジサイが暗くなる


アジサイを明るく写すと「海」がとんで見えなくなる

光の関係なのでしょうか?、それとも被写界深度の問題
私のカメラの腕ではとても難しいです


「山門」も人が多すぎて写真が撮れませんでしたが、
このお寺の由来はこちらをご覧下さい

弘法大師ゆかりのお寺で、ご本尊は「不動明王」・・・
そして縁結びのお寺として有名のようです。

不動明王の像が建っている場所はパワースポット清楚なナツツバキの花が咲いていました。

スミダノハナビなど、様々なお花が見られますこちらはウズアジサイ・・・



平日だというのに、若者の姿がとても多い感じです。
鎌倉と言う「ブランド」と「縁結びの神様」というのが、若者を惹きつけるのでしょうか・・・?

花鳥風月を愛でる心は、古来より日本人の心の中にDNAとして組み込まれているに違いありませんね。


北鎌倉の「明月院」がブルー1色のヒメアジサイが多いのですが
こちらは色とりどりの「西洋アジサイ」が圧倒的に多く咲いています。


そんな中で見られる「ガクアジサイ」や「ヤマアジサイ」が可愛いですね。

アジサイやハナショウブなどは去年行った、この近くの「長谷寺」の方が規模の点ではお薦めです。
見どころがいっぱいの長谷寺をご覧下さい。

ただし「成就院」は無料ですが「長谷寺」は拝観料300円かかったような・・・?

「極楽坂切り通し」

成就院の階段を下るとこの様な「石碑」が建っています。
ここには「極楽坂」と記されていますね。

以前も記しましたが、鎌倉は三方を山に囲まれ、一方は海に面した「天然の要塞」です。
敵からの攻撃を守る点においては非常に好都合だったのですが
物流を含めての出入りが大変不便でした。

そのために山を掘削し、外部との往来が出来るようにしたのが「切通し」で、
鎌倉には七つの切通しがあります。


この「極楽坂」は、私が最近意識して歩いている「鎌倉七口・切り通し」の一つです。

片瀬、腰越、七里ヶ浜から、甘縄と呼ばれた現在の長谷に抜ける切通しは1259(正元元)年に開通され
鎌倉時代は現在の道より高い位置にあり、成就院の門前を通っていましたが、
江戸時代以降に掘り下げ幅を広げたそうです。

今では車も通る主要道路ですが、昔も京都と鎌倉を結ぶ主要道だったようですね。

この切り通しを歩いてから、私は「アジサイと走る江ノ電」の撮影スポットのある「御霊神社」に向いました。










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鎌倉花情報・「東慶寺」のイワタバコと・・・

2011年06月14日 | 鎌倉散策

前日の大雨が上がった6月12日(日)、腰のリハビリを兼ねて「鎌倉」に行って来ました。

毎年UPしている「東慶寺」のイワタバコやイワガラミ
そして「明月院」のナツロウバイが気になっていたのです。

ご覧のように、岩一面を飾る「イワタバコ」が見事に咲き出していましたよ。
星型のお花が可愛いですね~

葉がたばこに似ているからこの名が・・・湿った岩壁や石垣に生えるので「イワタバコ」

星型のお花の直径は2~3cm、中央にある雌しべを雄しべが取り囲むように密着しています。
中央部のオレンジ色の部分は、虫達に蜜のありかを教える役目をしているのでしょうか?


崖の上を見上げてパチリ
鎌倉のお寺ではあちこちに見られますが、やはり「東慶寺」が一番だと思います。


更に奥の宮内庁管轄の「皇女の墓」のある階段の上にもイワタバコが見られます。
御仏様の周りに沢山咲いていました。

本堂裏の崖一面に咲く白い「イワガラミ」の一般公開は、日曜日のこの日は午後3時からのみ・・・

今年は15日の(水)までですので、興味のある方はお急ぎください。
最終日の15日は午後1時からのみですのでご注意を・・・

私は一昨年に見たから今年は諦めましょう・・・
一昨年のイワガラミはこちらです。


こじんまりとした「東慶寺」の菖蒲園はさして広くはありませんが
お抹茶セットを戴くと正面から眺められるようになっています。

一般客の私は辛うじて横から背伸びをして撮影しました。

典型的な日本の菖蒲ですね花弁の黄色い線が特徴でしょうか?



この時期の「東慶寺」に通い出して4年になりますが、
最初は珍しかった「八重のドクダミ」がずいぶん増えました。

ネットでもあちこちで見るようになりましたね。


「東慶寺」のアジサイはまだ色が浅い感じですが・・・

ガクアジサイはそろそろ見頃ほんのり紅をつけた姿も色っぽい・・・

これからの色の変化も楽しみですカシワバアジサイも咲き出しました

毎年ご紹介している、この時期の東慶寺・・・
小さなお寺ですが、100円の拝観料でこれだけ楽しめれば言うこと無しです。

イワガラミは明日で終わりですが、イワタバコはまだまだ楽しめますよ。

「明月院」のナツロウバイ

それからやはり気になり「明月院」に行って見ました。

「去年より時期が遅いし、残っていればみっけもの」と期待はしていなかった「ナツロウバイ」
辛うじて数輪残っていました。
UPに耐えられないけど、証拠写真です。


木の上の方に咲いているので望遠レンズで撮りました。

このお花も、ここで初めて出会って感激したのは7~8年前・・・
最近はネットで見る機会も多くなり、あちこちで見られるようになった感じです。

昨年のもう少し新鮮な「ナツロウバイ」をご覧下さいこちらです。


この日は日曜日・・・
アジサイ寺で有名な明月院は若い恋人達やグループで溢れていました。

山門に通じる階段の両側に咲くヒメアジサイは4分咲き程度でしょうか?
見頃は今週末からのようです。


ここのアジサイの90%が日本古来の品種の姫アジサイで
「明月院ブルー」と呼ばれる爽やかな青色が魅力です。

私もこの爽やかな「明月院ブルー」が大好きです

尚、「本堂後庭園」のハナショウブが見頃を迎えていました。
この時期だけ一般公開されていますので、
ご興味のある方は拝観料の500円とは別に500円払えば見学できます。



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鎌倉・「海蔵寺」から亀ヶ谷の切り通しへ

2011年05月22日 | 鎌倉散策
特に意識しているわけではありませんが、毎年5月になると、何故か?
一人で鎌倉の切り通しを歩いています。

去年は「名越の切り通し」、そして一昨年は>「朝比奈の切り通し」

家で腰を労ってばかりでは逆効果と思い、今年もカメラをぶら下げて歩いてきました。
ゴルフ三昧を楽しんでいる夫を、悔しい思いで見ているばかりでは辛いですもの・・・

今回は鎌倉駅の北口から「寿福寺」~「海蔵寺」~「亀ヶ谷の切り通し」~「北鎌倉駅」を
1時間半ほどかけてノンビリ歩いてきました。

「寿福寺」

最初の「寿福寺」は1200年(正治2)に北条政子
頼朝の父、義朝の旧邸跡に明菴栄西を招いて創建。
鎌倉五山の第三位のお寺です。
境内の見学は出来ません。


参道の緑が眩しく輝いていました

奥には、北条政子と政子の二男で甥公暁に暗殺された悲劇の将軍源実朝の墓がありますが
そこには寄らずに、花の寺「海蔵寺」を目ざします。

(5月14日・撮影)
「マルバウツギ」が、道沿いのあちこちに咲いていました。

卯の花の匂う垣根に、ホトトギス、早も来鳴きて~
父が昔よく歌っていた「夏は来ぬ」を思わず口ずさんでいました。
”卯の花って、空木だったはず・・・?、ホトトギスって、どんな鳴き声なのかしら?”

父が三ヶ月に一度受けている病院の診察結果も
腫瘍マーカーが1以下に下がり、薬や注射が効いているようで一安心しました。

そして母も今の病院に移ったら、手厚い看護を受けているのか?
高熱を出さなくなり安定しています。

私もようやく「携帯電話を抱えながら寝る生活」から解放されました

「海蔵寺」

花の寺・水の寺としても有名な海蔵寺には、一昨年の4月に「カイドウ」を見に来ています。
詳しいことはこちらをご覧下さい。

春のお花が一段落していましたが、いつ訪ねても静かな佇まいのこのお寺は気分が落ち着きますね。


山門を入ると、右手に鐘楼、正面に龍護殿とよばれる本堂があり、
開山の心昭空外坐像が祀られています。

この本堂前のベンチに座って、風を感じながらボンヤリするのが何とも心地よいのです


赤い新芽のモミジが、萌黄色の新緑と競ってアクセントになっています。

本堂左手の崖には「やぐら」や仏像が・・・本堂裏手の庭園は公開されていません。


最後に残った「シャクナゲ」ノイバラ?(5月14日撮影)


(5月14日撮影)
来た道を戻り、途中「↑亀ヶ谷」と書かれた標識に導かれ、左手の横須賀線のガードをくぐると、
亀ヶ谷切通との分れ道に、比較的新しい八角形のお堂が建っています。

源頼朝の娘大姫の守り本尊といわれる岩船地蔵が祀られていますが、
こちらも海蔵寺が管理しているそうです。

すぐそばの水辺に「キショウブ」が咲いていました。

「亀ケ谷切通」

地蔵堂の角を左に曲がり北に進むと、其の先は亀ヶ谷の切り通しに通じています。

鎌倉は三方を山に囲まれ、一方は海に面した「天然の要塞」です。
敵からの攻撃を守る点においては非常に好都合だったのですが
物流を含めての出入りが大変不便でした。

そのために山を掘削し、外部との往来が出来るようにしたのが「切通し」で、
鎌倉には七つの切通しがあります。


鎌倉七口と言われますが、
この亀ヶ谷坂は道幅も十分あり舗装もされている事から往年の面影はあまり感じられません

左の崖は高く険しいのですが、土の山道が続き深山幽谷の趣があった朝比奈や名越等の切通しに比べると
少し様子が異なり、右手の崖は低くて人家も見られます。

自動車は通れませんが山ノ内と扇ガ谷とを最短距離で結ぶ、便利な生活道路となっているようです。

15分も歩かないうちに「切り通し」を通り過ぎ、建長寺から北鎌倉駅に通じる道路に出ました。

腰の痛みは感じられませんでしたが、歩き方に少々問題があるのか?
左の股関節から膝にかけてが突っ張った感じがしました

このままでは悔しいですね、トレーニング頑張ります

そして子供達の外遊びや、若い方々のハイキング・海水浴などが安心して出来る環境が
いつまでも守られますようにと祈るばかりですが・・・

福島原発の「実は2ヶ月前からメルトダウンが始まっていた」というニュースが
今頃出てきたとは

国民が放射能馴れするのを待っての発表とかんぐってしまいます
関東南部に住むものにとっては東海地震が兎に角怖くて
静岡の「浜岡原発」の操業停止のニュースに胸をなでおろしていましたが

千葉や神奈川産の茶葉から、暫定基準値を超える放射性セシュウムが検出されたというニュースに、
マタマタ不安が増大していますよ

小さな孫たちも食べる、我が家庭菜園の作物は大丈夫なのでしょうか


コメント (26)
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雪の残る北鎌倉・「明月院」

2011年02月16日 | 鎌倉散策
母が今日(2月16日)藤沢市にある療養型病院に転院しました。
先週から天気予報は雪だるまマークが目立ちましたが、今日は穏かな日和に恵まれて本当に良かった・・・

最初の予定では、今月初めに鎌倉駅近くの病院に移るはずでしたが、
母はMRSA菌値が高くて入院を拒否されました

それでようやく見つかったのが、この菌の数値が高い患者専用の病室がある藤沢の病院。
鎌倉よりも更に遠くて、入院費用もバカ高(同じ医療保険病棟なのに、今までの病院の4倍)ですが、
終末まで看てくれる介護病棟も付属されているので決めました。

と言うより、地域の中核病院に入院して三ヶ月・・・
もうこれ以上今の病院に置いてもらえず、受け入れてくれる病院がここしかなかったのが実情です。


2月11日の雪は、ニュースで大騒ぎしたわりにはさして積もりませんでしたが
バレンタインデーの14日の雪は凄かったですね。
横浜は夕方の5時半頃から、雨が雪に変わりズンズン積りました
真夜中にベランダの手すりの雪を計ったら6cmの積雪でしたよ。

11日の雪のあと「今度雪が積ったら鎌倉のお寺に行ってみようと思っていた私・・
昨日は、母の病院の面会時間が始まる2時まで北鎌倉を散策してきました。
(鎌倉に行くのに超便利な、母の入院している病院通いもこの日で最後ですものね)

お天気が回復して陽が照り出し、せっかく積った雪もドンドン融けて行きました。
「山の陰になる日当たりの悪い小さなお寺なら雪が残っているかもしれない」
と選んだのが「明月院」です。

ご覧の通り、雪はほんの少し残っていました。


「アジサイ寺」として有名なこのお寺の事は、ここで何度も紹介していますので
詳しい事は省きます。
歴史などを知りたい方はこちらをご覧下さい。


「山門」に向う参道の階段の両脇にはアジサイがズラリと植えられており、
今は少し芽が出つつあるものの、全体的には茶色の枝が目立ちます。

姫アジサイの明月院ブルーが見事で、シーズン中は行列が出来る階段ですが、
この日は殆んど人の居ない静かな雪の残る「明月院」でした。


上を見上げるとあちこちに黄色の「ロウバイ」が・・・
黒いのは実でしょうか?

なるほど花はまるで違えども、初夏の「明月院」の庭に咲く、
私の大好きな「ナツロウバイ」の実にソックリです


漢字で書くと「蝋梅」
蝋細工のような美しさと言うところでしょうか・・・?

青空に映えて春色に輝いていました


「方丈」の周辺には雪が残っていました。


ご存知「満月」を現した方丈の「丸窓」から眺めた奥庭。
ハナショウブと紅葉の季節だけ一般公開されるお庭です。


冬の季節らしく「火鉢に鉄瓶」が置いてあります。
いつカメラを向けても「絵」になる空間ですね。


誰が作ったのか?、親子の雪だるま・・・
温かい日差しに融けだして、フニャフニャの姿になっていました。


こちらは「方丈」の左手奥にある「開山堂」

いつも季節のお花をいっぱい抱えている「花想い地蔵」も、暖かそうな赤い毛糸の帽子をかぶっています。

開山堂のすぐそばにはほぼ満開の紅梅と白梅が、昨夜来の雪で冷やされてヨレヨレぎみ



「開山堂」の右手には鎌倉十井の「瓶の井」があります。
詳しい事は↓をお読みください。


この十井の詳しい場所はこちらを参考にして下さい。

私のブログの中では「海蔵寺」の二つの井戸を以前紹介したことがあります。


「開山堂」の裏手の山側には夏ミカンがたわわに実っていて・・・
たくさんの「ロウバイ」が咲いていました。

ここだけビタミンカラー満載の明るい初夏の色に染まっていた感じです。


開山堂左手にある「やぐら」は、山内上杉家の祖上杉憲方の墓とされ「明月院やぐら」と呼ばれるもので
鎌倉最大(間口約7メートル、奥行き6メートル、高さ3メートル)のやぐらです。

やぐら内中央の宝篋印塔が憲方の墓と伝えられています。

壁面には釈迦如来、多宝如来が浮き彫りされており、
その周りに十六羅漢の浮き彫りもあるため「羅漢洞」ともいわれています。


雪国に住む人にとっては「春の音」
雪が融ける「雨だれの音」を聞きながら出入り口の総門近くまで戻ると
北条時頼の墓の横の廟の前に、可愛い色の梅が春の日差しを浴びて咲き出していました

今の季節の「明月院」は圧倒的に「ロウバイ」のお花が多いのですが、梅もなかなかのものでした。

雪を見に行ったつもりが、「春」を感じた鎌倉散策でした。

@@@@@@@@@@@@@@@ 

さて、優雅な鎌倉歩きの後ですが、ここからは少々シリアスはオハナシです。

母は幸いこの一週間、熱が出ることもなく体調も落着いていて、何とか無事に転院できましたが・・・
ここまで来るのに色々大変な思いをしました。

今、病院のベッドがドンドン減っている現実を存知ですか
(地方は医師不足・看護士不足によるものが多いのですが、都会は意識的に減らされています)

私のホームドクターの話では、入院患者が増えると「健康保険」が赤字になるので、
国はできるだけ患者が入院しないで済む訪問看護に力を入れているそうです。

そして入院した場合、健康保険の点数が入院25日を過ぎると低くなるので
病院側は長期入院患者を抱えると赤字になっていくそうです。

ですから軽い人なら2週間、重い人でも3ヶ月で追い出されるシステムなのですね。


前政権(自民党政権時代)の時に決まった事ですが、病院の廊下を広くしたり1ベッドの空間を広くしたりと
病院の建築基準を変えて、1ベッド減らすと国から病院に500万円の補助が出るとか・・・
ある病院では20ベッド減らして1億円の補助金が入ったそうです。

今日母が転院した病院のソーシャルワーカーさんのお話では、
2013年までに療養型病院のベッドは半分に減らすという法案が出ていると嘆いていました。

財源不足は判りますが、血も涙もない政策に唖然とさせられます。
多額のお金と医者のコネの無い人の老後はもう真っ暗くら
ピンピンコロリを願うしかないようですわ

そんな怒りを鎮めるためにも出かけた「鎌倉歩き」でした。


コメント (28)
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紅葉の北鎌倉「円覚寺」

2010年12月01日 | 鎌倉散策

11月も今日で終わりですね。

今年の秋はそれなりに紅葉を楽しみましたが、
ピカピカのお天気の中で見ていないので、イマイチ満足感に欠けるものがありました。

母の入院騒ぎがあり、鎌倉の「紅葉」はもう諦めていましたが・・・
考えてみたら母のいる病院から鎌倉は目と鼻の先なのです。


好天に恵まれた昨日の月曜日(11月29日)、午前中は父の様子を見に施設に出かけ
昼には食事に戻る主人のお昼ごはん準備をして・・・

そして午後から母の病院に出向き、病院の駐車場に車を置いて、
電車で二つ目の北鎌倉まで行ってきました

病院の面会時間が午後二時からなのです。


北鎌倉駅で電車を降りて「円覚寺」側に出ると、すぐに燃えるような真っ赤なモミジのお出迎えです。
私が待ち焦がれていた「青空に映えるモミジ」です


鎌倉五山第二位の「円覚寺」は、弘安5年(1282)、執権北条時宗が宋から招いた
無学祖元(むがくそげん)を開山として創建された臨済宗の寺です。


ちなみに父がいずれ自分達が入るためにと準備した「お墓用の土地」のあるお寺の
ご本山がこの鎌倉「円覚寺」なのです。

<>

「円覚寺」の入り口の階段は西向きですから、午後からは太陽の光が眩しいくらいです
振り返って逆光の紅葉を撮りました。

階段のすぐ下を「横須賀線」が走ります。マウスオンでご覧下さい


登りきってもう一度振り返り、門越しの紅葉にカメラを向けていると
同じ様なショットを狙っていた中高年の男性が話しかけてきました。

「海蔵寺のサクラの紅葉が素晴らしかったから行って見るといいよ」と・・・
あそこは好いお寺だけど、遠くて歩かなければならないのが難点ですね。

私は母の病院に行くのが第一目的です。
鎌倉紅葉見物は、面会時間までの気分転換なのですから・・・


300円を払って中に入るとすぐに「山門」です。

時間によってモミジを照らす太陽の光の方向が違うので
紅葉を入れた「山門」の画像もその時々で難しいものがありますね。

この画像は真横から撮りました。


「居士林」と書かれた坐禅堂。
新宿区牛込に建てられた柳生家の剣道場で、同家の寄進により、昭和3年この地に移築されたそうです。

とても「絵」になる風情で、この前を歩くといつもカメラで写すのですが、
日の当たる紅葉風景は初めてで、難しいものがありました。

明るい所と暗い所の差が激しくて、コントラストが強すぎる画像になってしまうのです


まさに見頃の真っ赤な紅葉が続き、円覚寺の境内が燃えているようでした。


ピンカーンの中でのモミジのアップ・・・
もっともっと絞った方が良かったようですね。

お寺の建造物と紅葉のコラボを意識して写しました。
non_nonさんのソースをお借りしてスライドショーに纏めましたので
サムネイルにマウスオンしてご覧下さい

< < < < <

北鎌倉の「円覚寺」は、今まさに「紅葉」が見頃ですよ~
今週いっぱい楽しめるでしょうね


木漏れ日が白壁にモミジの影を映し出していました

快晴の中の「円覚寺」散策・・・
たくさんの「紅葉画像」を撮りましたのでデジブックに纏めました。
お時間のある方は、大型画面でご覧下さい。

デジブック 『紅葉の「円覚寺」』


こうして小一時間、「円覚寺」の紅葉を楽しんでから母の顔を見に行きました。
母の入院も今日で丁度1週間になります。

いつものように話しかけたら、母が目を開けて答えてくれましたよ~

「娘のnaoよ。判る?」と聞くと「判る・・・」と

先生のお話では「肺炎が治まり、炎症数値が下がった」とか
3日前から鼻からの「経管栄養」を注入しているそうです。
そのせいでしょうか?母の頬が少し赤みを帯びている感じがしました。

でも、一難去って叉一難
「片方の腎臓が詰まっているので、CTスキャンを撮ります」と言われ、
承諾の家族サインを求められました。

「貧血もひどいので、その原因を探るため」だそうで、
たとえ石やガンが見つかっても、積極的な治療は無理だとか。

父はとても元気で、明日の再診検査も大丈夫と楽観視していますが・・・
母はやはり深刻のようですね。

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鎌倉紅葉情報・「長谷寺」&「鎌倉大仏」

2010年11月21日 | 鎌倉散策
この所の寒さで、富士山の白い帽子があっと言う間に大きくなりました。
山の紅葉も終わりとなり、いよいよ街の紅葉が楽しめる季節ですね。

母の高熱も下がりましたので、私の落着かない気持ちも一段落
早速視察を兼ねて、一人でカメラを抱えて「鎌倉」に行ってきました。

「長谷寺」(長谷観音)

鎌倉の数あるお寺の中で「紅葉が綺麗な所はどこかなぁ~?」と考えた時
私が最初に浮ぶのが長谷観音でお馴染みの「長谷寺」です。

山門からご本尊の「十一面観音」が祭られている「観音堂」や「宝物殿」に向う階段の両脇がモミジで
晩秋になると真っ赤に色付くのです。

撮りたてほやほやの、本日11月21日(日)の「紅葉」の様子をUPします。


こちらは視線を右に移した紅葉の様子です。

私が自由に動ける時間と、太陽が照る時が一致すれば良いのですが
これが案外難しい
以前は「晴れ女」で鳴らした私も、最近はトンと威力が落ちました。

今日の日曜日、朝は晴れていたのに、午前10時半にはすでにご覧の通りの曇り空でした

「われに光をと叫びたい心境でしたよ。


太陽の光があたれば、色鮮やかに輝くのですが・・・

一眼レフカメラを使うようになって3年目、今までずっと自己流で写してきましたが、
最近、光の重要性が何となく判ってきました。


鎌倉の紅葉は、まだまだこれからが本番ですが
この「長谷寺」は11月20日からライトアップが始まり、
12月5日まで夜間の紅葉見物も楽しめます



夜の幻想的な紅葉も見てみたいですね。

尚、日々の紅葉情報やライトアップの画像などはこちらのホームページをご覧下さい。

庭園に咲いていた花々を纏めてみました

ボケホトトギス
良縁地蔵イソギク

ツワブキキチジョウソウ?



階段の上の「宝物殿」横には「冬桜」が楚々と咲いていました。

3年前の12月7日にも、私はこの「長谷寺」の紅葉を見に来ていますこちらです
あの時は、この「観音堂」や「宝物殿」の周りの紅葉が素晴らしかったのですが
今回はまだあまり色付いていませんでした。


階段の上から見下ろすと、燃えるようなモミジが見えていました。

あまり広くない「長谷寺」の境内に、団体客もどんどんやってきます。

私は太陽が照るのを待ちましたが、諦めて次の「大仏」に向いました。


鎌倉大仏殿「高徳院」

先日、APECに出席したアメリカ大統領のオバマさんが来たことで話題となった
「鎌倉・大仏」です。

与謝野晶子が「美男におわす」と歌で詠んだお顔をとくとご覧下さい。   


「鎌倉・大仏」の名で親しまれている高徳院の本尊「国宝・銅造阿弥陀如来坐像」
1252年から10年の歳月をかけて造立されたものだそうです。

少し陽が照り出したので、大仏の左奥にあるモミジを写してみました。


やはり鮮やかさが出ますね


更にもう1枚・・・
腕の悪さを数で補います。


んん~?、赤いモミジの中に白い葉っぱも見えていますが・・・

<<

「大仏」の後方には黄金色に色付いた「銀杏の木」がたくさんありました。
マウスオンでご覧下さい

この建物は15世紀中頃、漢陽(今日のソウル)の朝鮮王宮内に建築されたと伝えられる「観月堂」です。


旬の話題の「抹茶アイス」を食べようかと思いましたが 、とにかくどこもかしこも凄い人出で長い行列
「オバマさん効果」をとくと見せられた感じです。

午後になるとますます混んできたので、私は来たバスに飛び乗り帰宅する事にしました。

今回はあくまでも「紅葉の様子見」です。
お天気の良い日に出直しましょう・・・




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