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映画「マリリン 7日間の恋My week with Marilyn ’11」劇場公開2012年3月

2013-03-09 12:57:54 | 映画

                 
 マリリンは、モンロー・ウォークでセクシー・シンボルとなったマリリン・モンロー(ミッシェル・ウィリアムズ)である。劇作家のアーサー・ミラーとの新婚旅行を兼ねて、ローレンス・オリヴィエ(ケネス・ブラナー)が監督・主演する「王子と踊り子」の撮影に入るためにロンドンの空港に降り立った。大変な報道陣でマリリン・モンローは、上機嫌だった。

 ところが撮影に入るとオリヴィエは、マリリンの演技に不満をつのらせNGをやたらに出し始める。しかも独り言でののしるのは、「タヌキに演技を教えるほうがマシだ!」

 マリリンは、それに悩んで睡眠不足なのか、遅刻が多くなる。良家出身の青年コリン・クラーク(エディ・レッドメイン)が、オリヴィエから見張り役を命じられる。コリンの仕事は。第三監督(サード)と言われる職務で何のことはない使い走りに過ぎない。

 夫であるアーサー・ミラーは、オリヴィエに次のように告白して単身帰国する。「私には何も出来ない。守ってやりたいがムリだ。私がいれば不安が消え自分が変わると思っている。彼女、私のメモを ただのメモだよ。読んで誤解した。仕事が出来ない。頭が働かない。彼女に食い尽くされる」

 残されたマリリンは、心の優しいエディに惹かれていく。ところがある夜、アーサーの子供を身ごもったことが分かる。コーリーは、マリリンとの結婚まで考えていたが、マリリンはあっさりとアーサーとの生活に戻ることを告げる。シビル(ジュディ・デンチ)がコーリーに語りかける。「初恋って甘くつらいものよ」

 実在したコリン・クラーク(1932~2002)は、イートン校、オックスフォード大学を卒業。1956年「王子と踊り子」の撮影のとき、サー・ローレンス・オリヴィエの個人秘書を務める。オリヴィエとともにロイヤル・シェイクスピア・シャターの世界ツアーに参加。その後、テレビ界に入り100を超えるドキュメンタリー映画を製作・監督した。
 なお、マリリン・モンロー役のミッシェル・ウィリアムズは、この映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
             
             
             
             

監督
サイモン・カーティス1960年3月ロンドン生まれ。

キャスト
ミッシェル・ウィリアムズ1980年9月モンタナ州生まれ。’05「ブロークバック・マウンテン」でアカデミー助演女優賞に初ノミネート。
ケネス・ブラナー1960年12月イギリス、北アイルランド、ベルファスト生まれ。
エディ・レッドメイン1982年1月ロンドン生まれ。
ジュディ・デンチ1934年12月イギリス、ヨーク生まれ。
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