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映画「コンテイジョンContagion’11」劇場公開2011年11月

2012-03-21 12:57:03 | 映画

               
 Contagion 接触感染。それは香港に出張していたベス・エムホフ(グウィネス・バルトロー)の発症から物語りは始まる。ミネソタの自宅でベスは死亡する。
 東京、中国広東省、九龍、ベスの浮気相手ニールもシカゴの自宅で倒れて救急搬送される。病原菌は特定されない。新種のインフルエンザだ。拡散が続く。

 ワクチンが製造されるまで外出禁止令やあの薬が効くという風説でドラッグストアや大型ショッピングモールに人が殺到混乱を極める。医療現場では、ドクターレオノーラ・オランテズ(マリオン・コティヤール)、エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)、ドクターエリン・ミヤーズ(ケイト・ウィンスレット)、ドクターアリー・ヘクストール(ジェニファー・イーリー)たちがCDCやWHOの機関で調査や原因を究明していた。

 ドキュメンタリータッチで淡々と描写していくが、混乱の度合いがいま一つ迫力に欠けるので、実際に現実化する可能性を秘めているのに不満が残る。それに、これだけの俳優をそろえているがグウィネス・バルトローはすぐ死んでしまうし、ケイト・ウィンスレットも病原菌にやられる。ベスの夫役のマット・デイモンも免疫を持った男を演じるが、彼でないといけないのか。 という疑問も起こる。
 なんだか地味な映画だから、せめて俳優のネームヴァリューに寄りかかりたかったのかもしれない。だまされた気分になるのは私だけかな?
            
            
            
            
            
            

監督
スティーヴン・ソダーバーグ1963年1月ジョージア州アトランタ生まれ。’00「エリン・ブロコビッチ」と「トラフィック」でアカデミー監督賞をダブル・ノミネートされる。

キャスト
マリオン・コティヤール1975年9月フランス、パリ生まれ。’07「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」でアカデミー主演女優賞を受賞。
マット・デイモン1970年10月マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。
ローレンス・フィッシュバーン1961年12月ジョージア州オーガスタ生まれ。
ジュード・ロウ1972年12月ロンドン生まれ。
グウィネス・バルトロー1972年9月ロサンジェルス生まれ。’98「恋に落ちたシェイクスピア」でアカデミー主演女優賞受賞。
ケイト・ウィンスレット1975年10月イギリス、イングランド バークシャーレディング生まれ。
ジェニファー・イーリー1969年12月ノースカロライナ州ウィンストンせーラム生まれ。
コメント
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