日本を含む環太平洋地区でのRPの普及の主因は缶詰の生産よりも安いことで、特に空缶をは輸入に頼る国々ではなおさらである。しかし日本においても依然缶詰は魚においては安定的であるが、貯蔵が容易でよりコンパクトなことが理由である。しかしRPも広がっている。日本の食産業での機器の販売は缶詰からRPへの意向の指標である。 パウチの成型および充填機器類は昨年はすべての包装機器分野で最高の需要があった。
全体では 5,686基が引き渡され その金額は全体で605億円 (USD 509 million; EUR 441 million).一方缶詰機械の販売は17億円 (USD 14.3 million; EUR 12.4 million), で130基が引き渡された。
何社かは水産物の販売においてRPを健康的で手軽なイメージに結び付けている。パウチは手で簡単に開けることが出来、それを棄てるのも簡単である。パウチの厚さによっては殺菌時間を短縮し、自然の色合い、香り、食感を維持することも出来る。スタンドアップ・パウチは立てて商品陳列が出来、印刷面も広くイメージのアピールも容易である。
2014年8月ハゴロモ食品社は限定販売商品の”ゴマ味噌味の健康イワシ”や”甘酸味の秋刀魚”などが売れ行きが良かったと報じている。これらはいずれもひとつ税抜きで150円 (USD 1.27, EUR 1.07) である。同社はこのシリーズを国内展開するという。このシリーズは健康的なDHA、EPA,カルシウムをおおく含む青魚を対象としている。魚の重量は60gでソースを含めた全体では90gである。貯蔵期限は2年間である。ハゴロモの”イワシで健康”は缶詰に比べ20%の減塩をしたものである。(以下省略)