禁輸策導入以降、食品価格の苦情がFASに殺到した ロシア
1月の12日から17日の週には牛乳、野菜、卵その他の製品価格についての苦情700件が殺到した(1月21日ITAR-TASS)
「このような多数の苦情は今までなかった」とFASの代表者が語った。
多くのロシア人がミルクや酪農製品(109件)、野菜(89件)、砂糖(76件)卵(65件)、そば粉(62件)など苦情を寄せている。彼女によればFASの地区管理部門は砂糖の急激な値上がりについて調査しているという。特に、Pensaにおける3社について疑いを持ち、彼らは理不尽な価格を砂糖につけているのではないかと、FAS報道担当は語った。
これまでにも食品価格の急激な値上がりについて大規模な検察の捜査が行われた。とくに、食品のタイプによっては禁輸前に比べ10~150%の値上がりが見られたと検察局の報道担当Marina GridnevaがTASS 通信に語った。
この結果にもとずいて検事総長Yuri Chaika は検察官に対し厳に価格談合の実態を抑えル用に指示した。