マダラの販売を米国で強化する ノルウエー

ノルウエー水産物審議会は北米市場でのノルウエー産マダラの確立を強化するという （2月10日TFSND)

「昨年我々は慎重にNYのレストランメニューにマダラを載せようと努力した。我々の焦点は持続性と鮮度だ」とぢノルウエー水産物審議会の米国特使である Karin Olsenはいう。現在ではワシントン、シカゴ、サンフランシスコ、ミネアポリスでも同様の紹介を行っているが「こうした都市は素晴らしいシーフードレストランがあることで知られている。 それで我々はそれぞれの都市にノルウエー水産物対しとしてシェフを送り込んでいる。シェフがシェフによって発奮する」とMs Olsen。

米国市場への一流のマダラ大使のひとりとして Ben Pollingerがいるが彼はNYのOCEANAレストランを経営。Mr Pollinger はマダラについてさらに学びそのエキゾチックな歴史に馴染むべく水産物審議会とともに旅に出た7人のシェフのうちの一人だ。「マダラはしっかりとしたコクのある味を持っている。「こうした魚がどこから来るのかまた漁業で生きている人々を知ることはよいことだ。自分はマダラが米国でも人気を得てきていると思う」とMr Pollingerはいう。 米国でマダラを食べることは異質なことではない。しかし地元の沖合いで漁獲することは少なくなってきている。

このため審議会は米国市場で将来受け入れられると信じている。「我々は特にミネアポリスの反応に期待している。この都市の住民にはノルウエーやスカンジナビア人をを起源とする割合が大きい」とMs Olsenはいう。

太平洋の漂流者：健康状態が悪化 （２）

彼は木曜日に人が居住しているEbon 環礁で発見された。Mr Alvarengaはまさに5000海里（8000km）の試練を乗り越えるために魚を獲り、鳥やカメを素手で捕まえた。 飲料として、かれは自分の尿を、雨水を、そして鳥の血も飲んだという。Alvarengaの漁師仲間は彼はいつも尋常ではない食べ方をしていたとAFP通信に語っている
「彼には好き嫌いはなく、何でも口にした」という。

彼の仲間の家族はさらに彼から話しを聞きたいという。Ezequielという名前の彼の仲間は生の鳥や魚を食べることが出来ずに餓死した。Eaequilの兄弟であるRomeo Cordova Riosはその死が事故であったなら、もっとAlvarengaから話を聞きたいという。「我々としては彼にここに来てもらいたい。政府にここにつれてくるよう」と彼はいう。「自分たちのただひとつ聞きたいことは兄弟の最期についてで、彼がそのなきがらと一緒にいたのかどうかだ」と付言した。

3人のメキシコ漁民が2006年にマーシャル群島で発見されたことがあるが、彼等は9ヶ月間太平洋を漂流したという。彼等は雨水、鳥、魚で生き延びた。



写真：出発前のMr. Alvarenga（左）と発見されたとき

昨年のペルー漁業は好調だった

ペルーの生産大臣Gladys Triveñoは昨年の漁業部門は好調であったと発表した（2月7日TFSND)

カタクチイワシの資源の回復が順調なことは明らかで、漁業のGDPは6.98%成長した」と彼女は発表した。また同大臣は直接人の口に入るヘイク、ボニート、サバなどの水揚げについて言及し、2013年末時点でこの部門の収入は増加したと。「中北部の2番目の漁期のカタクチイワシ漁獲については総漁獲枠2,304,000トンの99.1%まで達成した」と。第2漁期には975隻の漁船が出漁、水揚げは100%に達した。

漁業省次官Phumpiu Paulは,北部中部地区のカタクチイワシの漁獲枠は2012年いた対し17%増加した。「2012年371万トンであったものが2013年は435万トンとなったがこれはふたつ漁期を加算したもの」と。また同次官は人の口に入る水産物（生鮮、冷凍、缶詰および乾物）にあっては増加したという。カタクチイワシの第2漁期は3月31日まで続く。

海も湖もあるのだが魚を輸入している モンテネグロ

PODGORICA 発：海洋国家であり、バルカン半島最大の湖の3分の二を領有しながらモンテネグロは魚や水産物を輸入している（2月5日VEČERNJE NOVOSTI B92）

この国はこの目的のために毎年1,000万ユーロを費やしている。然しこの国はアドリア海に面した海岸線を持つが、モンテネグロにはひとつの加工場も、漁港もない。現在17隻の漁船を有するものの、その建造時期は13～40年前である。さらに漁に使用する道具や資材も近隣国から輸入している。.

Boško IvanovićはJužni Jadranの職業漁師協会の会長であるが、インセンテイブが必要だし、政府にはこの部門を伸ばそうという戦略が見られないと日刊紙Barの元市長で現在観光大臣であるは様々な機会にBar港の自由貿易区に加工場を設けると約束しているが、いまだ実現したことはない。Ivanovićは漁業部門には有利なローンが必要、。EU基金からの支援、税率の引き下げ、法の改正、新しい船や機器を調達するための国の参加などという。さ

世界初の2種の網を備えた引き網漁船 デンマーク

デンマークの漁業会社がふたつのまったく異なる表層引き漁具を運用する船を発注した。（1月29日FUD)

これについては英国、欧州、スカンジナビア諸国が注目している。この会社はRuth ASでデンマーク北部のHirtshalsに本社がある。このこの会社がまき網トロール兼業形の船をSkagenのKartensens Shipyard造船所に発注したもの。

この船が完成すれば欧州では最新の機器や装備を備えたまき網兼トロール漁船となることは間違いがない。環境面でも足跡を残す。デンマークのFiskerforumによればこのプロジェクトはRuth AS社とそのアドバイザーであり金融面のパートナーとの緊密かつ強固な関係により生まれたものであるという。

人口わずか6000人の港町はやや大きな村といったところでデンマークのスカーゲラック海峡に面している漁業の港である。ここの水族館は欧州でも有数の規模のもので水草には70種以上の魚類がいて450万リットルの水量がある。Ruth AS 社は比較的新しい漁業会社で設立は1988年。ここの所属漁船はもっぱらミール加工用のイカナゴやスプラッツを主体としているが、ほかにニシンやサバも漁獲している。

写真はHG 264 - RUTH HIRTSHALS

ツナ缶詰の成長は見込める タイ

タイユニオン冷凍製品TUFはツナ缶詰の10％成長は達成可能とツナ缶詰では世界最大の同社の役員のWai Yat Paco Leeが発言。先進国市場でのツナ缶詰の年間成長率は2-3%のわずかな成長ではあるが、依然そのほかの市場ではツナは人気食品にはなっていない、とThe Nationが報じている(1月30日TFSND)

販売業者による独自のハウスブランドが開発され多くの市場で是が成長を見ている。吸収や合併などがTUFグループの成長戦略であることには変わりがない。ツナはTUFの就役の半分を占めている。最近のマグロ原料の高騰により会社の利益は昨年の年初からの9ヶ月間では半減したという。しかしながらLee氏によれば最近６ヶ月間以降のマグロ価格は低下、トン当たりUS$1,400-$1,500 (about Bt46,000-Bt49,400バーツ) であり、現在は世界ツナ市場にとっては良い状況である。「価格低下により消費が刺激される。業界のリーダーとして我々はこの重要な傾向の中で市場開拓を進めることが出来る」と彼はいう。

マグロ原料価格が安値で推移することは誰も保証することは出来ない。この会社は財務的には保守的な立場を維持するという。TUF社は名だたるツナ缶詰や冷凍水産物のブランドを保有していて、それらにはJohn West, Chicken of the Sea, Sealect, Petit Navire and Marebluなどがあり世界のツナ缶詰の20%を占めている。その生産量は140~150万トンで金額でな年間60～70億ドルに達している。,

コンテナ船がダーダネルス海峡で座礁 トルコ

294m長さのMSC社のコンテナ船　SARAHが海峡通過をちょうど終えたところで、昨日座礁した。(2月1日SNT)

マルタ船籍の本船は12月26日ポルトガルのSinesを出港しトルコのAmbarliに向かっていたもの。事故原因はいまだ不明。漏油は発生していないものの船は右舷意約10度傾斜している。座礁現場の水深は11m。本船は自力での離礁を試みている。
船長がこの事故を船舶通航センターVTSに無線通報したあと、トルコ沿岸安全局がタブボートKurtarma 10を派遣,タグは本船近くで待機している。
事故は1月31日21:00に発生、Gallipoli州の目の前の Çardak Bankであった。MSC SARAHは乗組員29人、積載コンテナ重量38955トンで 2506トンの燃油と179トンのデイーゼル油を積んでいる。

Çardak BankはMSC 社にとって不運な場所で、2005年にはMSC Robertaが貨物船Aegean Windと衝突、この事故ではMSC　ROBERTAの乗組員3人が亡くなった。

将来問題が発生する 英国養殖業

最近の調査報告によれば英国の養殖業界は熟練従事者らの不足が起こると予測している（2月5日FUD)

この調査は蓄積された雇用統計をもとに調査を行っているLANTRAによって行なわれたもの。LANTRAはスコットランドの陸上をベースとした養殖業は最新技術と商業的なスキルを備えた雇用者を見つけるのに近い将来に格闘することになることを見出した。

現在の不足状態は低い水準にあるｍのの2020年には3万人を必要とすると予測している。うち1.3万人が熟練であることを求められ、また3000人は経営や商売上の役割のためt区別な技術的スキルが求められるという。熟練下仕事の中にはICT, ロボット工学、オートメーション、動物の扱い、病害の発見、機械の操作などが含まれると。また商業的なスキルとしては後継者育成、事業計画、事業と供給網のマネジメント、リスク管理、新しい農学、生産方法などであると。

LANTRAスコットランドの役員William Fergussonはスコットランドの陸上ベースの養殖および環境関連産業はここ5~10年間で技術的商業的スキルが急速に求められるようになったと。「例えば、動物の扱い、病害の発見、動物の健康維持と就役に拡大のための管理とバイオセキュリテイのためのより近代的な需要が認められる、と。

ジャワ島東部で火山噴火 ２０万人避難、家屋倒壊

【ジャカルタ共同】インドネシアのジャワ島東部のクルト山（１７３１メートル）が１３日夜、噴火した。噴煙の高さは約１７キロに上った。（2月24日４７NEWS)

同国の火山地質災害対策局は警戒レベルを最高度に引き上げ、約２０万人が避難した。国家災害対策庁によると、火山灰の重みで数十の家屋が倒壊しており、死傷者が出たとの情報もある。
地元テレビなどによると、ジャワ島の広い範囲で火山灰が降り、東部スラバヤ、マラン、中部のソロ、ジョクジャカルタの４空港は１４日、視界不良のため閉鎖された。火口近くの村では火山灰が約５０センチ積もった。　クルト山は１９９０年、２００７年にも噴火した。

タイ漁船での強制労働 （5）

数日後のビルマ、我々はBagoの竹で出来た小屋に座っていた。ラングーンのおよそ100kmに当たるところだ。これがKenの家だった。牧歌艇ではあるものの貧困を感じた。Ken の両親らはここ4年間彼からの便りは無く、彼は今や32歳である。

彼の父親はやせていてやつれた顔で、ビンロウの実を噛んでいるのでその歯は赤く染まっている。母親は太っていて白髪を串で掻き揚げている。自分はKenのビデオを見せた。「彼だ、彼だ、息子だ」と認識し叫んだ。彼女は顔に手を当てて泣いた。父親は彼女に手を載せた。「自分たちは何も知らない」　「何も聞いてはいない」と彼女は言う。

「でもうれしい、とてもうれしい」と父親は言う。画面から彼の赤い眼のふちを引き裂くことは出来なかった。Kenと同じような境遇の息子や亭主を待つ家族がどのくらいいるのか知ることは難しい。漁船のなかにはひと月以上あるいは数年を洋上で過ごすものもある。チェックされることがないこの仕組みが虐待を許容している。は問題に突入する。

究極のところは,ある船長がいった言葉だ。ビルマやカンボジャの経済がブームとなれば男たちが母国に帰り就く仕事がうまれる。そこでタイ漁船は問題に突入する、と。こうしたことによって産業自体が方向転換を強いられる。消費者圧力とは別物である。ひかしこの現在はいまだ人身売買が続いている。

関門海峡で衝突

バラ積み貨物船"Sunroad Yatsuka"と"Giant Ocean"が2月2日関門海峡で衝突した。両船ともに損傷、"Sunroad Yatsuka" は門司港から出港"Giant Ocean" はYingkou （中国遼寧省営口港）から川崎に向かっていたもの。両船ともに門司港に係船した。( 2月2日SNT)

Bulk carrier Sunroad Yatsuka, IMO 9317274, dwt 24989, built 2005, flag Panama, manager KYOWA SANSHO CO LTD, Japan.
General cargo vessel Giant Ocean, IMO 9596923, dwt 5418, built 2011, flag HK, manager STAR VIEW INTERNATIONAL-CHR, China.

サバ紛争の交渉は結論でず 欧州

長期にわたる紛争のため再開した交渉では合意を見出せず、このためアイスランドとファロー諸島に対するEUの制裁が週末再浮上した。（2月3日FUD)

ロンドンからノルウエーのベルゲンに場所を移して行われた週中の交渉では良い結果は出なかった。EUはこの2カ国が独自に設定したサバ漁獲枠はサバ漁業の将来にとって脅威となるとしてまったく独立したこの2カ国に対して制裁の脅しをかけていた。ファロー諸島は別件のニシンでも精彩に直面している。
アイスランド代表団のSigurgeir Thorgeirsson代表は,交渉が終了してもまだ再び召集される可能性があり、交渉のかの清華まだ残っていると表明した。

ある報告によると様々な側のギャップは大きなものではないという。ノルウエーの新聞Fiskeribladet / Fiskaren はEU交渉団の代表John Spencerの発言を引用、紛争のギャップはわずか0.6%ほどのものであると。アイスランドはICESによる科学的助言を必要としているが、総漁獲量は依然公式助言を宇和待ったものである。ファロー諸島の漁業大臣Jacob Vestergaardは交渉が再開されることの希望が持てる。ロンドンを海上として今週中にも行われるのではと。

ノルウエーの漁業大臣Minister Elisabeth Aspakerはベルゲンの交渉で合意に達すると期待していただけに失望を禁じえないと表明。彼女はノルエーはその立場を変えることも表明したがアイスランドとファロー諸島からは同様な動きが無かった、と。

タイ漁船での強制労働 （4）

労働省次官のPuntrik SmitiはKenのような男たちは脆弱であることを認めている。なかにはまともな船主もいて、労働者の待遇を改善しようとしている」と彼女は言う。「問題は一部の小規模な船主で、彼等は登録をしていない」実に6分の一の漁船が登録をしているだけでほとんどの労働者が違法である。彼女は現在の労働保護法は不十分であって、漁業従事者らをその対象に組み入れていない。同省の規定では乗組員が20人以下の船もしくは1年以上タイの水域以外にある船を除外している。

HRWのPhil Robertsonはこうした長距離漁船が最悪の虐待の行われるところであるという。「タイ漁船の漁獲について話すならば船は海外で操業する。マレーシア水域、インドネシア水域あるいはもっと遠くに出かける。強制労働で穢れた漁獲である」とかれはいう。タイ水域での漁獲についての話となればそのチャンスは少ない。今や輸出の主体は海外からのものだ」地元での乱獲がたたり、タイ漁船は年間70億ドルに相当する輸出のためにイエメン沖まで出かけている。騎士から離れた沖合いで母船が燃料を補給し、乗組員尾交替や氷を運び魚の積みとりをする。

海上で囚われの身となれば労働者らはその環境について不満をいえない仕組みはさらに汚されたものである。魚は洋上で混ぜられ、また港で、加工場でといった具合で、その後輸出を行う大会社を通じ手販売されることになる。ILOのMax Tunonはこの産業についての報告書を9月に刊行した。それによればタイの魚の供給網を解きほぐすことは不可能に近いと。

消費者の圧力によって、いつの日にかこの産業の供給網に透明性を求められることになるであろう。サバ、マイワシ、およびその他のタイの魚類は西側のスーパーマーケットやレストランに運ばれるが、それらの家庭用のブランドはJohn　West や Chicken of the Sea であるが、この両者ともタイ最大の輸出会社Thai Union Groupの子会社である。

このことに関してはタイユニオン・グループは原料はすべて正規に登録された漁船からのものであるという。乗組員らは正規の労働許可を持っているという。ある代表者はこの会社はパートナーらとともにその業務展開の全てにおいて「人権擁護のために意味のあるステップを踏んでいる」という。サバとマイワシは全体の売り上げの6%でしかない。マグロ類は別の漁船漁法で獲られているという。

漁業者6人を救助 英国

CORNWALLのPADESTOW救命艇の乗組員が土曜日、コーンウオール北部の沿岸で荒れ狂う海から漁民を救助した（2月5日）

フランス漁船Le Sillonの乗組員らはPorthcothan と Bedruthan Stepsの間に乗り上げた漁船を付記せざるを得なくなった。乗組員らはサバイバルスーツを身に着けて海に飛び込んだ。これは救助ヘリRNAS Culdroseが甲板からの吊り上げが不可能であったため。このフランス漁船は機関出力喪失と操舵不能に陥り、大波にたたかれ土曜日午後Trevose Headの沖合い5海里のところで漂流を始めたもの。
風速は時速60マイルを超え、30フィートの高浪が漁船に打ちつけた。 5人の乗組員らはヘリで救助され、船長はPadstowの全天候型救命艇で救出された。奇跡的に乗組員の負傷者は無かった。（以下省略）

気候変動は小形魚を北海に導く 英国

英国アバデイーン大学の研究者らは北海で小形魚が出現する背景に気候変動があるであろうという（1月31日FUD)

ハドック、ホワイテイング、ニシン、カレイ類などを含むいくつかの種の魚の体長が過去38年間で29%小形になったと、この間海水温はおよそ1~2℃上昇している。 このアバデイーンの研究者チームはこの研究成果を”地球規模の生物の変化”で発表、魚に与える温度の影響をさらに調査するという。

この大学の生物科学カレッジの研究員Dr Alan BaudronはBBC放送に対して「我々の調査結果からは主要な魚種について研究したが、特にハドック、ホワイテイング、ニシン、カレイ類、シタビラメにあっては、その最大体長がこの期間に同期して削減している」　「これらの魚たちは食性や、生息水深、漁獲による死亡率もそれぞれ異なるにもかかわらずこうしたことが認められたことは興味深い」と。