memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

船内がネズミだらけのロシア客船が漂着するかも     英国

2014-02-08 00:16:18 | 海事
この放棄された客船は伝えられたところでは人間をも齧るというネズミに満ちているという。この船は12ヶ月以上も大西洋をさ迷いやがて英国の陸岸漂着するのではないかと見られている(1月28日MP)

専門家によれば、このロシア客船Lyubov Orlovaはかつては100人の客を載せていたものでコーンウォール、スコットランド、あるいはアイルランドに漂着するのではないかと専門家はいう。この船齢40年の船は昨年カナダのドックから曳航されていたときに曳き綱が切断したもの。沿岸警備隊によれば、この地方の嵐により英国に押し流されているという。
本船 Lyubov Orlovaはかつては北極の離れた場所に客を運んでいたが、船主が負債の解決をつけられず、ニューファウンドランドで2010年に差し押さえられたもの。乗組員らは船主からの給与支払いが無いため船を放棄した。その後はネズミが生き延びるために共食いを初めたという。「そこはネズミだらけで彼等は互いに共食いをしている。どこでも毒と戦わなければならなくなる」とベルギーの会社のPim de Rhoodes はいう。この船の解体にはおよそ100万ドルを要するとスクラップ業者らは見立てている。
差し押さえとなって2年後、この4,250総トンの船はドミニカで解撤されることになった、しかし時化により曳航索が切断された。

その後は本船Lyubov Orlovaがどこにあるのかはナゾのままであった。昨年3月には緊急信号が発信されたがこれは嵐で壊れたライフラフトからのもの見られた。昨年はスコットランドの沖合いでこの船をいったん発見したがその把握できなくなった。

フィリッピン漁民は中国の規則を無視

2014-02-08 00:15:52 | 海事
MANILA 発:フィリッピン漁民は中国が新たに発表したPanatag (Scarborough) Shoal 岩礁での中国発表の漁業規則を無視している、と昨日国防大臣Voltaire Gazmin が発表した(1月26日The Phillippine Star)

Gazmin は木曜日には現場では7隻の地元漁船が確認された。ザンボアンガノ沖合いにある地元では別名Bajo de Masinlocは彼らの伝統的な漁場であると。 木曜日の時点でBajo de MasinlocにはAFPフィリッピン軍は3隻の中国沿岸警備隊の船舶を認めたが、ここにはフィリッピンの7隻の漁船もまた視認されたと彼はいう。

中国はこの物議を醸している規則をPanatag岩礁にも適用するのかとの質問にたいし、「もしそうなれば彼らフィリッピン漁民が逮捕されることになる」と発言。Gazminは地元漁民は自由に操業できており嫌がらせも受けていないという。地元漁民らはフィリッピン当局の護衛無しで自発的に出漁しているという。ザンボアンガ市から沖合い124海里にある現場は地元漁民尾伝統的な漁場である。中国は中国の密漁者をフィリッピン海軍の逮捕から逃れようとして中国監視船がこれを妨害したのは2012年4月10日のことで中国側はこの岩礁でのプレゼンスを強化している。中国密漁者らはここで大型の貝類やサンゴを密漁している。

中国は様々な艦船を現場に就役させているが現場はフィリッピンの経済水域200海里の範囲にある。フィリッピン側は中国船舶と対峙すべく民間船舶を派遣していたが2012年6月15日には悪天候のために引き揚げた経緯がある。今月はじめに中国政府が西フィリッピン海に入域する外国漁船には事前通告を求めることを発表h舌と中国メデイアが伝えている。海南省人民会議のこの決定は12月には発効し、その及ぶ範囲は200万ヘクタールに当たる。これに対しフィリッピン側は「国際法に対する全面的な暴虐である」としている。国防省は必要であれば漁民の護衛をいつでも行う用意があると発表している。(以下省略)