memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

奄美沖で中国船火災、6人死亡 救助要請取り消し

2014-02-09 00:24:33 | 海事
第10管区海上保安本部(鹿児島市)に7日午後入った連絡によると、鹿児島県・奄美大島の西北西約280キロの東シナ海で中国の漁船(約700トン)が火災を起こした。乗組員の中国人24人のうち6人が死亡。ほかに2人がやけどを負い、うち1人が重傷、別の1人が軽傷という。(2月7日共同通信)

10管によると、漁船から中国当局に6人が死亡したと連絡が入った。午後2時半ごろ、中国側から救助要請を受けた海上保安庁の巡視船3隻が現場に向かったが、夜になり中国側が「重症者は近くにいる中国船が救助する」として要請を取り消したため、途中で引き返した。火災は船の倉庫で起きたとみられ、鎮火した。

写真: 火災を起こしたとみられる中国の漁船=7日午後6時ごろ、鹿児島県・奄美大島の西北西約280キロ(第11管区海上保安本部那覇航空基地提供)

ステルス潜水艦を黒海艦隊に投入する     ロシア

2014-02-09 00:24:07 | 海事
MOSCOW発:ペテルスブルグ造船所は水曜日、6隻のVarshavyanka級デイーゼル電気式潜水艦のうちの2隻目を5月に完成し2年以内に黒海艦隊に引き渡すと発表した(1月29日RIA Novosti)

この待望の潜水艦は、米国海軍は別名”海洋のブラックホール”と呼んでいるがその理由はこの間が潜水するとほとんど探知不能なことによる。このことは地中海でのロシア艦隊の戦略の鍵となるものである。モスクワは最近およそ10隻の水上艦艇による永久的な役務につかせたところである。

この2隻目の潜水艦Rostov-on-Donの建造は2011年11月 Admiralty 造船所で始まったものでこれに続くのが2012年8月のStary Oskolである。この第1グループの1番艦Novorossiiskのドックでの試運転は2月1日に始まり,4番艦Krasnodarの建造は2月10日に開始されると造船所。グループ全部で6隻はNovorossiisk海軍基地に配属されるがその就役は2016年になる。

この Varshavyanka級 (Project 636)潜水艦はKilo級の改良型で最新のステルス機能、攻撃範囲の拡大、海陸及び水中攻撃力を備えている。この潜水艦は主に浅い海域での対商船や対潜水艦攻撃に用いられる。
乗組員数52人、水中速力20ノット、航続距離400海里で45日間の活動が可能である。18基の魚雷と8基の滞空ミサイルを装備している。ロシア黒海艦隊はこの数十年間新しい潜水艦を得ておらず、現在就航しているのは1990年い就役したAlrosa1隻のみである。

EUソマリア海賊対策部隊が地元漁船に対応  アフリカの角の沖

2014-02-09 00:23:41 | 海事
先週、EU海軍部隊(EU NAVFOR)のソマリアATALANTA作戦にあたる船団中のドイツ艦FGS HESSENが3隻のイラン国籍のダウ船が止まっているのを発見した。FGSHASSENは無線で救助が必要か否か呼びかけた。これらのうちの一隻の船長からダウに来て乗船するよう返事を得た(1月28日ALLSFRICA)

FGS HESSENの司令官Jacobusは小規模なチームを編成し”友好的な接近”を行った。ボートが近づくとダウ船の船長は上部甲板にたってチームを待っていた。船に乗り込むと、HESSENのチームは船長の居室に招かれた。対話の中で彼とその乗組員は海賊に対する懸念と海上での様々な出来事について話をした。乗組員の中にはかつて海賊の被害を受けたものもいて、EUの警備艦隊の存在を喜んでいて、安心を感じると話したという。

HESSENのチームはATALANTA作戦の役割について説明し、全ての海員はこの海域で海賊行為の疑いのある船を発見した場合には通報が重要であることを促した。一時間の対話のあと、この対話には参加した全員が深い理解を得て、ソマリア沖の安全確保の支援をすると。さらに支援が必要な場合の連絡の詳細などについて容量を伝えたこの友好的な相互接近についてドイツ艦側は船長と乗組員に謝意を表した。分かれたあとこのダウは操業を続けている。