memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

嵐の被災者に募金及びかけ     英国CORNWALL

2014-02-23 00:02:03 | 水産・海洋
直近の嵐と洪水による被災者の救援に人々は動いている(2月15日BBC)

Porthlevenでは港の堤防が破壊さえ数隻のボートが沈んだが漁民救済のためのチャリテイが始まった。CCFコーンウオール地区基金はあらたに緊急災害基金を呼びかけている。漁業者ミッションは数週間海に出られない漁業者への救援基金を呼びかけている。この嵐によりPorthlevenの多くの船主らは、港内でボートが破壊され困難な状況にある。そうしたボートは港内からは移動されたもののいまだ多くのボートは損害を受けたまま。

この漁港にあるThe Atlantic Innは土曜日に募金の日を設けた。コーヒーを提供し抽選会とオークションを行った。このイベントはPorthleven漁業者協会の協力で行なわれた。 コーンウオールでは市場の魚が枯渇し魚価が上昇している。この状況の中で危険な状況にもかかわらず、陸にいることを余儀なくされてきた漁師らが海に出ることの懸念が生まれている。Looe の網漁業者は漁船の一部は2ヶ月間も港に停泊することを余儀なくされているという。漁師らは2日間だけでも漁ができればという。

回遊には地磁気の地図を利用  太平洋サケ

2014-02-23 00:01:11 | 水産・海洋
サケが地磁気を利用してその偉大な航海を行っていることの証拠がある(2月6日BBC)

ある研究によれば太平洋サケは組み込まれた地磁気の地図を生まれながらに持ち、これによって数千キロを移動するという。米国の研究者らはた地磁気の強度と方位のの変化を感じ取り彼らの居場所を把握するという。この研究はCurrent Biology 誌で発表された。この叙事詩的な太平洋サケの旅は自然界において最大の回遊である。この魚は内陸の河川や係留で孵化し、それから海洋へと数百あるいは数千キロを泳ぐ。

海で数年間餌を得たあと、彼等は生まれた河川に回帰してくる底で産卵したあとに死んでゆく。主著者であるオレゴン大学の Dr Nathan Putmanは「回遊は大変なしごと、まさに冒険だそれを外部から見る限りわからない」これまでの研究では魚が地磁気場を道案内に利用していたことを示唆していた。

Dr. Putman の初期の研究ではベニザケ(Sockeye)は彼等が最初に海に入った場所の記憶を保持していて産卵場所に戻る際に使っているということであった。しかしこのチームは現在では世界の磁場について生来の感覚を有しているのではないかという。研究者らは磁場を変化させてサケの反応を調べた。その理由は地磁気の強度と傾きは地球上のどこにいるかによって変化するからである。研究者らはある種の磁場を与えて彼等が海洋で旅をしているような状態にした。「魚をバスケットに入れて我々はサケの周りの磁場を変化させた。するとサケは磁場に応じて方向を変化させた」とDr Putmanはいう。

Dr Putmanは「我々は意味のある魚の行動を研究室で観察し、魚がどう行動するかの予測を行った。これらの魚が北を向くのはまったくなく、我々は魚が南に向くことw喜んでいるものと想定した。「魚がどこにいるかを見つけるときに、”自分がいるべきところよりも北に行き過ぎてしまった"などと考えるのではないか。「あたかも地図を持っているかのように。彼等は自分たちがどこにいるかを掴んでいる」と彼はいう。