拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

三密な食器たち~布団山脈

2020-04-24 20:55:06 | 日記

皿やグラスの集まり具合は「三密」である。人の三密と同様、食器の三密もよくない。しかし、よくない理由は人の場合と異なる。つまり、取りにくいのだ。多くの皿は真上の可動棚をちょっとずらさないと取り出せない。だいたい、一人暮らしでこんなにたくさんの皿やグラスは不要。誰かを連れ込むにしたって(出た!妄想!)二個ずつあれば十分。これらの多くはコンビニのおまけである。例えば、中っくらいの大きさのワイングラスが5個あるが、それらは随分前のある年、コンビニがボジョレー・ヌーヴォーのおまけに付けてたやつである。つまり、グラス欲しさにヌーヴォーを5本買ったわけだ(これもまたバブルである)。今、ワインを飲むときは、大きなボルドー・グラスとブルゴーニュ・グラスで間に合っちゃうから、五人囃子の出番はない。大勢でのパーティーも無理である。我が家の玄関から居間にたどり着くためには「布団山脈」(煎餅布団ともいう)を乗り越えなければならぬ。相当な大股でなければまたぐのは無理(キングコングなら可能。♪おおきーなーやまーをひとまたぎ)。話がそれた。一人暮らしのくせに食器が多すぎるという話であった。「一人暮らし」と言えば、軽症ということで自宅待機中だった「独居男性」がコロナで亡くなった。同じ「独居男性」だけに他人事ではない。いや、正確に言うと、私は完全な一人暮らしではない。娘が二人いる(正確には「二人」ではない。だからと言って「二個体」と言ったら無粋である)。因みに、彼女らは、小池都知事が言いだす前から完全な「ステイ・ホーム」である。いずれにせよ、私が息苦しくなっても彼女らはそれを人に知らせることはできない。だから私は毎日ブログを書くのである(生きてるよーって)。

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