拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

花の名を当てるアプリ

2024-05-15 06:59:39 | 園芸

最近スマホに入れた花の名前を教えてくれるアプリは、スマホをかざすと画面に花の名とそれが当ってる確率が表示され、さらに花の名付きで写真を残せるという便利物なのだが、AIと言えども、常に100%で花の名を言い当たるわけではない。それどころか、多くの場合、複数の花の名の候補が50%前後の確率で次から次に出てくる。「あーでもない、こーでもない」と悩んでいる風である。悩むところは人間の知能と同じ。園芸ショップで売られてる花などは高い確率で名前を言い当てることが多いが、雑草は苦手のようである。

まあ、それでも、「あーでもない、こーでもない」と言えるだけ私より優秀である。キャンディーズの曲なら最初の「ジャン」だけで曲名を当てられる私だけれど、花となるとずぶずぶの初心者で、何一つ思い浮かばないことがざら(ドイツ語でいうkeine Ahnung)。これは一から勉強しなければならぬ、と思っている今日この頃である。

そのためには、スマホのアプリもいいが、やはり紙の事典がよいのではないか。ポンポン画面に出てきた名前はポンポン忘れる。苦労してページをめくって探し当てたモノこそ頭に残るのではないか。と思い、花の名の候補ではなく花の事典の候補を検索してみると、野の花ほど種類があってどれが良いか分からない。ところで、ずぶずぶの初心者は子どもと一緒。そうだ!京都に行こう……ではなく、子供用の図鑑を買おう!との方向に傾いている直近の私である。

図鑑と言えば、私の親は、男の子には昆虫図鑑、女の子には花の図鑑と決めつけていた。まあ時代が時代だから今さらとやかく言うつもりはないが、今の時代なら大いに糾弾してしかるべきステレオタイプな考え方である。ところが、最近、図鑑についての親御さんの投稿の中に「女の子に合う図鑑を増やしてほしい」というのがあった。女の子が例えば恐竜図鑑を見てどこがいけないのだろう。

件のアプリが「あーでもない、こーでもない」と言った花の写真をグーグルの画像検索にかけると意見が分かれることがある。例えばコレ。

アプリはセイヨウヒルガオと言っているが、グーグルはヒルザキツキミソウと言っている。こういう場合、判定を下すのが生身の人間の役割だが、私にはその能力が皆無。だからこそ、子ども図鑑で勉強しよう、と思うのである。

因みに、アプリが「これはマーガレット」と教えてくれたときの確率が100%だった。でも、マーガレットなら、この私でも確信をもってマーガレットと言える。

あと、花の図鑑のほか、岩石の図鑑も欲しいなぁ、と思っている。いまだにブラタモリの終了を惜しんでいる私である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿