拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

もてない少年~音楽、ありがとう

2015-10-05 09:52:52 | 音楽
いっときますが、もてない少年が音楽に救われた、なんてそんなベタなことは書かないから。いえね、ここんとこ子供時代のことを書いたら複数の女性から「もてたでしょ?」と聞かれて、で、まるーーーーーっきりもてなかった。でも複数の人が言うということは、そういう少年は普通はもてたってことか。だったら、もてる要素をすべて消し去る強烈なマイナスポイントがあったのだ……とか、もったいぶることはない。要は「busseig」。これはドイツ語で読んでちょうだい。英語読みで「ブッセイグ」と読むと話が通じなくなる。そういえば、アマンダ・セイフライドは、セイフリードとも呼ばれるくらい、英語での発音が難しいらしい。ご本人も、よく分からないんだと。しかし、ドイツ語読みをすると、これはもう何の迷いもなく「ザイフリート」(Seyfried。ご本人はドイツ系アメリカ人)。このセイフライドが歌った「Thank you for the music」が実にいい。今月のバッハのカンタータを歌う会(BWV98)のソロ・コーナーで近藤さん(仮名)がこれを素晴らしいバスで歌われたのを聴いて、久しぶりにセイフライドのを聴きたくなった。映画「マンマ・ミーア」の最後のクレジットで、おしゃれなピアノ伴奏で歌ってる。やっぱりいい。私のイメージ、セイフライド=高畑充希。そのココロは歌の上手い女優さん。高畑さんの「何とか印の焼き氷(だったっけ?氷焼いたら溶けるよな)」もよかった。ということで、「もてない少年」が「音楽、ありがとう」につながった。まるで、ヘ長調の属七和音で始まったベートーヴェンの第1交響曲がハ長調だったようなフェイント。大得意!

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2 コメント

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Thank you for the Music (Papa Mio!)
2015-10-05 17:30:36
“Thank you....“ の歌詞で、”Nothing can capture a heart like a melody can”というところが特に好きです。ちなみに、多分アマンダ版と同じピアノ伴奏で歌っている韓国のDuo “J Rabbit” も悪くないですよ。https://www.youtube.com/watch?v=kI9NRfI8-zA
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Unknown (飯島正史)
2015-10-05 17:40:00
歌詞のその部分、ほんとにいいですね。それから、J Rabbitも聴きました。Ja! Nicht schlecht!
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