拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

条件付き婚姻/哀悼・ディープインパクト

2019-07-31 16:13:05 | 日記
朝ドラで、男が「映画が成功したら結婚しよう」と言っていた。初めは普通にプロポーズしたのにナツがあっさりOKしたもんだから自分で「映画が成功したら」という条件を付けたのである。だが、水を差して悪いが条件付き婚姻は無効である。理由は二つある。一つは、二人のラブラブ関係がずっと続いているのになかなか映画が成功しなかったらいつまでたっても結婚できない。生殺しである。それはよくない。だから。もう一つは、逆にラブラブじゃなくなってたときの話。そんなときに条件が成就して(映画が成功して)、したくもない結婚を強いられることになったらよくない。結婚ってやつは届けを出すときに二人とも「婚姻の意思」がなければならないからだ。因みに「生殺しだからだめ」は偉い民法の先生の著書に書いてあったことの受け売りである。その先生は、その著書で「錯誤」の解説をされるとき当初「オグリキャップ」を引き合いに出されていたのだが、版が新しくなったときに「ディープインパクト」に変わっていた。この先生がホントに競馬がお好きなのか、学生が喜ぶので馬名を使われたのかは知るよしもないが、そのディープインパクトが最近亡くなった。この名馬は現役時代に抜群の成績を残しただけでなく、種牡馬としても大成功をおさめ、レースに出る馬のほとんどが「ディープの子」ってことも珍しくなかった。でも、ご本人(馬)どうだったのだろう。やっぱ疲れたのかなぁ。ディープインパクトのご冥福をお祈りします。私が大好きなジェンティルドンナ(今は繁殖牝馬になっている)もディープの子である。ディープの「最高傑作」の呼び声も高い。

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