拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

母ネタ再び

2023-04-25 09:54:28 | 日記

ここ数日、夕方、北西の空に三日月が見える(写真右下)。

月が北半球にあることがどうもピンとこない。写真左上で輝いているのは、星空アプリによると金星である。

私の下着シャツはユニクロの汗を吸うやつ(名前が出てこない。認知症の危機!?)。7着ある。おっ、1週間分か、すると洗濯は週に1回やればよい……とはならない。例えば、日曜日から土曜日までに着た7着を日曜日の朝洗濯しようとすると、その日に着る分がないから、土曜日に洗濯する。すると、次は、土曜日から木曜日までの6着を金曜日に洗濯する。このように、毎週1日ずつ前倒しになるのである。

で、今週の洗濯日は今日。毎朝のルーティーンに洗濯が加わり、いつもに増してバタバタする朝。だが、こうやってバタバタするのは認知症予防になる(なーんて書いてたら下着の名前を思い出した。「ヒートテック」だ)。そう言えば、こないだあさイチで認知症特集をやっていて、認知症のリスク要因のうち対策可能なモノが40%。その内訳は、難聴8%、知的好奇心のなさが7%、喫煙5%、抑うつ4%……ときて、過剰飲酒は1%。なんだ、過剰飲酒は認知症のもとって言うから青くなったが、わずか1%か、じゃ、いいじゃん。知的好奇心は旺盛だし、喫煙はしない。難聴は今んとこない。

難聴がやばいということは母を見たから分かる。あと、母は知的好奇心が薄かった。テレビで映画を見て感想文を書けとかいろいろ勧めたがやらなかった。料理は大っ嫌いで、施設の食堂で3食済ませていた。施設でやってる「脳トレ」「習字」「歌謡」に行け行けと言うと人間関係がどうとか言ってサボろうとした(まるで私が子供を塾に行かせようとする親で、母がさぼろうとする子供のようだった)。だから、ほとんどすることがない。チコちゃんに「ぼーっとしてるんじゃないよ」と怒られるような生活を送ってたからボケるべくしてボケたというべきか。

母が亡くなって施設関係の手続が全部終わって、施設の人とお別れのご挨拶をしたとき、お名残惜しいとか言うから、「私がボケたらそのときはお世話になります」と言ったのだが、私は国民年金だからとてもじゃないがこんな施設には入れない(施設にもピンキリあるが、大体、庶民的なところだと、厚生年金(遺族年金)でまかなえるような金額である)。ボケないように歌と楽器をがんばろう。

因みに、母が施設にいたとき、「歌謡」の先生(いかにも声楽家って感じの明るいお姉さん)が部屋まで呼びに来てくれて、私が部屋にいると私が応対して「行かせます!」とお返事すると、あなたもいかがですか?と言う。よっぽど「私、カウンターテナーなんです」と言おうかと思ったが言わなかった。もし、あらま!じゃあ是非に!とか言われて、出かけて行って、施設の中で「イージマさんの息子さんオカマみたいよ」と言われたら母が気にしてる人間関係がますます悪くなると思ったから。人間関係の煩わしさはどこにでもあるらしい。母がボケて一つだけ良かったのは、そうした煩わしさから解放された点である。

 


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