拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

歌いまくる会の発祥の地

2018-03-26 11:58:25 | 音楽
本番まであと1か月余りとなったKMCのマタイの練習に行ったら、Kさんが「すみません、カンタータの会に行けてなくて」と仰る。そんなことを仰られたら私だって「すみません、カンタータの会をさぼりまして(だからここに居る)」と言わざるを得ない。あれ?少し前にカンタータの話を書いてなかったっけって?あれはそっくりの二つの会の後から作った方(年代順に歌う方=歌いまくる会。通称=第二)。さぼったのは元からある方(BWV順に歌う方。通称=第一。正式名称は恥ずかしくて言えない)。第一はBWV47から参加して7年弱連続出場だったが、とうとう休場とあいなった。この際、言っておくが、歌いまくる会(第二)は私が幹事だが、第一は、私はただの一兵卒。両方とも勧誘に努めてるので勘違いされる向きもあるようだ。じゃあなぜ勧誘するのか?第二は幹事だから当然だ。S先生にピアノを引き受けていただいてるんだから、歌い手もそろってなければ失礼だ。じゃあ第一の勧誘はなぜ?それは第一もパートをまだまだ厚くしたいからだ、というと、ウソつけ!お前、自分がアルトに専念したいんで、必死に他のパートを集めてるんだろうっていう「夜警の声が聞こえる」(BWV140より)。いたたたっ、本音をつかれた?だけどね……(以下会話が続く。因みに、会話の主は私と私。妄想会話である。妄想会話って今急に思いついた造語だが、ググると結構ヒットした)。まあ、「ついで」ってこともあったろう。第二の勧誘をしていて他にこういうのもあるよ、と言って第一を紹介しているんだから。さて、話を第二に移そう。歌いまくる会(第二)は、飲み屋でS先生と話していた流れでできた。だから、歌いまくる会の発祥の地は飲み屋である。因みに、飲み屋で私は酒瓶が空になっても逆さにしてしつこく振る。S先生はそれを見て「またやってる」とお喜びになる。その「お喜びの気分」が第二の芽になったようにも思える。すると、一滴の酒も逃すまじとする私のいじこい性格が会の誕生に寄与したと言えなくもない(言えるもんかって?)。因みに「そっくりの二つ」と書いたが、最近読破した夢野久作の「ドグラ・マグラ」に「そっくりの二人」というのが出てくる。この小説の話はまた稿を改めて。

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