拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

夢診断

2022-11-30 09:14:06 | 音楽

あさイチで「チャーハンの最後の一粒をどうやってスプーンですくうか?」って話をしていた。はからずも、ワタクシ、ちょっと前に、チャーハンではなくサイゼリヤのニンジンサラダで同様の疑問を持ったところである。

あさイチの正解は、「無理をせず残った粒の上にスプーンをかぶせて見えないようにして『ごちそうさま』にする」。世界的に資源枯渇が叫ばれている現代においては落第の解答である。ワタクシなら、まずはとことん努力して最後まですくうよう努力するが、時間の問題もある。どうしてもすくえなかった場合の選択肢は次の三つである。
解答その1。指でずらしてフォークに乗せる。
解答その2。指でつまんで口に運ぶ。
解答その3。猫になる。
どれも「あり」である。なお、私が萌える女性のタイプは3。初デートで3の行動をとった女性にはその場で結婚を申し込むであろう。因みに、あさイチで、スプーンの裏の数字が「18-0」(何もなかったらこれ)なら金属臭がするタイプ、「18ー」の次が0以外なら金属臭がしないタイプと言っていた。自分ちのを見たら、なるほど、安く大量に買ったヤツには数字がなかったが、唯一のまともそうなヤツには「18-18」が彫られていた。

私の日記の夢欄は空欄であることが多い。毎日なにかしら見ていて、目が覚めた瞬間は覚えているのだが、次の瞬間には忘れているからだ。なぜこうもすぐ忘れてしまうのだろうか。気合いが足りないのだろうか、と思い、昨夜は気合いを入れて寝た。すると、3本覚えていた(やはり気合いの問題であった)。その3本は次のとおり。

夢その1。湘南の海で誰かがバッハの復活祭オラトリオのアルトのアリアを歌っていて、誰かと思ったら自分だった。他の人よりバカに大きくガリバーのように見えたのは遠近法のせいだろう、と夢の中の私が思った。
夢その2。見知らぬ女性といい仲になりそうになって、しっぽりする前に食事をしようっと話になって、そうこうするうちに逃げられた。彼女は、ビルの地下のうらぶれた温泉に浸かっていた。
夢その3。個人リサイタルをどっかの教会で開き、ガヤガヤしているなか、いきなりバッハのカンタータの第4番のバスのアリアを歌い始め、拍手をもらって挨拶を始めたところで目が覚めた。

こうやって振り返ると、どの夢も自分的には説明がつくものである。すなわち、
その1の説明。このアルトのアリアは現在練習中である。湘南の海で歌ったのは、岡村喬生さんがその著書の中で「湘南の海で練習した」と書いているのが頭にあったからである。
その2の説明。女性に逃げられた=まさに、私の人生の集約である(Das ist 私)。逃げた彼女が温泉に浸かっていたのは、昨夜のNHKの温泉の番組を見たからだろう。
その3の説明。BWV4のバスのアリアは私が大好きな曲である。だが、男声で歌うとカウンターテナーの声の出が悪くなるので歌わないようにしている。でも、歌いたいなー、という気持ちが夢に出たのだろう(先日のU会で、カンタータのテナーやバスのソロを歌ったのは、あのカンタータには女声のソロの出番がなかったから、声の心配をする必要がなかったからである)。因みに、以前、「男声を強いられたら合唱団を辞める」と当ブログに書いたのが随分読まれてるらしく(みんな読まないフリをして読んでいる)、最近は、男声が足りなくても男声を歌えとは言われなくなった。だが、某合唱団で、演奏会の1週間前になってもある曲のバスの音取りができておらず、練習が一向に進まなかったので、見かねて「バスを歌いましょうか」と言ったのだが、そのときの指揮者とピアニストの先生の顔が「え?いいの?歌ってもらったら助かるけど、でも、あなた人間がひねくれてるから、自分でやると言ったくせに後から逆ギレして『辞める』とか言い出さない?」と言っていた(あくまでも「お顔が」である)。人間がひねくれてるのはホントである。だが、1曲だけだし、1週間だけのことだからと思って、その曲のときだけアルトからバスに移動して歌ったものである。

 


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