拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「イッツクール」は、いつ来ーる?

2021-06-27 04:45:36 | 言葉
「cool」は学校では「涼しい」と習ったが、「It's cool!」と言った場合は「かっこいい」「いけてる」という意味だそうだ。だから「イッツクール」という馬名の由来もそっちだろうが、「いつ来ーる?」(いつ勝てる?)の意味に聞こえないこともない。それから(今回は言葉ネタである)、「孤独のグルメ」の過去回を見てたら、井の頭五郎が旨そうに田楽を食べていた。「田楽」は味噌田楽のことであって「田園交響楽」の略ではない。そして、「田園交響楽」はアンドレ・ジイドの小説であってベートーヴェンの交響曲ではない。だが、当該小説の原題は「La Symphonie pastorale」だから、「田園交響曲」と訳すことも可能であった。当該小説が最初に日本に入ってきたときに「田園交響楽」と訳したため、交響曲と小説の区別がつき易くなったわけだが、同時に両者の関係を分かりにくくもした。その点、「クロイツェル・ソナタ」は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの名称であるが、そのままトルストイの小説名でもある。「同じ」と言えば、「スルメ」と「あたりめ」は同じものである。「する」は財産をなくすという意味があるので(例文:株と女で財産をすった=ワタクシ)、「馬券が当たる」の「あたりめ」になったそうである。同様の例として、「あし」と「よし」がある。この二つは同じ植物で、クラリネットやオーボエのリードの材料であり、元は「葦」(あし)だったが、「あし」=「悪し」なので、反対の「よし」とも言うようになったという。因みに、「孤独のグルメ」はアマゾンのプライム・ビデオで見た。13年間の激務の末に過労死した掃除機の後釜として買った掃除機は、アマゾンのプライム会員向けのセールの対象になっていて、安い値段で買いたければプライム会員になれ、と言うので、お試し会員になったのである。だから1か月間は無料でプライム・ビデオを視聴できる(その後は解約できる)。で、早速見たのがゴジラの三作品と「孤独のグルメ」というワケである。リストに「鬼滅の刃」も入っていたが、見る価値があるだろうか……ということで、今日は宝塚記念。人気の上位三頭が牝馬で、牝馬の頂上決戦の要を呈している。なお、ワタクシは、馬券購入額は一日千円を上限と決めているので、「○○と○○○で財産をすった」と言った場合の「○○」に「うま」が入ることも「○○○」に「けいば」が入ることもない。何が入るかは既に記したところである。

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