拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

エール(ペーター・イェラー?)

2020-04-29 20:59:44 | 言葉

どこのうちの猫もそうだというから、猫のDNAには、人のパソコンのキーボード操作を邪魔するという指令が組み込まれているようだ。あんまり近寄るとヒゲしか写らない。

さて。WOWOWで「チャーリーとチョコレート工場」(Jデップ主演)の終わりの方をちらっと見てたら、エンドロールのBGMの歌で「cheerを送る」の部分の字幕が「エールを送る」になっていた。これこれ、こないだ「日本人のお名前」(NHK)で言ってたヤツだ。「エール」の元の「yell」の意味は「わめく」「叫ぶ」等々。あまりいいイメージではない。かろうじて「college yell」でようやく「(学生が)応援のために声をそろえる」の意味になるという。それに対し、「cheer」の意味は「歓呼」「応援」だから、「エールを送る」は本来「チアーを送る」がふさわしいく、「チア・ガール」の語法は合ってるということになる。因みに、「yell」の独訳は「schreien」。やっぱり!「schreien」もあまりいい意味ではないらしく、ペーター・シュライアー(Schreier)は、カール・ベームから「わめく人」って名前は歌手にむいてないねぇ、と言われたという。因みに「schreien」する人が「schreier」であるごとく、「yell」する人は「yeller」である。じゃあ、ペーター・シュライアーのように「yeller」も人名になるのかな、と思って「Mr.Yeller」でググったら出てきましたよ。すると、シュライアーがアメリカ人だったらペーター・イェラー?いや、英語だからピーター・イェラーだろう。ドイツにも「Schreier」がいてアメリカにも「Yeller」がいるんだったら日本にも「大声さん」がいるのだろうか。それこそ「日本人のお名前」に出てる先生だったら即答されるだろうが、ググって見たら、珍しい名字に関するサイトがあって、そこには「大声さん」の登録はないそうだ。あと「yellow」と「yell」の関係も気になる。キャーキャー言う声を「黄色い声」と言うが、まあこれは日本語の話だが、果たして「yellow」と「yell」に関連性があるのだろうか。疑問は果てないので「エール」に戻る。いまどき「エール」と言えば朝ドラ。最近は結構コミック路線。今日の放送では裕一と音の「接吻」現場を音の母親(薬師丸ひろ子)が見て、それで結婚を許した。今で言ったら「交尾」の現場を見て、といったところか(人間には尻尾はないが。いや、その痕跡はあるという)。いやいや、それだって太古の昔の話である。今だったら子供ができてやむなくってところだろうか。

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